食事制限はダイエットに効果的? 痩せない原因や行う際のポイントをご紹介

太ってしまう原因には、食事から摂取するカロリーが日々の活動で消費するカロリーよりも多くなることが挙げられます。ダイエットのために、摂取カロリーを抑える「食事制限」に取り組んでいる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、食事制限をしているのに思ったよりも痩せない、リバウンドして逆に太ってしまったなどと悩んでしまうこともあるはずです。食事制限はダイエット方法のひとつですが、やり方を間違えると痩せなかったり、体調を崩したりする恐れがあります。
ここでは、食事制限をしているのに痩せない原因や、正しいやり方のポイントなどをご紹介します。
【目次】
■正しい食事制限と一緒にアルペンビヨンドプログラムで運動に取り組もう
■ダイエットで食事制限をしているのに痩せない原因は?
食事制限は誰でもすぐに行えるダイエット方法ですが、思ったほど効果が出なかったり、逆に太ってしまったりすることも考えられます。
食事制限で痩せない場合に考えられる原因を、いくつかご紹介します。
・過度な食事制限
痩せない原因のひとつに、過度な食事制限が挙げられます。人間の体は、空腹状態が長く続いて飢餓状態になると脂肪を蓄えようとします。つまり、体に脂肪が溜まりやすくなるため、食事量をもとに戻すとすぐにリバウンドして太ってしまうのです。
また、食事制限で筋肉の材料になるタンパク質が不足すると、筋肉量が落ちていきます。筋肉量が落ちると基礎代謝(呼吸や体温維持など、生きるうえで必要な最低限のエネルギー)も減るため、リバウンドしやすい体になってしまう点にも注意が必要です。
食事制限を行う場合も、食事の回数を減らしたり断食したりするのは避け、1日3食しっかり食事を摂ることをおすすめします。
・特定の食品だけ食べている
「○○を食べるだけ」など、特定の食品だけを食べる食事制限は、栄養バランスが偏りやすいため避けましょう。筋肉が落ちてしまうだけでなく、便秘や肌荒れといった体の不調につながったり、ストレスが溜まって食べ過ぎたりする恐れがあります。
また、「○○だけ食べるダイエット」に加えて、特定の食材や栄養を極端に制限するダイエットにも注意が必要です。過度に食べるのを控えて栄養が不足すると、体はエネルギーを作るために筋肉を分解するため、基礎代謝が落ちてしまいます。
摂取カロリーを意識する必要はありますが、栄養バランスを考えることが大切です。
・ストレスが溜まっている
無理な食事制限を行うことで、ストレスが溜まってしまうのも、痩せにくかったりリバウンドしたりする原因のひとつです。
食事制限でストレスが溜まると、モチベーションを維持できずにダイエットの継続を諦めてしまう可能性があります。反動で暴飲暴食してしまうこともあるでしょう。
食事制限をしている最中につい食べ過ぎてしまうという方は、ストレスを溜めないダイエットを意識する必要があります。
■間違った食事制限のデメリット
過度な食事制限で栄養バランスが崩れると、疲れやだるさを感じる、風邪を引きやすくなる、ホルモンバランスの崩れ、便秘、肌荒れなど、さまざまな不調につながる恐れがあります。
仮に一時的に痩せられたとしても、リバウンドして体重が戻ったり、体調を崩してしまったりしては意味がありません。
極端に食事量を制限するなど、すぐにダイエットの効果を出そうとするのではなく、長期的に取り組んで健康的に痩せることを意識しましょう。
■ダイエットで食事制限を行う際のポイント
ダイエット中に食事制限を行う際は、いくつかポイントを押さえることが大切です。効果的な食事制限を行うためのポイントを、3つご紹介します。
・栄養バランスの良い食事を摂る
食事制限によるダイエットを健康的に成功させるには、栄養バランスの良い食事を心がけ、必要な栄養を過不足なく摂取することが大切です。タンパク質・脂質・炭水化物(糖質)の3大栄養素をはじめ、ミネラルやビタミン類、食物繊維など、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
食事制限を行う際は、食事の品数を増やす意識を持つことをおすすめします。品数を増やせば、自然とさまざまな栄養を摂れるようになります。
この時、1食ごとにバランスを考えるのではなく、1日のすべての食事でバランスが取れるようにするのがポイントです。
また、摂取カロリーを消費カロリーより低くすることは大切ですが、カロリーが低いものだけ食べる必要はありません。前述の通り、カロリーが不足して体が飢餓状態になると、脂肪をため込みやすくなります。摂取カロリーが基礎代謝を下回らないように意識すると良いでしょう。
・よく噛んで食べる
よく噛んで食べることも重要です。噛む回数を増やすと満腹中枢が刺激されるため、普段より少ない食事量でも満足感を得やすくなり、食べ過ぎを防止できます。
食事を始めてから満腹中枢が刺激され満たされるまでには、少し時間がかかります。急いで食べるのではなく、ゆっくりと時間をかけて食べるのもポイントです。
また、野菜などの食物繊維を含んだ食品、タンパク質を含む食品、炭水化物を含む食品の順番に食べることも意識すると良いでしょう。
・食べるタイミングを計る
食事のタイミングも、ダイエットを行ううえでは大切なポイントです。食べるタイミングによっては、同じ食事でも太ってしまう可能性があります。
特に、夕食を食べるタイミングには注意が必要です。夕食後は基本的に寝るだけなので、食事のタイミングが遅すぎると摂取したカロリーが消費されず、そのまま脂肪として溜まる恐れがあります。
睡眠の3時間ほど前までを目安に、夕食を済ませることをおすすめします。仕事などの都合で夕食の時間が遅くなってしまう場合は、夕食の量を減らしたりカロリーが低い食品を使ったりして調整すると良いでしょう。
■適度な運動も大切
ダイエットの基本は、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態にすることです。食事制限で摂取カロリーを減らすだけでなく、適度な運動で消費カロリーを増やせば、ダイエットが成功しやすくなります。
ダイエットでは、脂肪を燃やすことができる「有酸素運動」と、筋肉量を増やして基礎代謝を上げる「筋トレ(無酸素運動)」の2つを組み合わせて消費カロリーを増やすのが効果的です。
有酸素運動の例としては、ウォーキングやジョギング、ストレッチ、水泳などが挙げられます。自分が取り組みやすく、継続できるものからチャレンジしてみてください。
無酸素運動にも腕立て伏せや腹筋(クランチ)、背筋など、さまざまなメニューがありますが、筋トレ初心者の方はスクワットを行うのがおすすめです。体の中でも大きな筋肉がある下半身を集中して鍛えられるため、効率的に基礎代謝のアップが期待できます。
■正しい食事制限と一緒にアルペンビヨンドプログラムで運動に取り組もう
摂取カロリーを抑える食事制限は、ダイエットにおいては大切な考え方といえます。しかし、間違った方法だと痩せられなかったりリバウンドにつながったり、体調を崩したりすることもあります。
栄養バランスの良い食事を摂る、過度に食事量を制限しないなど、正しい方法で食事制限を行うことが大切です。
また、効率的なダイエットには、食事制限と平行して運動を行うこともポイントです。オンラインフィットネス、アルペンビヨンドプログラムでは、幅広いレベルのメニューを取り揃えています。
気軽に始められるので、ダイエットにチャレンジしたい方は活用してみてはいかがでしょうか。
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