【ゴルフ5レディス2022レポート】注目選手レポートVol.4 経験が求められる難関コースは、ベテランにも注目!
若手の台頭著しい女子ツアーですが、今シーズンは上田桃子選手や菊地絵理香選手らが優勝し、若林舞衣子選手や藤田さいき選手なども優勝争いをするなど、ベテランの活躍も目立ちます。
上田桃子選手は1986年生まれで今年36歳。賞金女王の経験もあり通算16勝の実績を誇りますが、昨年・今年の各1勝を含め、30歳を過ぎて6勝も挙げており、まだまだ若手に負けない力を持っています。しかも直近の3戦連続でベスト10フィニッシュを果たしており、今大会のような難関コースでは「本命」の1人といえるかもしれません。
36歳ながら今年も1勝を挙げるなど、衰えを見せない上田桃子選手
「大東建託・いい部屋ネットレディス」で5勝目を挙げた菊地絵理香選手は、1988年生まれの34歳。飛距離があるわけではありませんが、安定したショットと大崩れしないマネジメントは経験を感じさせます。自身初の年間複数回優勝も十分可能性はあるでしょう。
菊地絵理香選手も今季1勝。経験を生かして若手を迎え打つ
まだベテランというには少し早い気もしますが、注目したいのは青木瀬令奈選手。1993年生まれの29歳で、身長153cmと小柄。シード選手の中では飛距離面の不利はありますが、それを補うショットの精度とマネジメント、そしてツアー屈指のパッティングで2年連続優勝を果たしています。
同組の選手よりも40~50ヤード後ろからフェアウェイウッドでグリーンをとらえ、長いパットを決めてくるプレースタイルはある意味エキサイティング。フェアウェイが狭く池の多い「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」が、青木瀬令奈選手のスタイルにハマる可能性は十分にあります。
「飛ばないのに強い」青木瀬令奈選手は今季好調。安定感も抜群で、今季2勝目も狙える
同じ29歳の渡邉彩香選手は、青木瀬令奈選手とは正反対の飛ばし屋。
昨シーズンに5年ぶりの復活優勝を遂げてから調子を上げ、今年も「ほけんの窓口レディース」で優勝しています。渡邉彩香選手の飛距離は、「ピンの切ってある面に球を止める技術が必要」だという「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」においても明らかにアドバンテージになります。2打目をほかの選手よりも短い番手で打ってピンをデッドに狙うゴルフなら、ビッグスコアも期待できます。
渡邉彩香選手は飛距離を武器に難コースを攻略できるか
ゴルフ5所属のホステスプロ、穴井詩選手も注目したい選手です。
初優勝も2016年の「ゴルフ5レディス」でしたし、昨年の「ゴルフ5レディス」でも優勝争いを演じるなどホステスプロとしての自覚が強く、今年も活躍が期待されます。現在34歳のベテランですが、今年はドライビングディスタンス1位をキープしており、飛距離は衰えを知りません。
2019年以来の4勝目を挙げるなら、この試合こそ最高の舞台でしょう。
飛ばし屋といえば穴井詩選手。ホステスプロの意地を見せるか
このほか、今シーズンはまだ未勝利ですが、実力派の韓国勢、申ジエ選手や全美貞選手なども控えており、若手選手がそう簡単に優勝できるとは限りません。
難関コースだけに経験が重要なこの大会、ベテランからも目が離せません!
申ジエ選手も今季まだ未勝利ながら、いつ勝ってもおかしくない実力派
【YouTubeゴルフ5チャンネルで練習場中継をライブ配信(予定)】
9月2日(金)08:30~10:30 https://youtu.be/nWqKZ-nfz1M
9月3日(土)08:30~10:30 https://youtu.be/wMi64cpPNcA
9月4日(日)07:30~09:30 https://youtu.be/J_hkjcfHgCA
<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント関連動画>