なかやまきんに君がイベントに登場し、話題の「世界一ラクな筋トレ」を披露。トレーニングのポイントも語る。

新型コロナウイルスの影響によって自宅で過ごす時間が増えるなか、家でも出来るトレーニングに注目が集まった2020年。そのラストを締めくくるフィットネスイベント、「Dream Fitness Super Live」が都内で開催された。
史上初のオンラインとオフラインのコラボレーション形式で開催された当イベントには、YouTubeチャンネルのトレーニング動画が話題になった、お笑い芸人のなかやまきんに君も登場。
登録者数90万人を超えの人気YouTubeチャンネル、「ザ・きんにくTV」でも多くの支持を集めている人気プログラム、「世界一ラクな筋トレ」を披露。
なかやまきんに君は、「運動不足や初心者にはもってこい」という10種類のトレーニングを紹介。オンライン、オフラインの参加者とともに汗を流した。
業界初!360°カメラで全世界参加!ハイブリッド型イベント
概要:Dream Fitness Super Live
主催:池田ピアノ運送株式会社
Dream Fitness Super Liveは、業界初となるオンライン&オフライン合同のハイブリッド型フィットネスイベントだ。360度モニターが完備された会場にて、強い「ココロ」「カラダ」「アタマ」を作り上げるというコンセプトで開催された。なかやまきんに君が披露した筋トレの模様を簡単に紹介しよう。
(1)浅いスクワット(45秒)
冒頭で、「深いスクワットが出来る人は、深くやって下さい」と、声をかけるなかやまきんに君。
肩幅よりもやや足を開き、つま先は外側。その外側の同じ方向に膝を曲げましょう。「猫背」だと効果が半減してしまうので、しっかり胸を張ることがポイントです。
インターバル:ウォーキング(15秒)
各種目を終えたあとは、15秒のウォーキングを行います。静止した状態で、足を交互に動かし、身体の動きを止めないようにしましょう。
(2)レッグカールandバタフライ(45秒)
なかやまきんに君が「運動不足解消に最高の動き」と語る種目。まずは胸を張り、肘を真っ直ぐ伸ばした状態で、両足のかかとをお尻につけます。
身体の前で、肘と拳を合わせるようにしましょう。肩を上げないようにすることがポイントです。
(3)サイドステップand前屈(45秒)
左右交互にサイドステップを行ったあと、中心で前屈をします。
前屈をするときはきちんとお尻を引き、上半身を意識しながらしっかりと手をあげます。猫背にならないように気をつけましょう。
(4)サイドレイズandレッグランジ(45秒)
「肩周りに効果的」と言うトレーニング。肩を落とした時、胸を張ります。なかやまきんに君は「足と手の動きが違うので、混乱しないように気をつけましょう」と、注意点を語る。
(5)肩甲骨のトレーニング(45秒)
前屈をした状態でお尻を下げ、肘を引いて肩甲骨を寄せていきます。手は斜めに引き、肩に過度な力を入れたり、猫背にならないように気をつけながら、背中に効かせるようにして肩甲骨を動かします。
(6)フロントステップandラットプルダウン(45秒)
足を一歩前に出し、胸を張り、肩を落とした状態で手を引きます。手を下ろす時には、肘を骨盤に当てるイメージで姿勢を落として、肘を引きます。
きちんと胸を張りながら、一つの動作をきちんと行うように心がけましょう。
(7)サイドステップandツイスト(45秒)
左右交互にサイドステップをしながら、腕をひねります。
なかやまきんに君は、「腕まわり二の腕引き締めるイメージで、肩関節から捻ることを意識しましょう」とポイントを語る。
(8)腕ダッシュ(45秒)
続いて、その場に静止した状態で、腕だけを動かします。早く走る状態をイメージし、肘や腕を固め、体幹がぶれないように気をつけながら、両手を大きく速く動かしていきます。
「無理のない限り速く」がポイントと語るなかやまきんに君。胸、背中、肩周りの動きを意識しながらトレーニングを行いましょう。
(9)腹筋とウエストのトレーニング(45秒)
左右交互に、片側の肘とその反対側の膝を近づけます。なかやまきんに君は、「膝や足を高くあげる必要はないですが、上半身を前に倒さないように気をつけましょう」と、注意点を語る。
膝と肘を着けた状態で止めると、より強度のある腹筋やウエストのトレーニングになります。捻って絞り込むようなイメージでトレーニングしましょう。
(10)肘回しandレッグランジ(45秒)
「肩まわりの運動不足や、肩痛解消に最適」というトレーニングがラストを飾る。レッグランジをしながら、肘を曲げた状態で、「自分の出来る限り早い速度」で肩を後ろに回します。この時、小指を上にしながら、肩関節からしっかり回すことを意識しましょう。
トレーニングを終えた後、なかやまきんに君と参加者による「筋肉ポージング」で幕を閉じた。
――イベントに参加された感想を教えて下さい。
なかやま:オンラインで繋がりながらイベントを行ったのは初めてでした。YouTubeでは、こちら側からの一方的な発信を見てもらっていますが、画面を通していろいろな国の方が見ていたり、手を振った時に反応があったりして新鮮な印象を受けました。
一方で、会場でのお客さんの反応を見たり、フォームを見ながら解説を付け加えたりする「ライブ感」もあり楽しかったです。
――「世界一ラクな筋トレ」が人気を集めていますが、このプログラムを作られたきっかけを教えてください。
なかやま:僕らの「筋トレ」は、筋肉を大きくして、ダイエットで体脂肪を燃焼することが目的です。僕は、筋トレ歴25年目。筋肉を成長させるために、「どうやって負荷をかけてキツくするか」を追求して、日々のトレーニングを続けてきました。なので、もともとは「ラクな方がいい」って発想は無かったんです。
でも、動画などでトレーニングの情報を発信していくと、さまざまな体力の人が見ていることがわか流ようになりまして、「ラクな筋トレ」という分野があることを知りました。
どんな人でも、運動したら楽しくなると思うんですよ。でも、きっかけがなかったり、「キツいんじゃないか」という先入観があって、なかなか始められない人もいる。
まずは、「フィットネス」に触れてもらわないといけない。タイトルに「ラクな」が入っていると、「見てくれる人もいるのではないか?」と思って始めたのですが、思った以上にトレーニングへの反響がありまして…。「これなら出来る」という方が多くいらっしゃいました。これは、僕にとって初めての経験でしたし、「『キツい』だけがトレーニングじゃないんだ」ということを知るきっかけになりましたね。
――YouTubeチャンネルの「ザ・きんにくTV」で紹介されているトレーニングは、どういうタイミングで思いつくんですか?
なかやま:まずは「全身バランス良く」ということを考えています。あとは、自分でトレーニングメニューを考えた経験を元にして、器具なしでどうやって関節を可動させるか。可動させるにはどうすればよいかを考えながらメニュー作りに取り組んでいます。
――「器具無し」というお話が出ました。今年は、新型コロナウイルスの影響により、「ジムに行きにくい」という方も多くいらっしゃいましたが、自宅でトレーニングをする際に心がけた方がいいことはありますか?
なかやま:「ウォーミングアップ」とか「クールダウン」は、絶対にやって欲しいなと思います。
YouTubeのトレーニング動画では、ポイントを出来るだけコンパクトにしています。字幕では「ウォーミングアップをやってください」とか入れていますが、家の中だと、準備体操をしないでも始められてしまいます。「屈伸」、「アキレス腱」、「肩回し」のような簡単なものだけでも良いので、まずは準備運動を忘れずに行って欲しいですね。
なかやまきんに君関連リンク
ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】
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