golf2022.09.01

【ゴルフ5レディス2022レポート】吉田優利の連覇か、稲見萌寧の連勝か。いよいよ明日開幕！ゴルフ5レディス

JLPGA2022シーズンの第26戦「アルペングループ創業50周年記念大会ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」が、9月2日(金)～4日（日）に開催されます。試合会場は昨年の「ゴルフ5カントリー四日市コース」（三重県）から、今年は「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」（千葉県）へと変わりました。

コースは名匠デズモンド・ミュアヘッドの設計で、フェアウェイのアンジュレーションが強く、池が多く配された戦略性が高いレイアウト。景観も美しいので、選手だけでなくコースも含めた観戦の楽しさも大きいことと思います。

昨年は、プラチナ世代の吉田優利選手が、岡山絵里選手とのプレーオフを制して優勝しました。最終ホールに吉田優利選手がボギーを打って岡山絵里選手が追いつき、そこから2ホールにわたるプレーオフという手に汗握る展開でしたが、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。

開催地の「ゴルフ５カントリーオークビレッヂ」は、アンジュレーションが強くバンカーや池が目立つホールが多い

ディフェンディングチャンピオンの吉田優利選手は、「スタートダッシュで出遅れないようにしたい。天気も悪そうですが、しっかりコースマネジメントを立ててプレーしたいと思います。調子は完璧ではありませんが、よい状態を保つことができていると思います」と意気込みを語りました。

一方で昨年の賞金女王・稲見萌寧選手も先週の「ニトリレディス」で優勝し調子を上げていますし、8月に初優勝からの2連勝を飾った岩井千怜選手、メルセデスランキング首位に躍り出た山下美夢有選手（2022年8月28日時点）なども虎視眈々と優勝を狙っており、白熱した試合が期待できそうです。

また、ゴルフ5所属の穴井詩選手、川満陽香理選手、イ・ナリ選手、武尾咲希選手、山本景子選手、山田成美選手らもホステスプロとして上位を狙います。

6人のホステスプロたちも気合十分で試合に臨む

開幕を明日に控え、コースは着々と準備を整えています。

芝を刈り、バンカーを整えるといったコースメンテナンスはもちろん、テレビ中継用の鉄塔やそれらの配線を設置する工事も行われ、今年は有観客試合ということで、ギャラリースタンドや動線のローピング、ギャラリープラザなども設営されました。

あとは選手とお客様を待つだけです。

グリーンの手入れも万全。ピン位置も入念に計算されて設定される

芝の刈りこみ、バンカーのメンテナンス、目土なども丁寧に行われている

今年は有観客開催なので、コース内にはローピングがなされる

今年はアルペングループ創業50周年ということで、賞金額も増額され、例年以上の盛り上がりが期待されます。

観客数は1日上限5000人までですが、「チャリティーパターコンテスト」や人気5メーカーの最新クラブを試打できる「GOLF5 有名メーカー大試打会」などのイベントも開催。ギャラリープラザには、ゴルフ5のブースに加え、メーカー直営のゴルフ用品販売ブース、JLPGAグッズ販売ブースや、地元市原市の物産展も出店します。