フリーワード検索

other2022.07.19

自信をもって生きる、女性の自尊心を育むキックボクシングエクササイズ|人気急上昇中のオンラインフィットネス「アルペンビヨンドプログラム」で輝くインストラクターに迫る!【第3回 Monicaさん編】

コロナ禍による生活様式の変化もあり、教室に通わなくてもトレーニングができるオンラインフィットネスが注目されているなか、アルペングループのオンラインフィットネス「 アルペンビヨンドプログラム(Alpen BEYOND PROGRAM) 」が、今熱い!
 

実績豊富な超一流インストラクターが目的・レベル別にプログラムを設計しているので、「1回のプログラムが5〜10分だから、無理なく続けやすい」「しかも入会金0円、見放題で月額税込500円でレッスンが受けられるなんてお得すぎる」と、仕事や子育てに忙しい30〜50代の女性を中心に支持を集めています。
 
そこで、特に気になる「エイジング×フィットネス」をテーマに、人気インストラクターからさまざまなお話を聞いてみようと始まった、全4回でお届けする連載企画!

第3回のインストラクターは、本場アメリカのキックボクシングエクササイズを日本で普及し、現在は一般社団法人ジャパン・フィットネス格闘アーツ協会の理事長も務めるMonicaさんです。

アメリカ留学時代は「女性と運動」について深く学び、大学院まで卒業されたという経歴からも、興味深いお話をたくさん聞けそうな予感……!

ではさっそく、インタビューの様子をレポートしたいと思います。


――インストラクター歴が30年とのことですが、まずはキャリアをお聞かせください。

Monicaさん:

最初にフィットネスに出会ったのは、体育大学に通っていたときです。アルバイトでインストラクターをしていましたが、体育の教師になるために大学に進学したということもあって、いったん特別支援学校で非常勤の体育教師になりました。

しかし、普通の学校とは異なり、朝からずっと生徒を抱きかかえてお世話をする毎日。ちょっとのミスが命に関わることだって起きかねないので、かなり神経を使っていたと思います。それに加えて真面目すぎる性格も重なり、一生懸命頑張れば頑張るほど、自分も精神的に追い込まれてしまって。

日に日に痩せていく私を見て、友人が、気分転換も兼ねてフィットネススタジオのレッスンに誘ってくれたんです。すると、あまりの楽しさに「ゔゔゔ……楽しいっ」と泣きながら踊っているものですから、友人の方が驚いていました(笑)。

その後しばらくして、任期を更新するタイミングのときに「やっぱりフィットネスの世界に行きたい!」と親を説得し、小さなフィットネスクラブを経営する会社に転職しました。


――そこからはフィットネスの世界にどっぷりと?

Monicaさん:

そのときの上司が、ダンス経験を経てフィットネス業界に入って来たような人で、ちょうどニューヨークから帰国されたばかりだったんですね。「フィットネスインストラクターに挑戦したい」と上司に言うと、「じゃあ今のうちに休みを使って資格を取るといいよ!」と勧めてくださって、休日と有給を養成コースのある日に合わせてもらえたおかげで、資格を取ることができました。

ちなみに養成コースに通い始めた頃はすでに24歳になっていて、周りはみんな10代だったこともあり、あだ名は「お母さん」でした。まだ20代前半なのに(笑)。

それから数年して念願のフリーのインストラクターになったものの、もっと勉強したい欲が出て、再び大学に行くことにしたんです。しかし、当時の日本には仕事をしながら大学に行けるシステムがありません。世界も視野に入れて探した結果、アメリカにあるワシントン州立大学なら、さまざまな総合大学のなかでも体育科が一番強く、運動がメインの大学でかつ両立できることも知り、思い切って渡米しました。


――英語が得意だったのですか?

Monicaさん:

いえ、まったく(笑)。高校時代は赤点ばかりで、日本の大学では英語が苦手すぎてドイツ語を選択したくらいです。そんなわけで、まずは語学学校に通いながら大学のアンダーに編入しました。同級生は高校を出たての18〜19歳の子たちばかりで、その頃私は27歳を過ぎていてこれまた「お母さん」ですよね(笑)。でも、そのときに年齢に関係なく友達ができて、今でも付き合いがあるんですけれど、すごくいい財産になったと思っています。

大学編入後は言葉の壁に苦労しながらもなんとか足りない単位を取得し、大学院に進みました。そこで出会ったのがレクリエーションandレジャースタディ(Recreation & Leisure Studies)です。その中にある女性学という女性と運動の関係を学ぶ分野に興味を持ち、そこから深く勉強するようになりました。

ちょうど時を同じくして出会ったのが、キックボクシングエクササイズ。いわゆる格闘技エクササイズですね。もともと格闘技が大好きだったうえに、音に合わせながらエクササイズをするなんて、私にとって大好きなもの同士がくっついたまさに「凄い、これ!!」な世界に、感動しきりでした。

そこで、キックボクシングエクササイズインストラクターの資格を取得し、大学内のスポーツクラブでインストラクターのアルバイトを始めて、さらにはアンダーで体育の授業を受け持つことにもなりました。日本で取得していた、アメリカで通用するAFAA(JWI ATHLETICS and FITNESS ASSOCIATION of AMERICA)という資格を活かせたのはラッキーでしたね。

その頃にはすでに30歳を過ぎていたので、生徒と話しているときに「え、Monicaって私のママと歳が近い!そんな人とお友達になれてうれしい!」みたいな出来事もあり、もちろんあだ名はこれまた「お母さん」という(笑)。今となっては懐かしい思い出です。


――大学院での学びと、キックボクシングエクササイズの出会いがその後の人生に大きく関わることに?

