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other2024.10.28

ダンスの基本ステップを解説! ジャンル別のステップも覚えよう

ダンスの上達を目指すうえで、基本となるステップの習得は不可欠です。たくさんのステップができるようになれば、振り付けを早く覚えたり、新しい技にチャレンジしたりできるようになります。
具体的に、ダンス初心者はどのようなステップから練習すれば良いのでしょうか。
ここでは、ダンス初心者の方が最初に覚えたい基本的なステップをご紹介します。

 

【目次】

■初心者が覚えたいダンスの基本ステップ

・ランニングマン

・チャールストン

・クラブ

・ポップコーン

■【ジャンル別】ダンスで使われることが多いステップ

・ハウスダンス

・ロックダンス(ロッキン)

・ポップダンス(ポッピン)

・ブレイクダンス(ブレイキン)

■基本のステップを覚えてダンスの幅を広げよう

 

■初心者が覚えたいダンスの基本ステップ

初心者が覚えたいダンスの基本ステップ

 

ダンスのステップと一口にいっても、難易度はステップごとに大きく異なります。最初は、比較的簡単で応用も利きやすい、基本のステップから練習するのがおすすめです。
ここからは、初心者の方が最初に覚えたい、ヒップホップをはじめとした多くのジャンルで使われているステップをご紹介します。

 

・ランニングマン

ランニングマンという名前のとおり、その場で走っているように見えるステップです。

【ランニングマンのやり方】
1.片足を上げる
2.上げた足を少し前に降ろしながら、反対の足を後ろにスライドする
3.スライドした足を上げながら、逆足を後ろにスライドする

1~3の流れを繰り返すとランニングマンになります。つま先に重心を置いて、前足は体の軸の真ん中に持ってくるイメージで行いましょう。
下半身を動かすのがメインのステップで、上半身は自由に動かせるため、腕の動きを工夫してオリジナリティを出すことができます。

 

・チャールストン

両足をツイスト(がに股と内股を交互に行う動き)させながら、前後に動くステップです。テンポの速い曲にも対応しやすいため、覚えておくとさまざまなシーンで使えます。
つま先立ちの状態で足を肩幅程度に開いたら、音楽に合わせてかかとを内側や外側に交互に動かしましょう。足が内股になっている時に片足を前に出して、足を交差させます。

動作自体は単純ですが、一度に全ての動きを覚えようとすると、わかりにくいかもしれません。ダンス初心者の方は、動きを分解してひとつずつ動きを覚えていくのがおすすめです。

 

・クラブ

つま先とかかとを動かして、カニ(クラブ)のように真横に動くステップです。両足のつま先をつけた「ハ」の字の状態と、かかとを近づけた逆ハの字を繰り返して移動します。
さまざまな動きに応用できるうえに、細かく移動したい時にも使えるので、覚えておくと便利です。

【クラブのやり方(右側に移動する場合)】
1.内股になったらつま先を近づけ、足でハの字を作る
2.右足のつま先と左足のかかとを軽く上げる
3.右足のかかとと左足のつま先を軸に、それぞれのつま先とかかとを右に動作させて逆ハの字を作る

クラブでは、両足の向きがそろうことはありません。必ずハの字か逆ハの字になるように注意しながら練習を行いましょう。
移動したい方向を向いているつま先と、反対の足のかかとが軸になる意識を持ってステップを踏むと、混乱するのを防げます。

 

・ポップコーン

ポップコーンという名前からイメージできるように、軽やかな動きが特徴的なステップです。ヒップホップやブレイキンをはじめ、さまざまなジャンルのダンスで使われています。

【ポップコーンのやり方】
1.右足を蹴るように前に出しながら、左足を後ろにスライドさせる
2.右足を降ろしながら左足の膝を曲げる
3.左足を蹴るように前に出しながら、右足を後ろにスライドさせる

