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outdoor2025.03.11

キャンプ場の夜には照明・ライトが必須! 用途別の選び方のポイント

都市部とは違い、キャンプ場には光源がほとんどありません。夜は非常に暗くなり、周囲の状況を把握するのが難しくなります。夜を安全に過ごすには、アウトドア用の照明やライトを用意して、明るさを確保することが大切です。
ここでは、キャンプ用のライトに求められる明るさや、選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプ場では明かりが必須!

■キャンプ用のライトに必要な明るさは?

・メインライト

・テント内用

・テーブル用

・移動用

■キャンプで使用する照明・ライトの選び方

・電池式か燃料式か

・LEDランタンの場合は給電方式にも注目を

・耐久性や防水性も確認を

■照明でキャンプ場の夜をきれいに演出しよう

 

■キャンプ場では明かりが必須!

街灯や周囲の建物の明かりなど、光源が多い都市部は、夜間でも明るい場所が多いです。一方で、自然が豊かなキャンプ場の周辺には、光源があまりありません。夜になると非常に暗く、視界も悪くなってしまいます。

周囲が見えないと、テントやタープのロープに足を引っかけてしまう、道具がどこにあるのかわからない、片付けなどの作業を行えないなど、さまざまなデメリットにつながりかねません。最悪の場合、事故やけがにつながったり、事件に巻き込まれたりする恐れもあります。
安全・安心にキャンプを楽しむためにも、十分な明るさを備えた照明やライトは必ず用意しましょう。

 

■キャンプ用のライトに必要な明るさは?

キャンプ用のライトに必要な明るさは?

 

キャンプ用のライトに求められる明るさは、ライトを使用する場所や用途によって異なります。明るいライトを1つ用意するだけでは、快適に過ごせない可能性があるため、用途に適した照明・ライトを用意することを心がけましょう。
用途ごとに必要な明るさの目安は、以下のとおりです。

 

・メインライト

テント周辺を全体的に照らすのが、メインライトの役割です。一般的には、タープやランタンポールなどに吊り下げるようにして設置します。
キャンプに参加する人数や、サイトのレイアウトによって必要な明るさは変わりますが、大人数のキャンプなら1,000ルーメン程度、少人数のキャンプなら800ルーメン程度を目安にすると良いでしょう。

明るすぎると他のキャンパーの迷惑になったり、虫が集まったりする恐れがあります。光量が大きいライトを使用する際は注意が必要です。
テーブルやチェアから少し離れた位置にライトを設置すると、虫の影響を抑えやすくなります。

 

・テント内用

テントの中に設置するライトも必要です。テント内の荷物を整理したり、着替えたり、遊んだりする際に明かりを確保できます。
テント内用のライトは、300ルーメン程度の明るさを目安にすると良いでしょう。シーンに応じて使い分けできるので、明るさを調整できるタイプを用意すると便利です。

テント内で火を燃やすタイプのランタンを使うと、家事や一酸化炭素中毒に陥る危険性があります。乾電池やバッテリー式のLEDランタン・ライトを用意するのがおすすめです。

 

・テーブル用

食事などの際にテーブルを照らすライトも用意しておきましょう。目が疲れたり、虫が寄ってきたりする原因になるので、メインライトよりも明るさが控えめなものを選ぶのがポイントです。テント内用と同じく、300ルーメンほどの光量があれば問題ありません。
テーブルの広さによっては、光量が小さなものを複数個用意するのも良いでしょう。

 

・移動用

日が落ちて暗くなってから、トイレや炊事場に行きたくなることも考えられます。テントから離れた場所に向かう時のために、懐中電灯やヘッドライトのような持ち運びできるライトも用意しておくと便利です。
移動する際に使うだけなので、100ルーメン程度でも十分活用できます。

 

■キャンプで使用する照明・ライトの選び方

キャンプで使用する照明・ライトの選び方

 

アウトドア用の照明やライトは、さまざまなものが販売されています。キャンプスタイルや使用する場所を踏まえて、使いやすいものを選ぶことが大切です。
キャンプ用に照明・ライトを購入する際は、次の点を確認しておきましょう。

 

・電池式か燃料式か

キャンプ用の照明・ライトとして使われることが多いランタンは、電気の力を利用するLEDランタンと、ガスやガソリンなどで火をつける燃料式ランタンに大きく分けられます。

LEDランタンは、火を使うことなく周囲を明るく照らせるのがメリットです。一酸化炭素中毒や火事といった事故の恐れがないので、テント内でも安全に使うことができます。
小さな子どもがいる場合は、やけど対策としてLEDランタンを使用するのも良いでしょう。

一方で、ガソリンランタンやガスランタン、オイルランタンといった燃料式のランタンは、温かみのある炎で周囲を照らせるのが魅力です。
手入れが必要、テント内では使用不可といったデメリットはあるものの、より雰囲気のあるキャンプを楽しみたい方に適しています。

 

・LEDランタンの場合は給電方式にも注目を

LEDランタン・ライトを使用する場合は、給電方式も確認しておきましょう。LEDランタンの給電方式は、電池式と充電式に大きく分けられます。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。

【電池式の特徴】
主に単1や単3の乾電池を使用するのが電池式です。乾電池を購入するランニングコストはかかるものの、予備を用意しておけば、電池が切れても交換して使い続けることができます。

【充電式の特徴】
USBケーブルなどでバッテリーを充電して使用するタイプです。充電することで何度も使えるので、乾電池を購入する手間やコストがかかりません。商品によってはUSB端子が付属していて、スマートフォンなどの電子機器を充電できる場合もあります。

充電式のデメリットとしては、バッテリーが切れてしまうと使えない点や、充電にある程度の時間がかかる点が挙げられます。キャンプの前にしっかり充電しておく、ポータブル電源を用意するなど、バッテリー切れ対策を行いましょう。

 

・耐久性や防水性も確認を

キャンプの最中にライトが壊れてしまうと、暗闇の中で過ごさなければいけません。耐久性に優れているライトを用意することもポイントです。
特に、メインライトやテーブル用のライトは屋外で使用する機会が多くなります。突然の雨で壊れてしまわないように、防水性が高いかどうかも確認しておきましょう。

また、どれくらいの時間使い続けられるのかは、商品によって異なります。商品に記載された連続点灯時間の数値も確かめておくと安心です。

 

■照明でキャンプ場の夜をきれいに演出しよう

キャンプ場の夜を安全に楽しむには、照明・ライトの用意が欠かせません。とはいえ、適当に明るい照明を用意するだけでは、虫が寄ってきたり、周囲に迷惑をかけたりする原因にもなります。
また、テント内で燃料式のランタンを使用した場合は、一酸化炭素中毒などの事故につながる恐れがある点も問題です。

メインには光量の大きい燃料式のランタンを吊り下げる、テント内はLEDランタンを使うなど、使用する場所や用途ごとに、明るさの異なるランタンやライトを用意することを心がけましょう。
さまざまな照明・ライトを、キャンプサイトをきれいに演出するアイテムとして活用してみてはいかがでしょうか。

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