中学・高校で部活を始めたい方必見! テニス部に入部する時に必要な道具は?
中学校や高校への進学を機にテニス部に入りたいものの、どのような道具が必要なのか、どう選べば良いのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
テニスは、道具の使いやすさや性能がプレーの質に大きく関わるスポーツです。部活動に本気で取り組みたい方は、使いやすい道具を選ぶ必要があります。
ここでは、中学や高校の部活からテニスを始める方向けに、道具選びや上達するためのコツなどをご紹介します。
【目次】
■テニス部に入部する時に必要なものは?
ラケットをはじめ、テニスではさまざまな道具が必要になります。持っていると便利なアイテムは数多くありますが、部活でテニスを始める際は、最低限以下のアイテムを用意しておきましょう。
ただし、学校によってそろえた方が良い道具は変わります。購入前に、顧問の先生などに確認することをおすすめします。
・テニスラケット
テニスをプレーするには、自分用のテニスラケットが欠かせません。ラケットの握り心地や重さ、フェイス(打球面)の大きさ、振りやすさなどは商品ごとに異なります。自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。
ある程度重みのあるラケットの方が力強いショットを打ちやすい一方、取り回しは難しくなります。初心者の方は、適度に軽く振りやすいラケットや、フェイスが大きく打ちやすいラケットを用意すると良いでしょう。
軟式(ソフトテニス)と硬式でラケットの種類が異なるため、プレーするカテゴリー用のラケットを用意することも重要です。
また、試合中にストリング(ガット/ラケットに張られている糸)が切れてしまうと、試合を続けられなくなります。大会に参加する時は、予備のラケットも用意しておくと安心です。
・ストリング
競技用のテニスラケットは、フレームとストリングが別々に売られています。フレーム単体を購入した方は、ストリングも一緒に購入する必要があります。
ストリングがもともと張られているラケットを購入した方は、切れたり、たるんだりしたタイミングで用意すると良いでしょう。
ボールに直接触れるストリングは、打球感やコントロール性に影響を与える重要なパーツです。商品ごとに使い心地が異なるので、プレースタイルや自身のレベルに応じて、適切なものを選ぶことが大切です。
・ラケットケース
ラケットを持ち運ぶためのラケットケースも欠かせません。ユニフォームやボールも一緒に収納できる「ラケットバッグ」もありますが、通学用のバッグに着替えや小物をしまっておき、ラケットは専用のケースに入れる方法で問題ないことがほとんどです。
まずは、ラケットケースを用意することをおすすめします。
休日の試合や遠征などで、プレーに必要なアイテムをまとめて持ち運びたい時は、ラケットバッグを購入すると良いでしょう。
・テニスシューズ
テニス用のシューズの用意も大切です。テニスコートは砂入りの人工芝(オムニコート)や土(クレーコート)などの種類があり、テニスシューズもオムニ・クレーコート用やオールコート用と分けられています。
部活動ではオムニコートやクレーコートを使用することが多いため、オムニ・クレーコート用のテニスシューズを用意しておくのがおすすめです。
オールコート用のシューズは路盤が硬いハードコートでの使用に適している一方で、オムニコートやクレーコートでは滑りやすさを感じる恐れがあります。名前を見て勘違いしがちですが、オールコート用のシューズだけで全てのコートに対応できるわけではありません。
・テニスウェア
学校の体操着でも練習は行えますが、特に指定がなく自由な服装でプレーできる時は、動きやすいテニスウェアを用意しておくのがおすすめです。
テニスは全身を大きく動かすため、たくさんの汗をかきます。ストレッチ性や吸汗速乾性、通気性に優れた高機能なウェアを着用すると快適です。
足にかかる負担を軽減するため、ソックスについても普段履きのものではなく、テニス用のソックスを用意しておきましょう。
試合で使うゲームウェアは、学校側で一括して注文する可能性があります。対応については、顧問の先生に確認してください。
・グリップテープ
ラケットに巻いてある元グリップ(リプレイスメントグリップ)の上から巻いて使うのがグリップテープ(オーバーグリップテープ)です。汗を吸ったり、手が滑るのを防いだりする効果を持つアイテムですが、使い続けるうちに劣化してしまいます。
こまめに交換できるように、グリップテープも用意しておきましょう。
グリップテープは、商品ごとに吸汗性や滑りにくさが異なります。自分が求める性能を備えたグリップテープを選ぶことが大切です。
■できれば用意しておきたいアイテム
テニス部に入部する時にすぐ必要になるわけではないものの、用意しておくと便利なアイテムも複数あります。テニスをさらに楽しみたい、上手になりたいという方は、以下のアイテムも用意しておきましょう。
・テニスボール
部活の練習では、備品として学校が用意しているテニスボールを使うことがほとんどです。通常は必要ありませんが、自宅や近所の運動場などで自主練を行いたい方は、テニスボールを用意しておきましょう。
ソフトテニス部なら軟式ボールを、硬式テニス部なら硬式ボールを用意してください。
また、硬式テニスボールは、プレッシャーボールとノンプレッシャーボールに細かく分けられ、それぞれ特徴が異なります。公式試合で使用するプレッシャーボールは、使い続けるうちに打球感が変わりやすいです。試合と同じ打球感で練習できる一方、たくさんのボールを用意しなければいけません。
自主練習には、耐久性やコスト面で優れるノンプレッシャーボールを使うのがおすすめです。
・快適にプレーしたい方向けのおすすめアイテム
テニス部は屋外のコートで練習することが一般的です。日差しが強く気温が高い時期は、熱中症に陥る恐れがあります。日差しを防ぐためのキャップやサンバイザー、汗をぬぐうためのタオル、リストバンドなども購入しておくと便利です。
大会の規定で着用できない恐れがあるため、キャップはテニス専用のものを選ぶことをおすすめします。
ラケットのフレームが傷つくのを防ぐ「エッジガード」や、打球時の振動を軽減する「振動止め」といった備品も必要に応じて購入しておきましょう。
ただし、振動止めはソフトテニスでは使用できません。ソフトテニス部に入部する方は、振動止めは不要です。
■初心者がテニス部で上達するには?
テニス部に入部したのは良いものの、周囲に経験者が多く委縮してしまうことも考えられます。
テニスは、練習を繰り返して少しずつ上達していくスポーツです。遠慮せず、積極的に部活の練習に参加することを心がけてください。部活の顧問やコーチ、上手な先輩などにアドバイスを求めるのも有効です。
また、ボールをしっかり打てないとテニスを楽しむことはできません。ストロークやサーブ、ボレーなど、基本的なショットの練習を繰り返し、さまざまなボールを打てるようになりましょう。
■自分に合った道具を用意することが大切
テニスを始めるには、ラケットやストリングなど、多くの道具が必要になります。これからテニス部に入部する初心者の方は、最低限必要なものから用意していきましょう。
部活を続ける中で、必要だと感じたものを追加で買い足していけば、無駄な道具を購入せずに済みます。
ただし、学校やテニスのカテゴリーなどによっては、使用できないもの、自分で用意しなくて良いものもあります。まずは、学校や部活の顧問などに確認を取るのがおすすめです。
RECOMMENDED POSTS
この記事を見た方におすすめの記事