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golf2024.09.10

飛ぶヘッドこそハイロフトが生きる!【グッと深掘りゴルフギアVol.111】ミズノ「JPX925ホットメタルHL」アイアン編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第111回目に取り上げるのは、ミズノの最新アイアン「JPX925ホットメタルHL」だ。

ミズノは9月13日、アマチュア向けブランドのアイアン「JPX」シリーズのニューモデル「JPX925」シリーズを発売する。

前モデル「JPX923」シリーズは、とくにフォージドモデルがプロの間でも秘かに評判で、契約外の選手にも多くの使用者がいた名器と言ってもいいモデル。アマチュアにおいても、ミズノの顔のよさや打感は魅力だが、プロモデルの「ミズノプロ」シリーズはちょっと使いこなす自信がないという層から支持され、好評だった。

今回は、「JPX925ホットメタル」を中心に、やや小ぶりヘッドの「JPX925ホットメタルPRO」、ハイロフトの「JPX925ホットメタルHL」、鍛造モデルの「JPX925フォージド」の4モデルがラインアップされているが、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがとくに注目しているのが「JPX925ホットメタルHL」だ。

「HL」は「ハイローンチ」の略で、ロフトがスタンダードモデルの「ホットメタル」よりも7番アイアンで3度ほど寝ている。このロフト設定が肝だと、プレステージ新宿店勤務のフィッター福井厚史さんは言う。


 『ミズノ「JPX925ホットメタルHL」は9月13日に発売』


「『JPX925ホットメタル』のシリーズは、どのモデルも飛距離性能が高くて、本当によく飛ぶんです。『コンターエリプスフェース』という新設計のフェースの効果で、フェースが肉薄で反発性能が高い。『ミズノプロ』との大きな差の1つはこの飛距離性能だと思うんですが、だからこそハイロフトが魅力なんです。『HL』はパワーがない人のためのお助けモデルだと思っている人も多いかもしれませんが、高さが出るというのはアイアンにとって大きな武器。コースですごく生きる実戦的なアイアンだと思います」(福井さん)

 

『ゴルフ5プレステージ新宿店の福井厚史フィッター』


「JPX925ホットメタル」は7番アイアンで28度というストロングロフト。対して「HL」は31度だが、フェースの反発性能のおかげで「HL」でも十分「飛ぶ」と言える性能を備えているのだ。これはヘッドの性能によって「ロフト31度のアイアンにしては飛ぶ」のと同時に、ロフトが多いので「飛び系アイアンなのに球が高い」ということでもある。

ストロングロフトになると、いくら低重心による高弾道と言っても限界があり、さすがに「グリーンに球を止めやすい」とまでは言えない部分がある。

その点「HL」は、同ロフト帯のアイアンよりも飛んで、しかもちゃんとグリーンに球を止められる。ちゃんと「飛んで止まる」というわけだ。

 

『ロフトは7番で31度。ヘッドの飛距離性能が高いからこそ、ハイロフトが生きる』


 『ヘッドはニッケルクロムモリブデン鋼の精密鋳造』

 

『6、7番のバックフェースにはタングステンウェイトを搭載』


「しかもミズノのアイアンですから、顔も打感もデザインも、クオリティは高い。『ミズノプロ』には及ばなくても、飛び系とは思えないスッキリした顔とやわらかい打感ですので、そういうところにこだわる方にとっても満足できます。プレステージなら、ライ角はもちろん、シャフトも最適なものをご提案できますので、『飛び系はちょっと……』と敬遠していた方にも、ぜひ打っていただきたいですね」(福井さん)

 

『飛び系アイアンにしてはすっきりした顔で構えやすい』

 

『ハイロフトに加え、ソールが広く、低重心で球が上がりやすい』


ゴルフ5プレステージでは、試打クラブ・シャフトを豊富にご用意。フィッティングをするには最適な環境を整えている。気になった方はぜひゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。



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