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golf2025.06.10

軽く/長くなど、カスタムの幅が無限大のミニドラ 【グッと深掘りゴルフギアVol.150】PXG「シークレットウエポンミニドライバー」編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第150回目は、PXGの「シークレットウエポンミニドライバー」を取り上げる。

本連載でも集中的に取り上げてきたミニドライバー。ドライバーと3Wの中間的クラブとして、いまどきの大型・大MOIドライバーが苦手な人はもとより、より方向性重視のティーショット用クラブがほしいというニーズや3Wよりも飛ぶクラブがほしいという声に応える「新ジャンル」のクラブだ。

今年はテーラーメイド、キャロウェイのほかにタイトリストもミニドライバーを発売。さらにはアメリカ発のハイエンドクラブメーカーPXGもミニドライバーをリリースした。

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちの間では、このPXG「シークレットウエポンミニドライバー」が、ほかにはない個性があってなかなか面白そうだと注目を集めているという。

プレステージ神戸店の濱西剛史フィッターに話を聞いた。

 

『プレステージ神戸店勤務の濱西剛史フィッター』

「PXGの『シークレットウエポンミニドライバー』は、ヘッド体積が300ccと各社のミニドラのなかでも中間的。ティーショットでもフェアウェイからでも万能に使えるミニドラで、顔もいいし飛距離性能も高い完成度の高いミニドラです。でもいちばんのポイントは独特のウェイトにあって、かなりカスタムの可能性が広いのが面白そうですね」(濱西さん)

 

『PXGのミニドラ「シークレットウエポンミニドライバー」』

 

『ヘッドサイズは300ccで、ティーショット、芝の上、どちらからでも扱いやすい』

濱西さんの言う「ウェイト」とは、ソール部分にある交換可能なウェイトビスだ。

「シークレットウエポンミニドライバー」は、ウェイトポートがソールの前、後ろ、ヒール、トウと菱形に4カ所ある。デフォルトではそれぞれ前後に各2.5g、トウヒールに各15gのウェイトが入っているが、このウェイトが「いじりがいがある」というのだ。

 

『ソールに4つのウェイトポートがあるのが大きな特徴』

「ウェイト4カ所というのはテーラーメイドの『r7 QUAD ミニドライバー』と同じですが、『シークレットウエポンミニドライバー』は、4つのウェイトポートのうちトウとヒールの2カ所はウェイトポートの穴が貫通していないんです。つまり、ウェイトを外したままでも使えるということ。これによってデフォルトよりも最大30gもヘッドが軽くできるんです」(濱西さん)

 

『ウェイトは2.5、5、7.5、10、12.5、15、17.5、20gから選べるが、トウとヒールの2カ所にはウェイトをつけずに使うことも可能』

ヘッドを軽くすることができれば、パワーがない人でも使えるミニドライバーが作れる。従来ミニドライバーはある程度のパワーヒッターがターゲットではあるが、ヘッド自体は特段扱いにくいわけではなく、ロフトやシャフト次第ではユーザーを選ばない。「シークレットウエポンミニドライバー」なら、いままでスペック的な理由でミニドライバーを見送ってきた人にも、使えるスペックが提案できるというわけだ。

さらにヘッドが軽くできればシャフトを長くすることも可能。「シークレットウエポンミニドライバー」はスタンダードの長さが43.75インチだが、通常のドライバーとほぼ同じ45インチのシャフトを装着するカスタムもできる。

ミニドラの小ぶりヘッドの操作性を求めつつ、飛ばしにはこだわりたいという人にとっては、これは新たな可能性といえるだろう。

「もともとPXGはフィッティングありきのメーカーですが、プレステージのフィッティングなら『シークレットウエポンミニドライバー』の可能性をさらに大きく引き出すことができると思います。ミニドラに興味があるけれどもスペックなどの面で二の足を踏んでいた方は、ぜひ『シークレットウエポンミニドライバー』で新しい可能性を探ってみていただきたいですね。私たちも全力でサポートします!」(濱西さん)

PXGの「シークレットウエポンミニドライバー」。

気になった方はぜひ、ゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。

 

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