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outdoor2023.03.28

トレッキングパンツを活用して快適な登山を! メリットやおすすめの選び方をご紹介

登山やトレッキングを行う際に、バックパックやレインウェア、シューズなどは重視する一方で、パンツは普段使いの動きやすいもので済ませているという方は多いかもしれません。普段使いのものでも大きな問題にはなりにくいものの、快適に登山を楽しむためには「トレッキングパンツ」を用意しておくのがおすすめです。
しかし、トレッキングパンツの必要性を感じない、たくさん種類があってどれを選べば良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、トレッキングパンツの概要や魅力、選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■登山にはトレッキングパンツを用意しよう

■トレッキングパンツの選び方

・パンツのタイプから選ぶ

・動きやすさを確認する

・速乾性や撥水性

・防風性や保温性

・耐久性

・ポケットやウエストなども重要

■機能性の高いトレッキングパンツを活用しよう

 

■登山にはトレッキングパンツを用意しよう

登山にはトレッキングパンツを用意しよう

 

トレッキングパンツとは、名前の通り登山やトレッキング、ハイキングといったアウトドアシーンに必要な機能を備えたパンツのことです。ストレッチ性や耐久性、撥水性、速乾性など、さまざまな機能性を備えていて、快適に登山を行うことができます。

動きやすさや履き心地の良さに加えておしゃれな商品が多く、キャンプシーンやタウンユースでも活用しやすい点も魅力です。トレッキングパンツがなくても登山自体は行えますが、おしゃれで快適な登山を楽しむために用意しておきたいアイテムといえるでしょう。

登山初心者の方の中には、専用のアイテムを用意せず、普段履いているジーンズで登山を行おうと考えている方がいらっしゃるかもしれません。普段使いでは便利なジーンズですが、生地が分厚く重たい、ストレッチ性が低く動きにくい、コットン(綿)製で濡れると乾きにくいなどの理由から、登山シーンには不向きです。
これから登山を始めようと考えている方は、この機会にトレッキングパンツを用意することをおすすめします。

 

■トレッキングパンツの選び方

トレッキングパンツの選び方

 

トレッキングパンツは、各メーカーが多くの商品を販売していて、それぞれ機能性やデザインが異なります。登山ならストレッチ性を重視する、ハイキングなら速乾性に優れて快適さを保ちやすいか確認するなど、用途に適したものを選ぶことが大切です。
トレッキングパンツの選び方のポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・パンツのタイプから選ぶ

トレッキングパンツは、丈の長さからロングパンツ、ショートパンツ、コンバーチブルの3種類に分けることができます。それぞれ特徴が異なるため、登山の季節に応じて使い分けるようにしましょう。
 

【ロングパンツ】
足全体を覆うことができ、ほぼすべてのシーズンで使えるタイプです。虫刺されや日差し、転倒時の怪我などを防いだり軽減することができます。防寒性に優れているモデルなら、冬場でも快適です。
一方で、通気性や重量などはショートパンツに劣ります。通気性や透湿性に優れたモデルや、軽いモデルを選ぶと良いでしょう。
 

【ショートパンツ(ハーフパンツ)】
ひざ上やひざ丈の短いタイプです。軽量で足の動きを邪魔しないなど、動きやすさに優れています。風通しも良いため、夏場の暑い時期におすすめです。
デメリットとしては、肌の露出面積が増えて虫刺されや日焼け、転倒時などに肌を守れない、防寒性に劣るなどが挙げられます。肌の露出が気になる場合は、スポーツ用のタイツを併用しましょう。
 

【コンバーチブル】
ひざ辺りにファスナーがついていて、ロングパンツとしてもハーフパンツとしても使えるのがコンバーチブルタイプです。気温や天候の変化に応じて、柔軟に使い分けることができます。
ファスナーが体に触れて違和感を覚えたり、重さを感じたりする可能性がある点に注意が必要です。

 

・動きやすさを確認する

岩場や斜面を登る際など、登山ではひざを曲げ伸ばしする機会が多いです。ポリウレタンなど、ストレッチ性が高い素材で作られていて、動きやすいパンツを選ぶようにしましょう。
ストレッチ性に優れているトレッキングパンツなら、シルエットが細めでも快適に足を動かせます。一方で、ゆとりが大きくルーズなパンツは裾を踏んだり引っかけたりする恐れがあるので避けてください。

また、立体裁断されているものを選ぶのもおすすめです。立体裁断のパンツはひざ部分に余裕を持たせた作りになっているので、ひざを曲げても突っ張りにくく動きやすさに優れています。

 

・速乾性や撥水性

登山中はたくさんの汗をかきます。濡れたままのパンツをそのまま履き続けると体が冷えてしまい、低体温症につながる恐れもあります。汗をすぐに吸収してくれるか、水分がすぐに乾くかどうかを確認しておきましょう。

また、雨などの水滴を弾く「撥水性」の高さも選ぶ際のポイントのひとつです。山の天気は変わりやすく、突然雨に降られることも考えられます。
撥水性に優れているトレッキングパンツなら、多少の雨ならレインウェアを着用しなくても快適に過ごせます。

 

・防風性や保温性

防風性や保温性も、トレッキングパンツを選ぶ際に確認したいポイントのひとつです。特に、冬山や標高が高い山に登る際は、防寒対策が欠かせません。動きやすさに加えて、防風性・保温性を必ず確認しておきましょう。

基本的には厚手のものほど保温性や防寒性に優れます。寒い時期の登山では、厚手のパンツを用意しておくと安心です。
一方で、厚手のものは重さがあり通気性にも劣る場合があります。汗をたくさんかいて不快感を覚える方は、防風性に優れたトレッキングパンツと保温性の高いタイツを併用するのもおすすめです。

 

・耐久性

耐久性の高さも重要です。耐久性に優れているトレッキングパンツなら、岩や枝葉に当たって擦れたり、転倒したりしても破けにくく、足をしっかり保護できます。

ただし、耐久性が高くても厚く重量があるなど、動きにくさを感じては本末転倒です。適度な軽さと耐久性を両立したパンツを選ぶ、耐久性や軽さに特化したパンツを複数用意してシーンごとに使い分けるといった対策を行いましょう。

 

・ポケットやウエストなども重要

ポケットの位置や数など、細かな機能性にも目を向けておきましょう。ポケットの数や大きさ、ファスナーの有無などは、パンツの使い勝手に関わる重要な要素です。
どんなアイテムをどれくらい収納したいのかを踏まえて、ポケットを確認しておくと、より快適にパンツを使えます。

また、ウエストをどのように調整できるかも注意したいポイントです。ベルトを自分で用意するタイプや、ゴムの伸縮で調整するタイプなど、さまざまな構造のパンツが販売されています。好みやフィット感に応じて選ぶようにしましょう。

他にも、裾にドローコードがついていて小石などの侵入を防げる、タイトで締め付け感がありパンツが風にあおられにくいなど、細かな点にも注目していくと、より快適に登山を楽しめるようになります。

 

■機能性の高いトレッキングパンツを活用しよう

普段使いの動きやすい服装でも登山やトレッキングは行えますが、さらに快適に楽しみたい方は機能性に優れたトレッキングパンツを活用するのがおすすめです。
ただし、トレッキングパンツは商品によって機能性やポケットの数、デザインなどが異なります。寒い時期の登山なら動きやすさに加えて保温性を重視する、ハイキングなら快適に過ごせるよう透湿性に優れたものを選ぶなど、使用するシーンを考えることが重要です。

アウトドアを快適に楽しみたい方は、トレッキングパンツを用意してみてはいかがでしょうか。

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