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other2024.09.06

【テニス】両手打ちのバックハンドが上手くなる方法を伝授! 活用して試合を有利に進めよう

テニスにはさまざまな打ち方があります。中でも、利き手と逆側に来たボールを打つ「バックハンド」は、利き手側でボールを打つ「フォアハンド」よりも難易度が高いです。テニス初心者の方はもちろん、経験を積んだプレーヤーも苦手意識を持っているのではないでしょうか。
また、バックハンドは片手と両手で打つ方法の2種類に分けられます。どちらを練習すれば良いのかわからない方もいらっしゃるはずです。
ここでは、テニスの両手で打つバックハンドの特徴や、上手に打つためのコツなどをご紹介します。

 

【目次】

■バックハンドは片手と両手のどちらが良い?

■両手打ちのバックハンドのコツ

・グリップの握り方を覚える

・フォアハンドのイメージで振り抜く

・打点に早く入る

・体の回転を使う

・手首を固定する

■両手打ちのバックハンドの練習方法

■両手打ちのバックハンドでプレーの幅を広げよう

 

■バックハンドは片手と両手のどちらが良い?

バックハンドは片手と両手のどちらが良い?

 

テニスのバックハンドは、片手打ちと両手打ちの2種類に分けられ、それぞれメリットとデメリットが異なります。基本的には、自分が打ちやすいと感じる打ち方を習得するのがおすすめです。片手打ちと両手打ちの特徴をご紹介するので、参考にしてみてください。

【片手打ちの特徴】
片手で打つバックハンドは、両手打ちに比べて体の可動範囲が広く、リーチを長く取れます。距離があるボールを打つことができ、速いボールに反応しやすいのがメリットです。また、球種をフォームから読まれにくいので、試合を優位に運べます。
一方で、力が入れにくく高い打点のボールを強打するのが難しい、腕の動きが制限されないため安定したフォーム習得に時間がかかるなどもデメリットもあります。

【両手打ちの特徴】
両手でラケットを掴むため腕の可動範囲は狭くなりますが、打点が一定になりフォームも安定しやすいのが両手打ちのメリットです。打点が少しズレたとしても力負けしにくく、高い打点からでも強いショットを打てます。
ただし、片手打ちに比べるとリーチが短くなるので、フットワークでボールを拾わなければいけません。

いずれはどちらも使えるようになるのが理想ですが、バックハンドに苦手意識を持っている方は、両手打ちの練習から始めるのがおすすめです。両手打ちのバックハンドなら、フォアハンドと近いイメージで練習を行え、フォームが安定しやすいため習得に時間もかかりません。

 

■両手打ちのバックハンドのコツ

両手打ちのバックハンドのコツ

 

テニス初心者の方だけでなく、上級者の中にもバックハンドに苦手意識を持っているプレーヤーは少なくありません。ここでは、片手打ちに比べて習得しやすい両手打ちに焦点を当てて、バックハンドのコツをご紹介します。

 

・グリップの握り方を覚える

両手打ちのバックハンドが安定しない理由のひとつに、グリップの握り方がおかしかったり、握りすぎたりしていることが挙げられます。
右利きの場合、両手打ちのバックハンドでは右手がコンチネンタル、左手がセミウェスタンという握り方をするのが一般的です。以下の握り方の例を参考に、自分が最も握りやすい手の位置を探してみてください。

【両手打ちのバックハンドの握り方】
1.ラケット面が地面と垂直になるように左手で持つ
2.右手は包丁を持つ時のように、グリップの上から被せて持つ
3.左手をラケット面に置き、そのままグリップ側に下げて握る
4.右手と左手をくっつける

左利きの方は、左手と右手を逆にして考えてください。
グリップの握り具合は、フォアハンドの際の半分くらいを目安にすると良いでしょう。

 

・フォアハンドのイメージで振り抜く

両手打ちのバックハンドを打つ際は、利き手ではない腕でフォアハンドを打つイメージを持つのがポイントです。右利きの場合は、右手はラケットに添えるだけで、左手だけでラケットを振る意識を持つと良いでしょう。
左手が主体で両手打ちができるようになると、高い打点のボールやスピードのあるボールを打ち返しやすくなります。また、右手が主体のバックハンドより少しリーチが伸びるのもメリットです。

 

・打点に早く入る

両手打ちバックハンドは、フォアハンドや片手打ちバックハンドに比べると、どうしてもリーチが短くなります。リーチの短さをカバーするために、素早く打点に入ることも重要です。
フットワークを鍛えたり、相手のラケット面からボールの軌道を予測する力を磨いたりして、打点に少しでも早く入れるようにしましょう。

また、打点に素早く入ることに加えて、テイクバックをコンパクトにするのもポイントです。テイクバックを大きくすると、振り遅れたりタイミングがズレてしまったりする恐れがあります。
バックハンドだと振り遅れてしまうという方は、テイクバックを小さく取り、ボールとラケットが当たるインパクトまでの距離が短くなるように意識してみてください。

 

・体の回転を使う

手や腕の力だけ使ってラケットを振っても、ボールの強さは安定しません。バックハンドで安定したショットを打つには、体の回転を使ってボールにパワーを伝えることが重要です。
テイクバックの段階で右肩を内側に入れるイメージで上半身をひねり、ボールをしっかり引き付けてスイングを行いましょう。インパクトの後は、ラケットが頭の後ろに来るまで振り切る意識を持つと、安定したバックハンドを打てます。

また、ボールを打ちたい方向に足を踏み込むようにするのも、コントロールを安定させるコツです。

 

・手首を固定する

両手打ちのバックハンドは、手首を使ってボールを返そうとする必要はありません。手首を使ってボールを返した場合、ラケット面が安定せずコントロールが定まりません。怪我につながる恐れもあるため、手首は固定して動かさず、体の回転を使って打つことが大切です。

手の甲と手首の角度が、90度近くになるような意識を持ってスイングすると良いでしょう。ただし、手首を固定しようとして、無駄な力を入れないようにする必要があります。

 

■両手打ちのバックハンドの練習方法

両手打ちのバックハンドを上達させるためには、ご紹介したコツを踏まえたうえで、練習を繰り返すことが大切です。
利き手と逆の手でフォアハンドを行ったり、バックハンドだけでラリーを続けたりして、バックハンドでボールを打つ機会を増やすようにしましょう。自宅などで練習する場合は、タオルを使ってスイングを行い、体の使い方を練習するのもおすすめです。

また、両手打ちのバックハンドには、利き手ではない腕の筋力や、広いスペースをカバーできるだけのフットワークが欠かせません。筋トレなどを練習メニューに取り入れてみるのも良いでしょう。

 

■両手打ちのバックハンドでプレーの幅を広げよう

バックハンドは、距離感が掴みにくく力も入れにくいなど、テニスプレーヤーの多くが苦手意識を持つプレーです。しかし、すべてのボールをフォアハンドで返すのは現実的ではありません。無理にフォアハンドで打とうと回り込んだ結果、上手に返球できなかったり、無駄に体力を消耗したりすることも考えられます。

苦手だからと後回しにせず、普段の練習からバックハンドで打つ機会を増やすようにしましょう。フォームが安定しやすい両手打ちのバックハンドなら、習得までの時間は短くなります。まずは、両手打ちからバックハンドに慣れるのがおすすめです。
ご紹介したコツや練習方法を参考に、バックハンドの習得を目指してみてください。

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