端的にいうと、キックした反対側の足を後ろに下げる動作を、足を入れ替えて繰り返すステップです。
慣れてきたら、他のステップと組み合わせながら練習を行うと、振り付けの幅が広がります。

 

■【ジャンル別】ダンスで使われることが多いステップ

【ジャンル別】ダンスで使われることが多いステップ

 

ダンスにはさまざまなジャンルがあり、ジャンルごとに使用頻度が高いステップも異なります。自分が踊りたいジャンルでは、どのようなステップが使われているのか知っておくと便利です。
ジャンル別に、ダンスで使われることが多いステップの例をご紹介します。

 

・ハウスダンス

クラブミュージックの一種で、速いテンポが特徴の「ハウスミュージック」に合わせて踊るジャンルです。素早く軽やかなステップを踏むのが特徴で、リズム感やテクニックが求められます。
2ステップやパドブレ、クロスステップなどが、ハウスダンスで使われることの多いステップです。

【2ステップ】
片足を横に出して、反対側の足を交差させるステップです。ハウスダンスの基本的なステップですが、足の運び方がぎこちないとダンスが決まりません。
初心者の方も練習しておきましょう。

【パドブレ】
1歩目を外に踏み出したら、2歩目で反対側の足を後ろに引き、3歩目で両足をそろえるステップです。足を出した後、足を後ろに引くタイミングで体を反転させるように動くと、きれいに見せられます。

【クロスステップ】
3拍子で足を開いたり、閉じたりするステップです。簡単に習得しやすいステップで、リズムを取る練習にも適しています。
上半身でリズムを取るようにすると、より印象的な踊りになります。

 

・ロックダンス(ロッキン)

ヒップホップダンスやハウスダンスと同じストリートダンスの一種です。激しい動きから急に静止するため、ロック(Lock/固定する)ダンスやロッキンと呼ばれます。
代表的なステップは、以下のとおりです。

【スクービードゥ】
片足でキックをしたら、エンカウント(拍子と拍子の間のリズム)で反対の足を上げて着地するステップです。

【キックウォーク】
1歩目で蹴る動作を行い、2歩目で着地してから、両膝をがに股のように開くステップです。ピンプウォークとも呼ばれます。

 

・ポップダンス(ポッピン)

ポップダンス(ポッピン)は、筋肉をパーツごとに弾くように動かす「ヒット」や、体に波が通っているように見せる「ウェーブ」など、独特のテクニックが見られるジャンルです。前に歩いているように見せながら後ろに移動する「ムーンウォーク」も、ポップダンスの代表的なテクニックです。
他には、ターンやウォークアウトといったステップが使われています。

【ターン】
軸足に体重を乗せて、コンパスのように体を回すステップです。軸足を曲げないように意識しながら行いましょう。ポップダンス以外のジャンルでも使うことができます。

【ウォークアウト】
足を外側に出してから、体をひねるように動かして姿勢を戻す、カクカクした動きが印象的なステップです。

 

・ブレイクダンス(ブレイキン)

ギャングたちが銃撃戦の代わりに行ったダンスバトルが由来のストリートダンスです。2024年のパリオリンピックで正式種目に採用されたことでも話題を集めました。
パワームーブと呼ばれるアクロバティックな技や、相手を挑発するようなポーズが見られるのが特徴です。

【ブロンクスステップ】
膝から下を回すように足を動かすステップです。前に動きやすいので、移動する際によく使われます。

【フットワーク】
床に手をついた状態で、足を動かしながらリズムを刻むのがフットワークです。歩数によって6歩や5歩などの種類に分けられます。

 

■基本のステップを覚えてダンスの幅を広げよう

ダンスは、ステップやさまざまな技の組み合わせによって振り付けができています。使われることが多い基本ステップを習得すれば、アレンジしたり、より難しいステップに挑戦したりできるようになるでしょう。
ご紹介した基本的なステップをマスターして、踊りの幅を広げてみてはいかがでしょうか。

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