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golf2023.04.20

《関西オープン優勝おめでとう!》蟬川泰果選手がピンアパレルと契約。「メジャーを全部獲れる選手になります!」

2023年に入って、関西オープンでプロ転向後初勝利を飾った蟬川泰果選手。アマチュアながら「パナソニックオープン」「日本オープン」でメジャーを含む2勝という前代未聞の成績をあげ、国内ツアーに旋風を巻き起こした昨年に続き、プロ転向後の新シーズンに入って、2戦目で早くもツアー優勝を果たした、今もっとも注目されている選手だ。

今春東北福祉大学を卒業し、今年から本格的にツアー参戦している蟬川選手は、ピンと総合契約を結びサポートを受けることとなった。蟬川選手の契約はクラブだけでなくウェアにも及んでいるが、近年人気急上昇中のピンのアパレルについて、そして昨年の活躍と今後について、アルペングループマガジンのインタビューに答えてくれた。

なお、このインタビューは関西オープン優勝前の4月7日に実施している。


超大型新人・蟬川泰果選手は2001年生まれの22歳。2022年、東北福祉大在学中にアマチュアながらツアーで2勝しプロ転向、2023年関西オープン優勝


――昨年はすごい活躍でしたね! 昨年の成績をどう自己評価していらっしゃいますか?

蟬川「ありがとうございます。Abemaツアーでの優勝に始まり、レギュラーツアーでも2勝、しかも日本オープンにまで勝てた昨年は、150点くらいつけてもいい最高の出来だったと思います」


――とくに印象に残っている試合はどれですか?

蟬川「もちろん日本オープンは日本最大の試合ですし、アマチュアで優勝すれば赤星六郎さん以来95年ぶりとのことでしたので気合は入りました。そして世界アマチュアランキング1位で臨んだパナソニックオープンもまた、結果を出さなければというプレッシャーを感じていたので、勝ったときの喜びは特別でした」


――日本オープンは勝てるという自信はあったのですか?

蟬川「グリーンのスピードや硬さ、ラフの長さなど、パナソニックオープンとは別物というくらい難しいコンディションでしたので、まさか勝てると思っていませんでした。ただ、パナソニックで勝ったときの感覚が残っていてコンディションはよかったですし、僕は飛距離が出せて球が高いタイプなので、アドバンテージは感じていましたので、上位には行けるんじゃないかという感触はありました」


――ハードなセッティングは得意?

蟬川「飛距離と高さは武器になると思っていますが、今年の1月に挑戦した米ツアーの『ファーマーズインシュランスオープン』のコース(トリーパインズGC)が、人生で経験したなかでいちばん難しいコースでした。ああいうコースを経験して、いまはもっと技術が必要だと感じています。とくに超高速グリーンへの対応力や、100ヤード以内の精度などはもっと上げていきたいです」


――パナソニックでの初優勝後ではなく、日本オープン後にプロ転向したのはどうしてですか?

蟬川「本当は初優勝後すぐにプロになりたい気持ちもあったのですが、学生最後の試合を残していたので、それに出場するためにプロ転向は秋まで待ちました」


――プロになることは決めていたんですね。

蟬川「物心ついたころからプロゴルファーになるのは夢でした。ただ大学時代には『本当にプロになれるのだろうか』という心配はずっとあって、しかも同級生たちが就職を決めていくなかで不安が募り、就職活動を始めようと思ったこともありました」


――サラリーマンになることも考えた?

蟬川「はい。営業の仕事とか、楽しそうだなと思います(笑)。でも一昨年の『マイナビABC』でローアマを獲れたことや、昨年の『関西オープン』で17位タイに入れたことが自信になって『プロになれそうだな』と感じるようになり、Abema、パナソニックでの優勝で『シード選手になれるかもしれない』と思えるようになりました」


――プロになって変わったことはありますか?

