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golf2024.08.20

ミズノ「JPX925」シリーズが発売 肉薄の「等高線フェース」でミズノ史上最高の飛び!

ミズノは今夏、アマチュア向けのブランド「JPX」シリーズのニューモデルを発売する。

軟鉄鍛造アイアンに定評のあるミズノではあるが、アマチュアの間では、ミズノらしい美しい顔でやさしく飛ばせる「JPX HOT METAL(ホットメタル)」シリーズも高い人気を誇っており、今回はその最新モデルとなる。

新商品は「JPX925ホットメタル」シリーズ。スタンダードモデルとなる「JPX925ホットメタル」のほか、小ぶりヘッドの「JPX925ホットメタルPRO」、高弾道が打ちやすい「JPX925ホットメタルHL」の3モデル展開となっている。


「JPX925 ホットメタル」アイアン


「JPX925 ホットメタルPRO」アイアン


「JPX925 ホットメタルHL」アイアン


最大の進化ポイントは、新開発の「コンターエリプスフェース」を搭載した点だ。

いまや飛び系アイアンにおいては高・広反発の偏肉フェースが常識となっているが、「コンターエリプスフェース」は偏肉構造を研究し、COR値0.841という高い飛距離性能を獲得した。偏肉フェースは、反発係数の限界値やフェース強度の関係上、周辺とセンターに厚みを持たせざるを得ず、とくにセンター部を薄くするのが困難だった。しかし「コンターエリプスフェース」は、偏肉構造を同心のキレイな等高線状の楕円形とすることでフェースの強度が向上。ニッケルクロムモリブデン鋼の強度と相まってセンター部のさらなる肉薄化を可能にし、前モデル比で0.55㎜もの肉薄化に成功した。

これは開発陣が従来の既成概念にとらわれずにブレインストーミングし、さまざまなアイデアをテストした結果生まれた結果だという。AIや数値のデータを過信せず、人間同士のディスカッションから生まれたミズノらしい新機構と言えるだろう。

これに加えてフェース下部に空洞を設けた「新部分肉厚ソール」や、タングステンウェートを番手ごとにフローさせて内蔵する設計によって高反発エリアを拡大し、よりやさしく飛ばせるアイアンとなっている。


薄肉を追求した「コンターエリプスフェース」により、高初速エリアを拡大


ソールのリーディングエッジ側の内部を空洞にした「新部分肉厚ソール」。ソールとフェースが連動して変形し、反発性能が向上する


フェースの反発性能が高くなっても、打感は妥協しないのがミズノ。

打球音の周波数や音圧をコントロールするHIT(ハーモニック・インパクト・テクノロジー)によって、心地よい打感・打球音を実現。バックフェースにサウンドバーやサウンドリブを配しているほか、TPE(熱可塑性エラストマー)を複合したEF(電鋳)バッジなど、打感の追求のためのさまざまな工夫が施されている。

 

薄肉フェースながらも心地良い打感を追求


「JPX925ホットメタル」シリーズは、3モデルすべてにこの「コンターエリプスフェース」を採用しており高い飛距離性能を誇るが、この飛距離性能をそのままに、より小ぶりでシャープなミズノらしい顔を求めるゴルファーのために用意されたのが「JPX925ホットメタルPRO」。「JPX925ホットメタル」と比べてヘッド長が4.5㎜短く、トップブレードも薄くなっており、ミズノらしい引き締まった顔つきが特徴。飛距離はほしいが顔も譲れないという、ミズノファンにはうれしいモデルだ。

 

ミズノらしさはそのままに高い飛距離性能を誇る「JPX925 ホットメタルPRO」アイアン


一方、「JPX925ホットメタルHL」は、より高弾道を求めるゴルファーのために、ロフトが約1番手寝かされたモデル。「JPX925ホットメタル」と「JPX925ホットメタルPRO」が7番で28度なのに対して、「JPX925ホットメタルHL」は31度。パワーのない人でも高打ち出しでしっかりキャリーを出すことができ、高い初速性能を飛距離に生かせるモデルとなっている。


「JPX925 ホットメタルHL」アイアンは、飛距離と高弾道を求めるゴルファーにおすすめ


これら3モデルのほか、クロムモリブデン鋼の鍛造モデル「JPX925フォージド」も同時発売。


打感、飛距離、やさしさを兼ね備える「JPX925 フォージド」アイアン


こちらはミズノが誇る「グレインフローフォージドHD」製法によるアイアン。1本の丸棒からネックとフェース一体成型し「鍛流線」を途切れさせないことで、打球音の響きが長く持続する。この鍛造ボディに、ステンレスのポケット部を装着することで(#5~#7)、複雑なポケットキャビティ構造が可能になっている。もちろんフェースには「コンターエリプスフェース」を採用。ミズノ鍛造アイアン史上最高の反発性能を誇る。


フェースネック一体構造の「グレインフローフォージドHD」。打感・打音の良さに寄与する


新構造を採用することでミズノ鍛造アイアン史上最高反発を達成した


また兄弟モデルとしてウッド型ユーティリティ(以下UT)「JPX FLI-HI(フライハイ)」も登場する。

 

ロングアイアンの代わりがコンセプトの「JPX フライハイ」UT


こちらはロフト設定を「JPX925ホットメタル」シリーズとそろえることで、アイアン~UT間のつながりをスムーズにすることを重視した設計となっており、ロングアイアンの代わりとして違和感なく使いやすいUT。

各種アイアンもコンボ構成が可能で、そこに「フライハイ」まで含めたセッティングを作ることで、各番手に求める弾道を適切に得られる実戦的なセッティングが可能になる点も、「JPX925ホットメタル」シリーズの大きな魅力と言えそうだ。


「JPXホットメタル」シリーズとのコンボセッティングもおすすめ


これらのモデルは8/20以降、ゴルフ5各店舗に試打クラブがそろうので、実際に打ってその飛び、やさしさを体感していただきたい。



<JPX925シリーズの詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/detail.php?id=9636

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