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outdoor2024.05.16

【女性向け】山登りはおしゃれな服装で楽しもう! 服選びの基本と季節ごとのコーデ例

トレッキングや登山など、山登りを楽しむには適した服装の用意が必要です。機能性が高く、おしゃれなデザインの服装を用意すれば、さらに山登りを楽しめるようになります。
「山ガール」と呼ばれる、山登りを趣味にしている女性の中にも、服選びで悩んでいる方はいらっしゃるでしょう。
ここでは、レディースの山登りの基本的な服装と、季節ごとのコーディネートのポイントをご紹介します。

 

【目次】

■山登りの基本の服装と必要なアイテム

・アウター

・ミドルレイヤー

・ベースレイヤー(インナー)

・ボトムス

・ザック

・トレッキングシューズ(登山靴)

■【季節別】快適さとおしゃれを両立する服装のポイント

・【春】明るいカラーの服で防寒を

・【夏】紫外線対策がマスト

・【秋】カラフルな色使いでおしゃれに

・【冬】防寒・防風対策をしっかり行おう

■山の服装はおしゃれと機能性の両立がポイント

 

■山登りの基本の服装と必要なアイテム

山登りの基本の服装と必要なアイテム

 

山登りを安全に楽しむには、必要な機能を備えた服とアイテムを用意することが大切です。デザインだけを重視して服を選ぶと、快適に山登りを楽しめない可能性があります。
山登りにおける基本的な服装と、用意しておきたいアイテムは、以下のとおりです。

 

・アウター

ウィンドブレーカーや厚手のダウンジャケット、レインジャケット、マウンテンパーカーなど、一番外側に羽織る服がアウターです。
アウターは雨風を防いで体を保護することが目的なので、防水性や防風性、耐久性が高いウェアを用意する必要があります。加えて、透湿性にも優れていて、湿気を外に逃がしてくれるものを選ぶと、快適に過ごしやすくなります。

また、山登り用のアウターはカラーバリエーションが豊富です。コーディネートに合わせて、お気に入りのカラーやデザインの服を用意すると良いでしょう。

 

・ミドルレイヤー

シャツやフリース、薄手のダウンなど、アウターとベースレイヤーの間に着る服がミドルレイヤーです。保温性や動きやすさに優れたものを選びましょう。
気温や体温の変化にすぐ対応できるように、脱ぎ着しやすいものを用意するのがポイントです。

機能性に加えて、アウターと相性が良いカラーやデザインかどうかを考えながら選ぶと、コーディネートをおしゃれに仕上げられます。

 

・ベースレイヤー(インナー)

直接肌に触れる衣類がベースレイヤーに当たります。着心地が良く、吸汗速乾性にも優れた化学繊維のウェアや、保温性・吸湿性が高いウール素材のウェアを選ぶのがおすすめです。

山登りの際は、コットン素材で作られたウェアの着用は避けましょう。コットンは吸水性に優れている反面、乾きにくいという特徴があります。汗冷えで体温を奪われ、体調を崩してしまう恐れがあり危険です。

 

・ボトムス

山登りでは、文字通り山道を登ったり、下ったりすることになります。伸縮性に優れていて、足を動かしやすいボトムスを着用するのが基本です。
伸縮性に加えて、撥水性や速乾性、通気性なども持ち合わせていると、快適に山登りを楽しめます。

また、虫刺されや擦り傷などを防ぐために、ロングパンツを着用することもポイントです。ショートパンツやキュロットスカートといった丈の短いボトムスを履く場合は、レギンスやタイツと合わせて肌の露出を防ぎましょう。

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・ザック

ザック(リュック)は、トレッキングや登山といった山登りに欠かせないアイテムのひとつです。
荷物を背負うことで、両手を空けて行動できるようになります。手で持つよりたくさんの荷物を運びやすい点もメリットです。

ザックを用意する際は、自分の体にフィットするかどうかの確認が重要です。体に合うザックなら、荷物を背負った時の負担を軽減できます。
必要なザックの容量は季節や山の難易度、荷物の量などに左右されますが、日帰りのトレッキングで20~30L程度が目安です。

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・トレッキングシューズ(登山靴)

