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products2023.02.17

プロの視点で徹底考察!ニューバランス「THE CITY」を人気スタイリストはどう見るか?

『ニューバランス』の「THE CITY」コレクションが働く大人を中心に支持を集めている。その理由を明らかにするべく、人気スタイリストとブランドの企画担当者による対談を実施。2人の話から「THE CITY」の魅力を読み解いていこう。


オンでもオフでも頼れる存在。

『ニューバランス』が誇る「THE CITY」コレクション

ビジネスシーンはもちろん、休日のオフスタイルまで幅広いシーンで活躍する『ニューバランス』の「THE CITY」コレクション。人気の秘密は『ニューバランス』の中の人に聞くのが一番! ということで早速、『ニューバランス』の企画を担当する芦川さんを直撃。メンズファッション媒体で引っ張りだこの人気スタイリスト・四方さんを聞き手に迎え、その魅力を存分に語ってもらった。


売れっ子スタイリストはどう評価する?

ブランド担当者とともに探る「THE CITY」の実力

芦川浩大さん(以下、芦川)「今回ご紹介する「THE CITY」は、『ニューバランス』が2020年から「アルペン」と「スポーツデポ」で限定展開しているアパレルコレクションです。四方さんはご存じでしたか?」

四方章敬さん(以下、四方)「もちろんです! そもそも「THE CITY」コレクションに限らず、『ニューバランス』のアパレルラインは以前からファッション関係者の間でも評判が良いんですよ。スポーツウェア並みに着心地が快適で、シルエットはスタイリッシュ。今回見せていただく「THE CITY」はビジネスシーンを想定しているんですか?」

芦川「はい。“働く大人のデイリーウェア”をコンセプトに、アスレチックブランドならではの機能性とファッション性を融合させたラインアップを展開しています。デザインのテーマは『ニューバランス』の靴作りの哲学でもある“FIT(フィット)”。働き方やシーンなど、多様化する現代のライフスタイルにフィットする服作りを目指しています」

四方「今の時代にぴったりですよね。コロナ禍によって働き方が変わり、ビジネススタイルもだんだんオンとオフの境目が曖昧になってきていますから。今やビジネススタイルは、オンはスーツで、オフはカジュアル、といった単純なものではなくなり、多様化する働き方やシーンに応じてそれぞれが服装を選ぶ、という時代です。ただ、だからこそ世のビジネスマンの間では、“何を着れば良いのかわからない”という声も少なくないんですよね……」

芦川「その通り。「THE CITY」はそういう声に応えるために生み出されたコレクションなんです」


芦川「まずは代表的なアイテムであるジャケットをご覧ください。こちらは2023年春夏シーズンの新作である「イージーシティ ピケジャケット」です」

四方「デザインは着回しの効くベーシックな2ボタン、カジュアルにも着こなしやすい3パッチポケットというのも良いですね。お、素材はピケですか?」

芦川「さすが、お気づきになりましたね。これまでジャケットやパンツにはサークルストレッチウーブンというジャージーライクな素材を使っていたんですが、今シーズンは春夏向きにこちらの新しいピケ素材のものを追加しました」

四方「メンズのドレスウェアでもピケは春夏の定番素材。このタテ向きの畝が着こなしに春夏らしい雰囲気を演出してくれるんですよね。肌触りもサラッとしていて、夏場の汗ばむ肌にも気持ち良さそう」


四方「風合いもピケらしい。この適度なハリによって服のシルエットがきれいに見えるのも良いところで……え、ちょっと待って。すごく伸びますね、コレ!」

芦川「ピケのサラッと感をそのままに、ストレッチ性を持たせています。さらに吸水速乾性もプラスしました」

四方「パッと見はナチュラルな風合いなのに、バリバリの機能性ファブリックなんですね」

芦川「しかもこれ、自宅の洗濯機で洗えるんですよ。シワにもなりにくいので、ケアも楽ちんです」

四方「これは時間のないビジネスマンにとって、強い味方になりますよ」


芦川「今シーズンはこのピケ素材を使った「ピケ カーディガン」もラインアップしています」

四方「確かに今、男性の間でカーディガンの需要が高まっています。テーラードジャケットだと堅すぎるけれど、Tシャツやスウェット1枚だとラフすぎる……。そんなときにカーディガンはうってつけですよね。テレワークのときは羽織りモノとしても重宝しますし」

