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baseball2019.04.16

梅野隆太郎(阪神タイガース)がプロ野球選手として大切にしていること「毎日良い準備をしなければならない」

2018年シーズン、攻守に渡る活躍でゴールデングラブ賞に初選出されたキャッチャー梅野隆太郎選手(27歳)。的確な安打で攻撃にリズムをもたらし、パワフルで正確な送球「梅ちゃんバズーカ」を武器に、相手チームの脅威となっている。今シーズンに向けて意気込む梅野選手は、自身の野球についてどのように考えているのだろうか?甲子園球場で熱く深く語っていただいた。


――まず2018年シーズンを振り返ってみて、いかがでしたか?
 
梅野:昨シーズンはチーム成績が良くなかったですが、新たに前を向いて143試合を戦い抜けるように頂点を目指していきたいですね。
 
個人的にはキャリアハイとなる成績を残してチームに貢献したいです。
 
――野球を始めたきっかけを教えてください。
 
梅野:父親が草野球をやっていまして、グラウンドの隅っこでキャッチボールをしていると野球が好きになりましたね。小学生になると何か習い事をしたいと思い、少林寺の体験にも参加しましたが、楽しいと思った野球を始めるようになりました。
 
――好きな選手はいましたか?
 
梅野:ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)でキャッチャーをしていた城島健司さんが大好きで、グッズを買いましたね。
 
――いつプロ野球選手を目指すようになりましたか?
 
梅野:野球を始めた時に、「やるからにはプロ野球選手を目指す」という強い気持ちがありましたね。
 
――プロ野球選手となるためには何が必要だと思いますか?
 
梅野:怪我をしないで日々練習を積み重ねていくことですね。シーズン中、体のどこかに疲れや痛みが出てきます。無理しない範囲で戦い抜ける体となるように、毎日良い準備をしなければならないと思います。
 
――プロとアマチュアでは何が違うと思いますか?
 
梅野:やっぱり環境ですかね。プロ野球選手になると周りから見られる機会が増え、その中で戦うには強いメンタルが必要になってきます。


――梅野選手は、SSKのグラブ、バット、スパイクを使用していますね。グラブについて、どのようなこだわりを持っていますか?
 
梅野:ボールを握ってすぐ投げることができるように、ポケットが浅めで小さいものを使用しています。厚みは素手で感じることができるくらいのものが良いですね。


――バットについてはどうですか?
 
梅野:プロ1年目の時はヘッドが効いた重いバットを使っていましたが、シーズン途中から疲れが出て振れなくなりました。それから軽いものを好むようになり、今はスイングがしやすく操作性があるものを使用していますね。



(画像提供:株式会社エスエスケイ)

――スパイクを選ぶ際に何をポイントにしていますか?
 
梅野:バッティングよりもキャッチャーを主に考え、履いた時にしっくりくるスパイクにしています。左右の動きがスムーズとなるように、バランスを考えてスパイクの歯をどこに配置するのが良いのかを考えていますね。
 
――キャッチャーはしゃがんだ状態でいることが多いので、強い筋力が必要になると思います。トレーニングで意識していることはありますか?
 
梅野:万遍なくトレーニングをして、大きい筋肉、小さい筋肉、インナーマッスルをバランス良く鍛えています。自分は右投げなので、ボールを投げる際に体重が右から左へと移動します。野球では下半身の動きと体力が大切になってくると思います。
 
――守備でランナーが1塁にいる場合と3塁にいる場合に、体の動きをどのように使い分けていますか?
 
梅野:ランナーが1塁にいる場合は、正面を向いた時にランナーが動いているかどうかを視野に入れて、あとは周りの声を聞くなど頭の中でアンテナを立てながら体を動かしますね。
 
3塁にいる場合は、ボールを後ろに逸らすと失点となるリスクを背負っています。三振を狙いにいくこともあるので、ピッチャーが投げたボールがワンバウンドすることも想定しながら、雰囲気も感じ取ってプレーをしていますね。
 
――体のケアをどうしていますか?
 
梅野:体に張りがあるのは当たり前だと思っていて、張りを全部抜いてしまうと力が入らなくなってしまいます。怪我をしないように気にしてはいますね。
 
――食事のコントロールをしていますか?
 
梅野:昔は沢山食べていましたね。今では体重を気にしながらコントロールをしています。鶏料理が好きで、コメを沢山食べますね。
 
――何時間睡眠となりますか?
 
梅野:気持ち的な部分ではありますが、7時間以上は寝たいですね。


――試合で緊張した時に、どのように対処していますか?
 
梅野:1番緊張するのが試合前ですね。良いイメージを持っただけでは試合に入れないので、最悪な状況も想定します。すると不安になりますが、試合が始まれば、「よし、やるぞ」という気持ちになりますね。
 
試合前に良いイメージだけをしていると、想定外の事態が起きた時に焦りに繋がります。基本的に頭の中で最悪な状況に陥ることを考えておけば、何が起きても行動に移しやすいですよね。それが準備力となって、ちょうど良いのかなと思っています。
 
――モチベーションの上げ方はありますか?
 
梅野:シーズンを通して、ずっと調子が良いことはないですからね。ルーティーンを決めるのではなく、その時々で「これをやっておいた方が良い」と思うことを続けています。その時の気持ちに素直になってやるようにしています。
 
――これまで沢山の安打を放ってきました。忘れられない一打はありますか?
 
梅野:場面によって色々あります。プロ1年目に、ナゴヤドームの中日戦に代打で出場して、快心のホームランを打ったことですね。それで試合に勝てたので、思い出深いです。
 
――梅野選手を応援するファンにメッセージをお願いします。
 
梅野:監督が変わって新たなスタートとなります。セ・リーグを制して、ファンの皆様に喜びながら「六甲おろし」を沢山歌っていただけるようにしたいですね。
 
――最後に梅野選手にとって「野球」とは何になりますか?
 
梅野:野球とは?1番難しいですね(笑)。野球とは、何ですかね…。
 
野球とは小さい頃からやっているものであり、今では仕事となっているので、自分にとって幸せなものだと思います。阪神タイガースのレギュラーとして、次世代に夢を与えることができるように頑張ります。

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