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outdoor2025.04.24

キャンプは連泊するのがおすすめ! 快適に過ごすための6つのコツ

気軽に自然を満喫できることから人気を集めているキャンプですが、1泊2日の日程だと物足りなさを覚えたり、時間に追われてあまり楽しめなかったりすることがあります。
よりキャンプを楽しみたい方は、2泊以上の宿泊を伴う「連泊キャンプ」にチャレンジしてみるのがおすすめです。
しかし、連泊キャンプはたくさんの魅力を持つ反面、注意したいポイントもいくつかあります。
ここでは、連泊キャンプの魅力や、快適に過ごすためのコツをご紹介します。アウトドア初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■1泊にはない! 連泊キャンプの魅力

■キャンプ場で快適に連泊するコツ

・キャンプの目的を決める

・雨や気温に対応できる荷物を持って行く

・設備の整ったキャンプ場を選ぶ

・食材が傷まないように注意

・宿泊中は盗難対策を欠かさずに

・体調管理も徹底しよう

■連泊キャンプでのんびり過ごす時間を楽しもう

 

■1泊にはない! 連泊キャンプの魅力

1泊にはない! 連泊キャンプの魅力

 

連泊キャンプの最大の魅力は、時間に余裕ができる点です。テントの設営や撤収作業、食事の用意など、キャンプ場に到着してから帰宅するまでにやることは、思いのほか多いものです。
設営や撤収に慣れていない方だと作業に追われてしまい、時間的な余裕がなくなることも考えられます。

一方で、2泊以上の連泊キャンプなら、中日は設営や撤収などの作業を行う必要がありません。自由時間を確保しやすいため、場内でアクティビティにチャレンジしたり、近くを観光したりして、キャンプ場を余すことなく楽しむことができます。

もちろん、自然を眺めながらのんびり過ごすのも良いでしょう。時間的な余裕があり、思い思いに過ごしやすいのが連泊キャンプならではのメリットです。

 

■キャンプ場で快適に連泊するコツ

キャンプ場で快適に連泊するコツ

 

1泊よりも時間に余裕ができる一方で、宿泊期間が延びることによる注意点も複数考えられます。連泊キャンプを楽しむために、次のポイントを押さえておきましょう。

 

・キャンプの目的を決める

キャンプ場でのんびりくつろぐ、別の場所に向かってアクティビティや観光を楽しむなど、連泊キャンプの楽しみ方は人によってさまざまです。
中日がある分、1泊に比べて時間にゆとりができるとはいえ、やりたいことを詰め込み過ぎると慌ただしく終わってしまう可能性があります。

事前に、キャンプ場に行ってから何をしたいのか決めておきましょう。やることを決めておけば、スケジュールに余裕を持って目的のアクティビティを楽しみやすくなります。
キャンプ場で何をするか決めておくことで、荷物を選別できる点もメリットです。

 

・雨や気温に対応できる荷物を持って行く

キャンプ場が多い山間部は、平野部に比べて天気が変わりやすいです。天気予報で大まかな天候を確認してスケジュールを組んでいたとしても、急に天候が悪くなる可能性があります。
標高によっては、夏場でも朝晩に冷え込みを感じることもあるでしょう。

急に雨に降られて服がぬれたり、気温の変化で寒さを感じたりしながら過ごすと、体調不良につながりかねません。天気や気温の変化に対応できるように、防寒具やレインウェアのようなアイテムは、必ず用意してください。

 

・設備の整ったキャンプ場を選ぶ

設備の整ったキャンプ場を選ぶことも、連泊キャンプで快適に過ごすコツです。キャンプ場にシャワールームや洗濯機などの設備が整っていれば、体を清潔に保ったり、汚れた服をすぐに洗ったりできます。
シャワーや洗濯機などの設備がない時は、キャンプ場の近くに温泉や銭湯、コインランドリーといった施設があるかどうかを確認しておくと安心です。

また、連泊キャンプではできるだけ電源サイトを予約しておきましょう。電気ストーブやこたつ、ホットカーペット、扇風機など、電化製品を使える電源サイトの方が、快適に過ごせます。
スマートフォンやLEDランタンなどを充電するために、電源サイトを予約するかどうかにかかわらず、大容量のモバイルバッテリーやポータブル電源などを用意しておくのもおすすめです。

 

・食材が傷まないように注意

宿泊日数が増えるため、食材の管理方法も重要なポイントです。キャンプ場付近に買い出しに行けるスーパーやコンビニなどがない時は、食材が傷まないように工夫を行いましょう。

連泊キャンプでは、保冷力に優れたクーラーボックスを用意したうえで、傷みやすい生鮮食品は早いうちに使い切るようにすると、食材がダメになるリスクを減らせます。生鮮食品を使い切った後の料理には、常温保存できるレトルト食品や缶詰などを活用すると良いでしょう。

また、食材の切れ端や包装など、料理では何かとゴミが出ます。食材は事前にカットしてから持って行く、トレーから別の容器に移しておくなど、ゴミの量を減らすための工夫も併せて行うと、ゴミを処理する手間を省けて便利です。

 

・宿泊中は盗難対策を欠かさずに

過ごし方にも左右されますが、レジャースポットで遊ぶ、食材の買い出しやお風呂に行くなど、連泊キャンプではテントサイトを離れるタイミングが多くなります。ギアを置きっぱなしにしてサイトを離れてしまうと、大切なギアが盗まれてしまうかもしれません。
宿泊中の盗難対策も、欠かさずに行ってください。

買い出しや入浴など、長時間テントから離れる時は、道具を人の目につかない場所にしまっておくことをおすすめします。誰かがテント内にいると思わせるために、出かけている間もラジオをつけっぱなしにしたり、テントの外にサンダルを置いたりしておくと良いでしょう。

テントに南京錠をつけておき、他人が勝手に入れないようにするのも有効です。
ただし、いずれの方法も確実に被害を防げるわけではありません。貴重品は常に持ち歩くといった基本的な対策も欠かせません。

 

・体調管理も徹底しよう

キャンプ中に木の根に足を引っかけてけがをしたり、害虫に刺されたりすることも考えられます。万が一のけがや虫刺されに備えた準備も必須です。虫よけグッズや救急キット、常備薬、保険証などは忘れずに持参しておきましょう。

また、長期間の連泊の場合は、テントやタープのペグが緩んだり、湿気でカビが生えたりすることも考えられます。
連泊期間が長くなる時は、ペグを一度打ち直しておく、日中にテントを天日干しするといった対策を行うのがおすすめです。

 

■連泊キャンプでのんびり過ごす時間を楽しもう

連泊キャンプは、キャンプ場の近くでアクティビティを楽しんだり、のんびり自然を眺めながらくつろいだりと、時間を気にせずに過ごせるキャンプスタイルです。初日と最終日の設営や撤収に時間を取られても、中日は自由に好きなことを楽しめます。

宿泊日数が増えるため難しそうに思うかもしれませんが、食材の管理や盗難対策といったコツさえ意識しておけば、1泊のキャンプと大きな違いはありません。
必要なアイテムを用意して、連泊キャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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