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outdoor2024.07.23

アウトドアにも普段使いにも! ローカットトレッキングシューズの選び方

トレッキングや登山、ハイキングなど、山道を歩くアクティビティではトレッキングシューズ(登山靴)を用意する必要があります。トレッキングシューズは、履き口の高さにいくつか種類がありますが、低山登山やハイキングといったシーンでは、ローカットのシューズがあると便利です。

ただし、ローカットのトレッキングシューズと一口にいっても、たくさんの商品が販売されています。商品ごとに特徴が異なるため、自身の用途に適したものを選ぶことが大切です。
今回は、ローカットのトレッキングシューズの魅力や選び方、長持ちさせるために知っておきたいお手入れの方法をご紹介します。

 

【目次】

■多くのシーンで使いやすいローカットのトレッキングシューズ

■ローカットのトレッキングシューズの選び方

・登りたい山やシーンから種類を選ぶ

・サイズ選びのポイント

・防水性や通気性が高いと安心

・アウトソールの形状にも注目

■トレッキングシューズのお手入れの仕方

■使いたい場所にぴったりのシューズを選ぼう

 

■多くのシーンで使いやすいローカットのトレッキングシューズ

多くのシーンで使いやすいローカットのトレッキングシューズ

 

トレッキングシューズは、一般的なスニーカーに比べて防水性やグリップ力、耐久性などが高く、山道を歩きやすいように工夫されています。

中でも、ローカットのトレッキングシューズは、ミッドカットやハイカットのように足首を固定しません。スニーカーに近い感覚で履くことができるので、ハイキングや低山登山、キャンプなど、アクティブに動きたいシーンに最適です。
登山靴らしい雰囲気が薄く、普段のファッションに合わせてもおしゃれに決まります。

岩場や悪路が多い山道を歩く本格的な登山には適していないものの、トレッキングやハイキングからタウンユースまで、幅広いシーンで使いやすい点が、ローカットのトレッキングシューズの魅力です。

 

■ローカットのトレッキングシューズの選び方

ローカットのトレッキングシューズの選び方

 

ローカットのトレッキングシューズと一口にいっても、デザインや機能の異なるさまざまな商品が販売されています。
ご紹介するトレッキングシューズの選び方を参考に、自分にぴったり合う1足を選びましょう。

 

・登りたい山やシーンから種類を選ぶ

一般的に「トレッキングシューズ」と呼ばれるシューズは、用途ごとに種類を細かく分けることができます。登りたい山やシーンに合わせて、タイプを選ぶことが大切です。
それぞれの簡単な特徴は、以下のとおりです。

【ハイキングシューズ】
軽量で柔らかく、歩きやすさを重視しているのがハイキングシューズです。悪路には向きませんが、整備された遊歩道や平坦な道を歩くのに適しています。

【トレイルランニングシューズ】
クッション性と軽さを重視しています。山道など、未舗装の道を走る「トレイルランニング」での使用に最適です。

【トレッキングシューズ】
岩場にも対応できるように、アッパーやソールはハイキングシューズに比べると少し硬くなっています。未舗装の山道があるトレッキングシーンでも、安定して歩けるのが特徴です。
防水性に優れているものなら、雨で足場が悪くなった際にも使えます。

 

・サイズ選びのポイント

トレッキングシューズのサイズが大きかったり、小さかったりすると、靴擦れや足の痛み、歩きにくさなどに悩まされる恐れがあります。自分の足に合ったサイズのシューズを選ぶことも大切です。

トレッキングシューズのサイズは、普段履いているシューズよりもワンサイズ大きめを選ぶことがポイントです。トレッキングの際に着用する登山用靴下は、クッション性を高めるために、普段使いする靴下よりも厚めに作られています。
普段通りのサイズ感で選んでしまうと、きつさを感じることもあるため注意が必要です。

店舗で試し履きできる方は、トレッキング用の靴下を履いたうえで、サイズを確かめてみることをおすすめします。

 

・防水性や通気性が高いと安心

山は平地よりも天気が変わりやすく、晴れていても急に雨が降る可能性があります。シューズ内部まで濡れてしまうと、不快感を覚えたり、体温を奪われたりする原因になることも考えられます。水濡れに強い素材を使用していて、防水性が高いトレッキングシューズだと安心です。

また、厚い靴下を履いたまま長時間山道を歩き続けると、たくさんの汗をかきます。靴の中が蒸れるのを防ぐために、通気性や透湿性などを備えているかも確認しておきましょう。
特に、防水透湿性に優れた素材を使用したトレッキングシューズなら、雨の侵入を防ぎながら内部の湿気を排出する効果が期待できます。

 

・アウトソールの形状にも注目

靴のアウトソールは、グリップ力やクッション性に関わる重要なパーツです。ローカットのトレッキングシューズは、ミッドカットやハイカットに比べて足首を保護する性能に劣ります。滑ったり、転んだりした際にひねってしまい、捻挫する可能性も捨てきれません。
グリップ力が高く、滑りにくさに優れたアウトソールを採用しているシューズを選ぶと安心です。

また、靴底に刻まれた溝の形状や向き、深さなどもトレッキングシューズの性能を左右するので、確認しておきましょう。
つま先部分を上にして靴底を見たとき、横方向に溝が刻まれているものは、前に歩きやすいとされています。
反対に、縦方向に深い溝が刻まれているシューズは、グリップ力に優れているのが特徴です。スリップのリスクを軽減する効果が期待できます。

 

■トレッキングシューズのお手入れの仕方

一般的なスニーカーや運動靴よりも水濡れや汚れに強いとはいえ、使いっぱなしで放置していると、すぐに汚れたり、傷んだりする原因になります。トレッキングシューズを長持ちさせるには、定期的にお手入れを行うことが大切です。

【トレッキングシューズのお手入れの仕方】
1.靴ひもを外して、インソールを抜く
2.アッパーや靴底の大きな汚れ・溝に挟まった小石などをブラシで落とす
3.水を含んだスポンジなどで汚れを洗い落とす
4.汚れが酷い場合は、アッパーにクリーナーを吹き付けて汚れを落とす
5.風通しの良い日陰で靴を乾かす
6.撥水スプレーを吹き付けて完了

GORE-TEX(ゴアテックス)のような防水透湿性に優れたシューズは、中に水が入るとなかなか乾きません。シューズ内に水が入らないように、表面だけ洗いましょう。
また、具体的なお手入れの仕方は、商品や使われている素材ごとに異なります。事前にメーカーのホームページや取扱説明書を確認したうえで、お手入れを行ってください。

 

■使いたい場所にぴったりのシューズを選ぼう

ローカットのトレッキングシューズは、キャンプやハイキング、トレッキングといったアウトドアシーンだけでなく、普段使いもしやすい点が魅力です。
本格的な登山にはミッドカットやハイカットのトレッキングシューズの方が便利ですが、1足用意しておくと、さまざまなシーンで役立ちます。

整備された遊歩道を歩くのに適したタイプや、あまり整備されていない登山道を歩くのに適したタイプなど、商品ごとに特徴は異なります。使いたい場所に合う機能性を備えていて、自分が気に入ったデザインのシューズを選ぶことが大切です。
これからアウトドアを楽しみたい方は、さまざまなシーンで使いやすいローカットのトレッキングシューズを用意してみてはいかがでしょうか。

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