芦川「今シーズンは色のバリエーションを拡充したんですが、色のトーンにこだわりました。ネイビーとグレーが通常よりもやや明るめのトーンになっているんです」

四方「なるほど。ファッションシーン全体でも、今シーズンはこういうニュアンスカラーやスモーキーなカラーがトレンドになっていますよね」

芦川「コロナ禍から徐々に日常が戻りつつあり、それとともに世の中の気分も明るいリラックスムードに移行しつつある。そこでビジネススタイルの基本カラーも、ソフトなトーンを提案することにしたんです」

四方「いつもの真面目なネイビーも良いですが、こうしたちょっとリラックス感のあるライトな色味のほうが今の気分によりマッチしますね」


四方「では、インナーのおすすめはありますか?」

芦川「ビジネスマンのお客様には定番の「ポロシャツ」が売れています。特に好評を博している要因が、実は襟のデザインにあるんです」

四方「襟がドレスシャツのように立体的に作られているんですね。これなら上にジャケットを羽織っても、襟がペタッとなりませんね。通常のシャツみたいにネクタイも結べますし。ジャケットのインナーがカットソーだとちょっとカジュアルすぎる……というときにちょうど良さそう」

芦川「おっしゃる通り。また、ボタンダウンカラーなのでノーネクタイのときでも襟のボタンがアクセントになるんです」

四方「目の細やかな鹿の子生地や、貝ボタンといった上品なディテールもビジネス使いにふさわしいですし……もちろん、機能面も?」

芦川「はい、ボディは吸水速乾性とナチュラルなストレッチ性のある機能性ポリエステルです。サラッとした着心地でビジネスから体を動かすようなシーンまで着用いただけます」

四方「こちらもやはり隙なし(笑)。襟や胸ポケットのシューパッチがポイントになるから、これ1枚で着てもサマになりますよね。ゴルフのときにも良いんじゃないですか?」


今ならこう着たい。

スタイリスト四方さんのセルフスタイリング提案

四方「説明を聞いていると、だんだんと“着てみたい熱”が高まってきました」

芦川「今回はぜひ四方さんに「THE CITY」を着てもらいたいです。どういうコーデを組まれるのか、見せていただけるとうれしいです!」

四方「では早速、別室で着替えてきますね」

――着替え完了――

四方「……いかがでしょう? これが私的な「THE CITY」のコーディネートです!」

芦川「おお! 黒の「イージーシティ ピケジャケット」と「ピケ スリムテーパード パンツ」をセットアップ使いしてくださったんですね。上品な色気を感じます」

四方「仕事柄、スーツを着なくてはいけないシーンが多いわけではないんですが、時々、会食やちょっとしたパーティなどでジャケットを着る必要があります。そんなときには、こんなセットアップスタイルで出かけたい。ジャケットとパンツはブラックを選ぶことで都会的な雰囲気を演出して、インナーにはベージュの「シューパッチ リラックス ポケットTシャツ」をコットンニット感覚で合わせました。足元は白かグレーの『ニューバランス』のスニーカーで間違いないのですが、今回はドレス感を高めるためにあえて黒のプレーントゥを選んでいます」

芦川「どちらかというとスポーティなイメージの「THE CITY」ですが、コーデ次第ではこんなにも大人っぽい着こなしになるんですね!」


プロも太鼓判。

「THE CITY」コレクションは大人にとって心強い味方になる

芦川「今回はコーディネート例まで披露していただき、ありがとうございました」

四方「いやぁ、商品を実際に見せていただいて人気の理由がわかりました。幅広いシーンに対応できるデザインや快適な着心地も魅力的ですが、「THE CITY」の一番の強みはスタイリングが簡単な点にあると思います。その日のスケジュールや気分に合わせてそれぞれのアイテムを組み合わせるだけで、誰でも簡単に、感度の高い着こなしをモノにできますからね。ビジネススタイルをどうすれば良いか迷ってしまいがちな大人にとって、「THE CITY」は最良の答えになるのではないでしょうか」


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■プロフィール

(写真右)スタイリスト・四方章敬さん/1982年、京都府生まれ。ドレスファッションに精通し、数多のメンズファッション誌から指名を受けるトップスタイリスト。最近はブランドアイテムのプロデュースも多数手がけている。

(写真左)ニューバランスジャパン 商品本部アパレル商品部アパレル企画課 芦川浩大さん/1984年、名古屋生まれ。アパレル会社勤務を経て、ニューバランスジャパンへ。現在は商品本部に籍を置き、「THE CITY」をはじめ、アパレルラインのプランニングを手がける。

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