山歩きを楽しむには、トレッキングシューズ(登山靴)も用意しておく必要があります。普段使いに便利なスニーカーは、平地を歩くために作られたシューズで、足場の不安定な場所が多い山道を歩く用途には向きません。
滑って転んだり、靴が壊れたりする可能性もあるため、着用は避けましょう。

また、トレッキングシューズは、履き口の高さによって特徴が異なります。登る山やシーンに合わせて選ぶことも大切です。

【ローカット】
足首を自由に動かせるのが特徴で、スニーカーに近い感覚で履くことができます。キャンプや、なだらかな山道を歩くハイキングなどに最適です。

【ミッドカット】
ローカットとハイカットの中間くらいの丈があり、足首を適度に保護できます。ハイキングから日帰り登山まで、幅広いシーンに対応できるのが魅力です。

【ハイカット】
足首をしっかりと固定でき、安定感に優れているのがハイカットです。岩場や急な斜面も歩きやすいので、本格的な登山に適しています。

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■【季節別】快適さとおしゃれを両立する服装のポイント

【季節別】快適さとおしゃれを両立する服装のポイント

 

山登りの際は、基本的な服装のポイントさえ心がけておけば、さまざまなコーディネートでおしゃれを楽しめます。
ここからは、快適さとおしゃれを両立する山登りの服装のポイントを、季節別にご紹介します。

 

・【春】明るいカラーの服で防寒を

気温が上がり始めるとはいえ、春はまだ寒さが残る季節です。標高が高い山間部は都市部よりも気温が低く、服装によっては寒さを感じることも考えられます。
汗冷えで体温が低下する恐れもあるので、防寒や汗冷え対策できる服装を選ぶことがポイントです。
吸汗速乾性や保温性に優れたインナー、薄手のマウンテンパーカーなどを用意して、気温に合わせて服装を調整すると良いでしょう。

このとき、明るい色のアウターとレギンスで統一感を出したり、春らしいカラーのチェックシャツを取り入れたりすると、おしゃれなコーディネートに仕上がります。
トップスにカラフルなアイテムを使用したら、ボトムスをシンプルなデザインにするなど、全体でバランスを取るのもおすすめです。

 

・【夏】紫外線対策がマスト

標高の高い山には日差しを遮るものが少ないため、紫外線が強くなります。夏場の山登りは、つばがあるハットや薄手のTシャツ、アームカバーなどを活用して、肌の露出を避けることが大切です。
肌の露出を抑えるのは、虫刺されやけがの予防としても役立ちます。

気温が高く汗をたくさんかきやすいので、吸汗速乾性や通気性に優れるウェアを用意することもポイントです。
緑や青など、夏らしい爽やかなカラーを取り入れると、季節感のあるコーディネートを楽しめます。

 

・【秋】カラフルな色使いでおしゃれに

気温が下がり始める秋も、春と同じく防寒対策が必須です。体温調節をしやすいように、薄手のジャケットやフリースを用意しておきましょう。

秋頃の山は、紅葉で鮮やかに色づいていることも考えられます。紅葉に合わせて赤やオレンジといったカラフルな色、自然を感じさせるカーキのようなくすみ色を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

・【冬】防寒・防風対策をしっかり行おう

寒さが厳しい冬の山登りは、防寒・防風対策を重視しましょう。低体温症を防ぐために、防寒性と防風性に優れたダウンジャケットや厚手のフリース、ニット帽、グローブなどを忘れずに用意してください。

山によっては、雪が積もっていることも考えられます。白い雪によく映える、鮮やかなカラーのアイテムを使うのがおすすめです。

 

■山の服装はおしゃれと機能性の両立がポイント

山登りで着用する服装は「いつ、どのような山に登るのか」によって大きく異なりますが、基本的には自分好みの服を着て、おしゃれに山登りを楽しむのがおすすめです。

ただし、快適に山登りを楽しむためには機能性に優れたウェアが欠かせません。夏場なら吸汗性や速乾性を、寒さの厳しい季節は防寒性や防風性を備えたウェアを用意する必要があります。
デザインだけでなく、実用性も考えたうえで、山でのファッションをおしゃれに楽しみましょう。

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