Monicaさん:

そうですね。大学院では「キックボクシングエクササイズにおける考察」という内容の卒業論文を書いたくらいですから。研究データを取っているときに、格闘技系エクササイズにおいて女性は男性に比べて「自尊心が上がる」効果が高いという結果を導き出し、「自己肯定感を上げるエクササイズ」ということが証明できました。

当時、大学院を卒業するとグリーンカードが下りてアメリカで仕事ができたので「このままシアトルで働こうかな」と思っていた矢先に、日本で仕事をしていたときの縁で「アメリカで流行っている格闘技系エクササイズを日本に持ち帰って広めてくれないか」と打診されたのです。

そのときに、「あぁ、日本でキックボクシングエクササイズを広めることが、私に与えられた次の使命なのかな」と思い、日本に帰ることにしました。渡米してから、5年後のことです。

それから22年、キックボクシングエクササイズを広める活動をずっと続けています。


――アルペンビヨンドプログラムでは、どんな人にレッスンを受けてもらいたいとお考えですか?

Monicaさん:

キックボクシングエクササイズを日本に持ち帰ったばかりの頃は、生徒さんも20〜30代がほとんどでした。それから20年ほど過ぎ、生徒さんも一緒に年齢が上がってきたときに一番思うのは、「運動は、人間にとってすごく大事だ」ということです。特に女性は。

今は「人生100年時代」と言われていますが、明治時代の頃はまだ、日本人の平均寿命が40年くらいしかありませんでした。そう考えると、今の私たちは1回の人生の中で次の人生も歩めるんですよね。

だからこそ、この先の50年をもっと有意義に、自分のために生きる人生を楽しんでもらいたい。私はそれを「リボーン世代」と呼んでいます。結んだリボンとRebornをかけて。「もっと自由に、もっと違うことを楽しまない?もっと新しい自分に会おうよ!」って。

そう考えたときに、もう一度人生を楽しむためにはキックボクシングエクササイズが最適なんですね。しかしながら、キックボクシングエクササイズはインストラクターが正しく安全にレッスンをしなければ、膝や股関節を痛めてしまう。そこで、レッスンではボディシェイプをはじめ、身体にとっていいこと、身体の使い方、なぜこれがいいのかなどを必ず伝えてから始めています。安全で効果的に、楽しくなければエクササイズではありませんから。それを私のプログラムでみなさんに体感していただきたいです。


――人生100年時代、楽しく折り返すために日常の中に運動を取り入れる、ということですね。

Monicaさん:

そうですね。リタイアするのではなく。新たな人生をもう1回楽しむために。

アンチエイジングという言葉をよく聞くと思いますが、人間というのはエイジングするのが当たり前なんです。それが人間だし、成長するのが人間じゃないですか。そういう意味では、一生成長なんですよね。

成長しないと、現状維持はできません。落ちていくだけになってしまう。レッスンでも、「みんなで成長していこうね」と声をかけています。

今、私のクラスの生徒さんで、20年くらい前にレッスンを始めてずっと続けている70代の方がいらっしゃいますが、すごくお元気で、よく「マイナス20歳若返るレッスンだね」と話しています。アンチエイジングではなく、エバーグリーンです。

アルペンビヨンドプログラムで行っているレッスンも「D-Kick」という名前がついていて、この「D」というのが「ダイアモンド」のDなんですね。「何よりも強い」ダイアモンド本来の意味と、永遠に輝き続ける宝石であることから、輝くような美という意味も込められています。

普通に元気よく年齢を重ねていくと、キレイになっていくはずなのです。毎年、「今がいちばん全盛期!」と言い続けているのは、そういう理由からに他なりません。人間は進化しますから、こんなもんだと諦めることはないと、いつも思っています。


――キックボクシングをはじめとする格闘技エクササイズを体験したことがない人もできますか?

Monicaさん:

もちろん!むしろ今まで格闘技に興味がなかった、そういう番組も観たことがない、という人にこそ体験してもらいたいですね。キックボクシングエクササイズは、言うなれば「エア格闘技」なので、痛くないし、人も傷つけないし、自宅でレッスンするのであれば人と比べられることもないし、争わないし。

「こういう世界があるんだ!」というものをまずは観に来てもらいたいですね。そこで楽しんでもらえたら、少しずつハマっていくのではないかと思っています。


――最後に、みなさんにメッセージをお願いします。

Monicaさん:

特にリボーン世代の皆さん、一緒にエバーグリーンを目指していきましょう!

1日1回でいいので、毎日歯を磨くように、お風呂に入るように、ご飯を食べるようにエクササイズを続けていただくと、「ランナーズハイ」みたいな感覚に包まれる瞬間がやってきます。それが、「キックボクシングハイ」です!それを一度味わったら、楽しくてもう抜け出せませんから(笑)。


以上、キックボクシングエクササイズ「D-Kick」のインストラクター、Monicaさんのインタビューをお届けしました。歳を重ねることが楽しみになってくるような内容に、「よし、私も成長するぞ!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次回はいよいよ最終回。ぜひお楽しみに!
 


[インストラクターインタビュー記事はこちら]

https://media.alpen-group.jp/media/tag/ABPinterview
 


■Monicaさん プロフィール

一般社団法人ジャパン・フィットネス格闘アーツ協会理事長。フィットネスインストラクター歴30年。キックボクシングを中心としたエクササイズの普及に長年従事し、高齢者の運動指導まで幅広くこなすカリスマ女性インストラクター。


■Alpen BEYOND PROGRAM

https://store.alpen-group.jp/beyond-program/

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索