佐藤心結プロがブリヂストン軟鉄鍛造3兄弟の末弟「258CBP」を試打 「+5ヤード」をやさしく打てるアスリート向けの飛び系アイアン

3月7日、ブリヂストンが新しい軟鉄複合鍛造アイアン「258CBP」を発売した。今回はブリヂストンの契約選手、佐藤心結プロが、ゴルフ5プレステージ広尾店でニューアイアンを試打。その様子をご紹介する。
「258CBP」は、昨年発売された軟鉄鍛造アイアン「241CB」「242CB+」の兄弟モデルとなる軟鉄複合鍛造アイアンで、両モデルよりも高い飛距離性能と寛容性を備えた「アスリート向けの飛び系アイアン」という位置づけ。
『ブリヂストン「258CBP」は3/7発売のニューモデル。「241CB」「242CB+」の兄弟モデルという位置づけ』
佐藤プロは、アイアンは現在7番~PWはよりシャープなモデル「241CB」を使用しているが、6番アイアンはすでに「258CBP」を使用中。また5番アイアンは「233HF」という中空アイアンを使っているという。
まずは改めて、現在のエースアイアン「241CB」を打ってもらい、その後「258CBP」を打って比較してもらった。
「258CBP」はまず9番アイアンから打ったが、1発打つなり「あー、球が高い!」と驚きの声。
『佐藤心結プロがプレステージ広尾店で試打』
「ロフトが立っているからもっと強い球が出るのかと思ったのですが、1発目からすごい高弾道。これだけ球が上がってくれるのはラクだし、球もつかまります。7番、5番も打ってみましたが、番手が上がると球の高さやつかまりで得られる『やさしさ』はより際立ちますね。5番アイアンなんて、いま使っている中空アイアン(233HF)よりも顔がシャープだし操作性がいいのに、距離や高さは遜色ないし、初速はこっちのほうが出ているかも。これはチェンジもあり得ます!」(佐藤プロ)
『構えた顔はボテッとせずにシャープで、打ってみるとやさしい』
弾道を比較してみると、飛距離も高さも全番手「258CBP」のほうが出ていたのに対して、9番よりも7番、5番と番手が上がるにしたがって、しっかり高さもでて飛距離も飛んでいる。とくに5番では「少し高めの弾道でより飛ぶ」という傾向が見られた。
そのぶんバックスピン量は「241CB」のほうが多いが、落下角などを加味すれば球の止まり方に大きな差はなく、「258CBP」のアドバンテージが際立った。
『現在使用中のアイアンと比較すると、ロングアイアンのアドバンテージが際立った』
「私はコースではある程度の操作性が欲しいですし、弾きすぎない打感やラフからの抜けなどを考えると、ミドルアイアン以下はヘッドが小ぶりな『241CB』を選んでいますが、弾道性能だけを見れば『258CBP』はすごく優秀。私も6番アイアンに関しては、ラクに飛ばせて高さで球を止められるしミスにも強いので『入れなきゃ損!』と思ってセットに組み込みました。アマチュアの方にとってはつかまりやミスへの寛容性がすごくメリットがあると思うので、もっと下の番手でも『258CBP』のほうが合う人は多いんじゃないでしょうか」(佐藤プロ)
「258CBP」は、軟鉄複合鍛造ながら360度ポケットキャビティ構造のヘッド。これによって低・深重心となり、ヘッドサイズは「242CB+」と同等ながら、高弾道で高い寛容性を誇る。フェースにはクロムモリブデン鋼という反発力の高いバネ鋼素材を用いており、「241CB」と比べて“+5ヤード”の飛距離性能を備えている。
『バックフェースに大きな溝は見えないが、構造はポケットキャビティ』
佐藤プロにとっては少しヘッドサイズが大きく感じたかもしれないが、一般的な飛び系アイアンと比べれば顔はかなりシャープで、さらに「ツアーコンタクトソール」の効果で抜けもいい。
シャープな顔やコントロール性は欲しいが、プロほどのシビアさは必要ない、それでいてある程度の飛距離は欲しいという欲張りな、中・上級者にとっては、ピンポイントでハマる性能を備えたアイアンと言えそうだ。
『抜けのよさに定評のある「ツアーコンタクトソール」を採用』
「私としては、今回改めて打ってみて5番アイアンの弾道がすごく気に入って、『233HF』から『258CBP』への変更も検討しようと思っています。やさしさは同等、顔のよさやコントロール性は『258CBP』が明らかに上。打感もやわらかくて弾きすぎませんし、変な“飛びすぎ”が出なさそうなところも安心です。もう少しコースで試してみて、もしかしたら開幕から変わっているかもしれません!」(佐藤プロ)
『5番アイアンは、アイアン型UTと同じくらいやさしく、それでいて顔もシャープ』
佐藤プロも、「241CB」「258CBP」と「233HF」という3種類のコンボでアイアンセットを組んでいるが、これはアマチュアもぜひマネしたいところ。コントロール性や寛容性、飛距離性能など番手ごとの役割が明確になれば、それを各モデルに適切に担わせることで、ゴルフはやさしくなる。
昨年来の「241CB」「242CB+」に加え、今年「258CBP」が登場したことで、コンボセッティングの幅は広がっている。ブリヂストンのアイアンは、1本からカスタムオーダーが可能なので、2種類はもちろん、ショートアイアンは「CB」、ミドルアイアンは「CB+」、ロングアイアンは「CBP」という3種類の組み合わせも十分アリだ。
ゴルフ5各店舗ではコンボ前提での試打ももちろん可能。新しい「258CBP」の飛びを体感するもよし、3モデルを比較するもよし、ぜひ実際に試してみていただきたい。
『別モデルを組み合わせるコンボセッティングはアマチュアにもメリット大』
<258CBPアイアンの詳細はこちら>
https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/bridgestone_iron_wedge/
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