フリーワード検索

outdoor2025.05.08

キャンプの調理を効率化! ツーバーナーの魅力と選び方

屋外で作ったご飯を楽しむのは、キャンプの醍醐味のひとつです。食べ慣れている料理でも、屋外で作ったり、食べたりするだけでおいしく感じられます。
屋外で火を使って調理するにはキャンプギアが必要ですが、たくさんの商品があってどれが良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
アウトドアでの料理を快適に楽しみたい方は、ツーバーナーを用意するのがおすすめです。ここでは、ツーバーナーの魅力や選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■調理を効率化できるのがツーバーナーの魅力!

■【燃料別】ツーバーナーの種類

・ガス缶タイプ

・ホワイトガソリンタイプ

■ツーバーナーの選び方

・最大火力

・本体の素材

・燃料交換のしやすさ

・本体重量やサイズ

・その他の機能性も確認を

■ツーバーナーでキャンプ飯の幅を広げよう

 

■調理を効率化できるのがツーバーナーの魅力!

調理を効率化できるのがツーバーナーの魅力!

 

ツーバーナーとは、五徳が2口ついているアウトドア用のバーナーのことです。ツーバーナーがあれば、屋外にいながら自宅のコンロで調理をしているかのように、効率的に料理を作れます。

お湯を沸かしながら炒め物を作る、パスタの麺をゆでながらソースを作るなど、2つ以上の調理を同時に行えるのが、ツーバーナーの最大の魅力です。
加熱調理を効率的に進められるので、料理の準備にかかる時間を短くできます。
シングルバーナーに比べてサイズが大きく、スペースに余裕があるので、大型の調理器具を安定して使いやすい点もメリットです。

一方で、商品によって異なるものの、シングルバーナーよりもかさばりやすいうえに重量もあるため、持ち運びしにくさを覚える可能性があります。

 

■【燃料別】ツーバーナーの種類

【燃料別】ツーバーナーの種類

 

ツーバーナーは、使用する燃料から大きくガス缶タイプとホワイトガソリンタイプに分けられます。燃料の種類によって使い勝手も変わってくるので、違いを覚えておくと便利です。
使用する燃料ごとの特徴は、以下のとおりです。

 

・ガス缶タイプ

ガス缶(ガスカートリッジ)を燃料として使用するタイプです。ガス缶をセットするだけで使用できる、すぐに着火するなど、使い勝手の良さに優れています。
アウトドアシーンで使用するガス缶は、CB缶とOD缶の2種類に分けられます。それぞれの違いも覚えておきましょう。

【CB缶】
CB缶(カセットボンベ)は、家庭用のカセットコンロでも使われている一般的なガス缶です。スーパーやコンビニでも購入できるうえに安価ですが、火力は低い傾向にあります。
寒さに弱い点にも注意が必要です。

【OD缶】
ODはアウトドアの略で、名前のとおり屋外での使用を前提に作られているガス缶です。気温が低い環境でも安定した火力を維持できます。
CB缶に比べると、コストがかかりやすい点がデメリットです。

 

・ホワイトガソリンタイプ

ホワイトガソリンを燃料に使用するツーバーナーもあります。ガス缶タイプに比べて火力が安定しやすく、気温が低い場所でも火力を維持できます。
燃料が安価な点や、ガス缶のような廃棄物が出ない点もメリットです。

一方で、着火前にポンピングを行う必要があるなど、ガス缶タイプよりも使う際の手間がかかります。ガス缶タイプとは異なりモデルが少ない点もデメリットといえるでしょう。
また、火災などの事故につながる恐れがあるため、取り扱いにも注意が必要です。

 

■ツーバーナーの選び方

使用する燃料だけでなく、火力や本体のサイズ、持ち運びのしやすさなど、ツーバーナーは商品ごとに特徴が異なることがあります。ツーバーナーで調理を楽しみたい方は、シーンに適した商品を選ぶことが大切です。
使いやすいツーバーナーを購入するために、選ぶ時は以下の5点を確認しておきましょう。

 

・最大火力

ツーバーナーの出せる火力(発熱量)は、快適に調理を行うために重要な要素です。基本的には、火力が高いほど、スムーズに食材を加熱できます。商品詳細などで最大火力を確認しておきましょう。

バーナーの最大火力は、「kcal/h」という単位から確認可能です。
詳細は使い方によって異なるものの、2,500kcal/h~3,000kcal/h程度の最大火力があるバーナーなら、キャンプ場で料理を作る用途には問題なく対応できます。

 

・本体の素材

耐久性やお手入れに関わる、ツーバーナー本体の素材も確認しておきましょう。使われている主な素材としては、アルミ・ステンレス・スチールの3種類が挙げられます。

アルミやステンレス製のツーバーナーは、さびに強いのが特徴です。どちらも汚れを落としやすく、メンテナンス性に優れています。
軽さはアルミ、耐久性はステンレスの方が優れている傾向にあるので、重視したい要素に合わせて素材を選びましょう。

一方で、スチールは比較的安価な傾向にあるのが特徴です。さびやすいものの、使い込むほど風合いが増す点もメリットといえます。

 

・燃料交換のしやすさ

燃料交換の行いやすさも重要です。
例えば、バーナーの正面からそのままガス缶を交換できるタイプだと、燃料交換時に調理器具を一度下ろしたり、バーナー本体をひっくり返したりする必要がありません。
そのままガス缶を取り換えるだけで良いので、燃料交換にかかる手間を省けます。

ツーバーナーは、使い方を間違えると火事ややけどなどにつながる恐れがあります。燃料交換を簡単に行えるものだとしても、必ず作業は火を消した状態で行ってください。

 

・本体重量やサイズ

ツーバーナーは、アウトドアシーンでの使用がメインになります。アウトドアシーンの基本は、荷物をできるだけコンパクトかつ軽量にまとめることです。

携帯性を考慮して、本体の重量や収納サイズなども確認しておきましょう。ツーバーナーを使うには燃料が必要になるため、燃料の重さも加味して持ち運びしやすいかを考えると安心です。

ただし、過度に軽いツーバーナーは、その分頑丈さに劣る可能性があります。重量やサイズだけを見て選ぶのではなく、安全性も考慮することが大切です。

 

・その他の機能性も確認を

ツーバーナーは、商品ごとに機能性が異なります。次のような機能性も、確認しておくと良いでしょう。

【風防の有無】
風防がついているモデルなら、風が吹いている日も安定して火力を出しやすいです。天候に応じて風防を取り外しできるモデルなら、サイズが大きな調理器具を載せて使うこともできます。

【火力調整機能】
ガス缶タイプのツーバーナーの場合は、点火装置の有無や、火力調整のしやすさも確認しておくと安心です。火力調整がしやすいモデルであれば、調理の幅が広がります。

【ダッチオーブン対応】
ダッチオーブンのような重たい調理器具を使用したい時は、ツーバーナーの耐荷重の確認も必須です。ダッチオーブン非対応のツーバーナーの場合、重たいものを載せると本体の歪みにつながる恐れがあります。

 

■ツーバーナーでキャンプ飯の幅を広げよう

ツーバーナーがあれば、お湯を沸かしながら食材を炒めるなど、複数の工程を同時に済ませられるようになります。
シングルバーナーに比べると重く大きいため使えるシーンは選ぶものの、用意しておくと調理を効率的に行えて便利です。
アウトドアシーンでも快適に調理を行いたい方は、ツーバーナーを用意してみてはいかがでしょうか。

⇒BBQ・焚火台・燃焼器具を探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索