蟬川「“勝つ”ことの難しさを実感しています。昨年の『三井住友太平洋VISA』などは自信満々で出て3日目を終えて首位にも立ったのですが、最終日に6オーバー叩いて8位。プロの世界には実力がある人たちがたくさんいて、そのなかで心技体全部がそろわないと優勝することはできないと感じました。まして欧米の試合では、いまの力を100%出すだけでは勝てない。レベルアップが必要だと感じました」


プロになる前はサラリーマンになることも考えていたという蟬川選手


――では、ピンアパレルとの契約についてお聞きします。ピンのウェアにはどんな印象をお持ちでしたか?

蟬川「デザインがカッコいいブランドだなと感じていました。学生時代も着ていましたし、以前から好きだったんです。そんなブランドから契約のお話をいただいたのは、本当に光栄ですね。買ったときはデザイン重視でしたが、着てみるとストレッチ性も高いし着心地もよく、機能性が高いと感じました」


――どんな服が好みなんですか?

蟬川「普段はタイトなシルエットの服が好きです。でもいま着ているこのシャツみたいな少しルーズでダボっとしたデザインも、カッコいいです。自分で買うとしたら選ばなかったかもしれませんが、こういう選択肢があると気分よって選べていいですね。ピンのウェアはこういうバリエーションも豊富なので、いろんな方が自分のスタイルに合ったものを選べていいと思います」


少しルーズなシルエットのシャツもカッコイイですね!と蟬川選手


上品な質感に可愛い総柄のシャツ


パンツ後ろのポケット部にはチャーミングなMr.PINGのモチーフ


――やはりデザインは大事ですか?

蟬川「ファッションは昔から興味があって服が好きなので、デザインはいちばん大事だと思っています。とくにゴルフのときはカッコいいウェアで決めたいですよね。試合前にウェアを選ぶのはすごく楽しいです。送っていただいたウェアのなかから『今日はどう組み合わせようかな』と考えるとモチベーションも上がります。こういうのはアマチュアの方々も同じですよね」


ウェアを選ぶポイントはデザインが一番だという


同じ総柄のセットアップにすることで存在感が溢れるコーデに


選択肢が豊富で様々なコーデを楽しめるのがピンアパレルの良さだと話す


練習ボールのPING PUNCHロゴが胸元のアクセントに


バックプリントにはオリジナルのMr.PINGのモチーフが映える


――色の好みはありますか?

蟬川「ピンクが好きで、応援用のタオルもピンクなんです。あとはゴールドも好きですね」


――では最終日の勝負服はピンク?

蟬川「いやー、最終日は福祉大カラーの黄色×白かな。黒とピンクを組み合わせたら、ライバルの日大カラーになってしまうので避けると思います(笑)。でもたとえば初日はピンクに決めるというのもアリかもしれません。ピンにももっとピンクのウェアが増えると嬉しいです」


――ピンと言えば「Mr.PING」というマスコットもあります。

蟬川「独特でかわいいですよね。USのピンのアパレルにはこのデザインがないらしくて、米ツアーに挑戦したときにMr.PINGのセーターを着ていたら、向こうのツアーレップの人に『そのデザイン、面白いね!』って言われました」


最終日はこれかな…と蝉川選手。今後のツアー最終日に着てプレーをしているかも…?


アメリカンな雰囲気のモックネックシャツにもMr.PINGのモチーフが


――では最後に今後の抱負を聞かせてください。

蟬川「まずは次の1勝が目標です。でもゆくゆくは4大メジャーに全部勝てるような選手になりたいです!」


――先輩の松山選手を追い越したい?

蟬川「もちろんそういう気持ちはあります。でもそれには結果を出し続けることが必要です。大学のコーチから『負けて学ぶよりも勝って学ぶことが多い』と教わりました。だからとにかく勝ちたいです!」

そう力強く語ってくれた蟬川選手は、このインタビュー後に出場した関西オープンで、自身の目標を早くも達成。まさに有言実行、この活躍に選手としてのスケールの大きさを感じずにはいられない。
これで世界の舞台もしっかりと見えてきたであろう蟬川選手は、ピンアパレルのウェアを身に纏いながら、次なる大きな目標に向かって進んでいく。
 


<蟬川プロ インタビュー動画>

https://youtu.be/33qI-VIX-UE


<ピン 商品一覧>

https://store.alpen-group.jp/disp/CSfContentsPLP.jsp?baseCatTp=3&B=498

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