小ぶりヘッドで強弾道。飛ばしのミニドラを求めるならコレ! 【グッと深掘りゴルフギアVol.145】タイトリスト「GT280」ミニドライバー編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第145回目は、タイトリストのミニドライバー「GT280」を取り上げる。
各社から新しいミニドライバーが続々と発売されるなか、ついにタイトリストも4月18日にミニドライバーを発売した。「GT280」がそれだ。
ゴルフ5プレステージでも発売前から試打クラブをテストし、他のミニドライバーとの比較も含め研究を重ねてきた。
プレステージ広尾店勤務のフィッター中村柊介さんは「飛距離性能なら、ミニドラ随一かも」と飛びのポテンシャルを高く評価する。
『プレステージ広尾店の中村柊介フィッター』
『タイトリストから初のミニドライバーとなる「GT280」が登場』
「ヘッドサイズが280ccと他社モデルよりも小さいせいもあって、構えた感じはずいぶんFWっぽい雰囲気なんですが、飛距離性能はかなり高いですね。他社のミニドラと比べるとややハードめで、強い低スピン弾道。標準スペックで使いこなすにはある程度のパワーがほしいですが、キャリーが出せる人にとっては普通のドライバーに劣らぬ距離が出せると思います」(中村さん)
『その名の通り、ヘッド体積は280ccで、各社のミニドライバーの中でもヘッドが小さい』
一方でロフトは13度のみで、他社のように11.5度はない。ヘッドが小さめなことに加え、フェースがソールにまで入り込む「鍛造Lカップフェース」を採用しフェース下部でのヒットに強いことや、3W用のシャフトがそのまま使える点など、FW的な要素も多い。
中村さんも「リーディングエッジも低いので、意外とフェアウェイからの“直打ち”もしやすいなと感じました」と話す。
「GT280」は、ソールの前後に3gと11gのウェイトビスが搭載されているのもポイント。デフォルトでは後方が重い11gだが、これを入れ替えると重心深度が浅くなりさらに強弾道になる。
『前方に3g、後方に11gのウェイトがあり、前後の入れ替えが可能』
「ヘッドスピードがある方がティショットで飛ばすことを考えるなら、11gのウェイトを前に持ってくるのもアリです。さらにプレステージではカスタムシャフトの対応幅が広いので、このウェイトやカチャカチャまで考慮したさまざまなカスタムも可能です。基本の長さは43.5インチですが、ドライバー用のシャフトを採用すれば長くすることもできます。そういった点まで考慮すればかなり面白いアイテムだと思います」(中村さん)
『長さは43.5インチ。長さに苦手意識がある人にとっては扱いやすい』
ミニドライバーを検討するお客さまは、大型ヘッドのドライバーに馴染めない人や、飛距離より方向性を求めているケースが多いというが、「GT280」なら、安定して飛ばせるミニドライバーとしてチョイスできる。「ドライバーが苦手だから」という理由でミニドライバーを求める人は、より注目のアイテムになりそうだ。
ゴルフ5プレステージでは、実際に試打が可能。気になった方は店舗に足を運んでいただき、実際に試打してみては。
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