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『サッカー日本代表新ユニフォーム、希望に満ち溢れたデザイン"日本晴れ(ニッポンバレ)"を発表!』

これは、斬新だ。
かなり、攻めた。

11月6日に発表されたサッカー日本代表の2020年モデルは、「日本晴れ(ニッポンバレ)」をコンセプトとする。一人ひとりの選手やサポーターが見てきた空がひとつにつながり、雲ひとつない最高の青空──日本晴れに向かっていく。サムライブルーこと日本代表が日本中に希望を与える日本晴れのような存在であってほしい、との願いが込められた。


ユニフォーム前面のデザインは"スカイコラージュ"と呼ばれ、それぞれの選手やサポーターがそれぞれの地点で見てきた空がひとつにつながっていく様子を、5色のブルーで表現している。濃度の異なる青が折り重なりつつ、全体のトーンは歴代のデザインのなかでもかなり明るい。それによって左胸のJFA(日本サッカー協会)のエンブレムと日の丸が、くっきりと輪郭を帯びている。

迷彩模様のようなグラフィックは、日本伝統の浮世絵から着想を得た。アディダスジャパンでは「アートとフットボールの融合」をユニフォームに落とし込んでおり、同社がオフィシャルサプライヤーを務める各国代表のユニフォームに、その国ならではのアートが反映されていくという。


背面のデザインは、両肩の部分を除いて青一色である。表面に表現されたそれぞれが見てきた空がひとつとなった最高の青空、すなわち「日本晴れ」をイメージした。色調は表面と同じく、鮮やかで明るい。それでいて、芯の強さを感じさせる"スカイブルー"となっている。

オリジナリティに溢れるのは、デザインだけではない。このユニフォームには、サインオフが配されている。アンビグラム作家の野村一晟氏とのコラボレーションだ。



サインオフはオーセンティックユニフォームの襟元の裏側に、レプリカユニフォームの右袖に、それぞれ見つけることができる。本来の役割は全体を引き締めるアクセントなのだろうがが、これが目を引くのだ。日本語の美しさと躍動感を実感できる。

「日本晴れ」のサインオフを逆さまにして読むと──男子のユニフォームは「侍魂」の、女子のユニフォームは「撫子魂」の文字が浮き上がるのだ。


ユニフォームのサイドには、アディダスの3本線が赤で描かれる。胸番号や背番号なども、赤で刻印される。

ユニフォーム本来の機能も、もちろん追求されている。最新のテクノロジーが詰め込まれた。

オーセンティックユニフォームには「ヒートレディ」が搭載される。アディダス最高峰のクーリングテクノロジーで、通気性と除熱性に優れる。衣類内環境を快適に保ってくれるのだ。

日本代表は世界各地を戦いの舞台とし、暑さや湿気とも向き合う。選手たちの高パフォーマンスにつながる機能と言えるだろう。

レプリカユニフォームは、生地素材に「エアロレディ」を採用した。ソフトで吸湿性に優れた生地で、ドライな着心地をキープする。

今回の発表に先駆けて、選手たちは新ユニフォームに袖を通している。6日の発表会見では、彼らの声も紹介された。

カタールW杯アジア2次予選で4得点をあげている南野拓実選手は、早くも興奮をかき立てられているようだ。



「非常に印象的で驚きました! デザイン自体がかっこ良くて好きです。とくにアディダスの3本線が白ではなく赤という部分が珍しく、気に入っています。これをサポーターのみなさんと一緒に着て、日本サッカーを盛り上げたいです」

日本代表とU-22日本代表で稼働する久保建英選手も、新ユニフォームを着てサポーターとともに戦うことを楽しみにしている。



「第一印象からデザインが好きです。まだ日本代表のユニフォームを着たことがない方も、ユニフォームを着ていつも応援してくださっている方にも、着やすいデザインだと思いました。ぜひこのユニフォームを着て、応援に来て欲しいです!」

なでしこジャパンこと日本女子代表からは、岩渕真奈選手がコメントを寄せた。



「派手で可愛い印象ですね。コンセプトの『日本晴れ』という言葉はすごく良いと思います。個人的にも、天気が良いとすごく気持ちが上がります。特に日本の夏の青空は綺麗ですよね」

選手の生の声を聞くこともできた。横浜F・マリノス所属でU-22日本代表に選出されている遠藤渓太選手が、発表会見に新ユニフォームをまとって登場したのである。

遠藤選手も空を見上げることがある、と言う。



「プロになって(横浜F・マリノスのホームである)日産スタジアムで試合に出るたびに、円陣を組んでから自分のポジションへ着いたあとに空を見上げることが多いですね」

キックオフ直前に空を見上げることで、不安や緊張を心のなかから締め出す。「大丈夫、自分はできる。自分ができることを90分間プレーで見せる」との決意と希望が、胸に広がっていくそうだ。

それだけに、新ユニフォームに好感触を抱く。



「最高の日本晴れということで、希望に満ち溢れたすごくいいデザインだと思います。5色の違ったブルーがかっこいいですね。『日本晴れ』を逆さまにして読むと『侍魂』になるのもかっこいいと思います。『侍魂』というのはすごくいい言葉ですし、それがユニフォームに宿っていると思います」

現在U-22日本代表として活動しているチームは、来年になればU-23日本代表となる。森保一監督が率いるチームの目標は、1968年以来52年ぶりとなる五輪の表彰台に上がることだ。来夏の東京五輪には、遠藤選手も闘志を燃やしている。

「これから競争が激しくなっていきますが、まずは所属チームで自分にできることを最大限やっていく。そのうえでメンバーに選ばれたら、メダルを目ざして自分にできる全力を尽くしたいです」

ユニフォームはその国の歴史と伝統、さらに精神性といったものを写し出す。歴代のユニフォームを思い返せば、あの日、あの時、あの場所で、男女の日本代表を演じた名勝負が鮮やかによみがえる。

生まれたばかりの戦闘着が馴染み深いものとなったとき、私たちの代表チームはどんな景色を見ているのだろう。私たちにどんな景色を見せてくれるのだろう。

日本サッカーの歴史は、新たなフェーズを迎えた。

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