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running2023.04.24

祝40周年!ナイキ エア ズーム ペガサス 40

あらゆるスポーツブランドの中で、最も歴史のあるシューズシリーズがこのナイキペガサス。40という数字はそのまま、誕生から40周年となるからほんとすごいです。思い返せば、中学の頃に流行ったレトロランニングスニーカーブームの時に、古着屋でアウトソールラバーがカチカチに硬化したものを高値で買ったのもペガサスでした。そんな甘酸っぱい思い出から数十年、いつの時代も最先端のランニングシューズとして君臨してきた傑作品の、アニバーサリーモデルが堂々の登場です。

ランニングシューズ愛好家の間だとおなじみですが、毎年春がペガサス新モデルの季節で、奇数がモデルチェンジの回、偶数がセミアップデートの回です。今回は節目の年ですが偶数なのでセミアップデート。いつもだとそれほど大きな期待はない(失礼)なのですが、さすがアニバーサリーモデルなのか、今回のアップデートはいつもと違いました!


まず一つ目のアップデートがこちら。

アッパーと履き口が変わっただけなのに、39からの変化がものすごいです。

39も相当に良かったのですが、悠に超えてきました。これはもう、実際に足入れしてもらうしかないです。ふかふかです。


こちらはAlpen TOKYOに展示してあるシューズを解体したサンプルです。

こんな感じにクッション材がシュータンとヒールにたっぷり入っています。


続いて2つ目がこちら。

39で使用されていたフライワイヤーから、フィットバンドに変更。両手で優しく包み込み、抱きかかえてくれているような優しいフィット感には、もはや眠気がします笑


こんな形状です。

靴紐を締めるとこのバンドが引っ張られ、足を包むようにフィットしてくれます。


続いて3つ目がこちら。

リアクトミッドソール、フロントヒールにズームエアパッド内蔵、耐久性とグリップに優れるアウトラバーソールと、39とソールの仕様はまったく同じはずなのにーーー、なぜか履いた感覚は別物。すごいバネ感を感じます。その理由はアッパーの効果なのかわからないのですが、なぜにこんなに違いが出ているのか、ほんと教えてナイキさん!


こちらがバネ感の源のズームエア。パック状になったものが前後に配置されています。


今回おとずれたAlpen TOKYOのディスプレイはこんな感じです。

ペガサスの歴史とスペックをあらわした、クラシカルかつユーモアのあるデザイン。


Alpen TOKYOでは試し履き用に各サイズも揃えていますので、ぜひ新国立競技場にも採用されたトラック素材のフロアで試走してみてください。

わたくし牧野も、リリース初日と第2弾発売の2回とも店頭販売応援に行きましたが、次回5/8(月)の第3弾リリースにも販売応援に行く予定(※)ですので、ぜひそこでお会いしましょう。

※実施日時等変更の場合があります。予めご了承ください。
 


<著者プロフィール>

牧野 英明

BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。

自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。

「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。

ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。

Instagram: @makinohideaki

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