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outdoor2022.11.22

Burton取り扱い店舗が、さらに拡大! Burtonの世界観が凝縮された正規ショップに遊びに行こう!

スノーボードと聞いて、誰もが真っ先に頭に浮かぶブランド「Burton」。

プロライダーからの人気も高いBurtonですが、アルペングループではBurton取り扱い店舗の数が昨シーズンよりもぐっと増え、全国12店舗で扱えるようになりました!

Burtonの世界観の中、ファミリーツリーコレクションやSTEP ON®システムなどをはじめとするギア・ウェア・アクセサリーまで、Burton正規取扱店でしか手に取ることができないアイテムが揃った店舗について、この機会にくまなくリサーチ! Burtonの目指す方向や豆知識も含め、スタッフの方からお話を伺いながら紹介していきます。

Burtonファンはもちろんのこと、これからスノーボードを始めたいと考えている人も要チェックですよ!


――全国でもBurton専門コーナーがあるショップ自体が少ないので、取り扱い店舗の拡大は嬉しいニュースになりますね。

昨今、Burton自体がさらなるブランド価値の向上のため、正規に販売できる店舗を限定していく流れになっていることから、ショップを見かけることが以前より少なくなったと感じる人も多いのではないかと思います。Burtonの商品を、専門的な知識を持ったスタッフがお客様としっかり会話しながら販売できる店舗でのみ取り扱いを認定する、という仕組みに変わったのが理由ですね。

そんな背景もあって、特に量販店では取り扱える店舗は少ないのが現状です。しかしアルペングループに関しては、「スノーボードアドバイザー」という専門知識・技術に長けたスタッフが常駐する店舗が全国にあり、お客様とコミュニケーションを取りながら販売してくれる店舗としてBurton側から認知していただけるようになりました。

おかげさまで、全国でBurton製品を取り扱えるショップが厳選されるなか、アルペングループでの取り扱い店舗は昨年までの7店舗から、今シーズンは12店舗に増え販売できるようになったということはとてもありがたいことですし、お客様にとっても嬉しいニュースになったのではないでしょうか。


――アルペングループでは、どちらの店舗でBurton商品を取り扱っていますか?

以下の全国12店舗で取り扱っています。

スポーツデポ / 帯広店上越店甲府昭和インター店長野店岐阜県庁前店広島八木店

アルペン / 岡崎店姫路中地店奈良尼辻店米子店

アルペンアウトドアーズフラッグシップストア柏店

アルペンマウンテンズ一社店


――ではさっそくギアを見せていただけますか? まずは板について特徴をお聞かせください。

板を見ていただくと分かると思いますが、多くのメーカーの板は穴が空いていて、そこにバインディングをビスで留めていく方式になっています。しかしそれだと自分の求めているベストなスタンス幅が取れないというデメリットがあるわけです。

しかしながらBurtonの場合、スリットと言われる溝があり、その溝に対してビス留めしていく方式になるため、スタンス幅や乗る位置を自由自在に調整できます。これが、Burtonの「The Channel®」というマウンティングシステムです。また、このシステムによって板全体がしっかりきれいにしなってくれるので、初心者の方でも板をうまくコントロールすることができるというのが特徴となっています。


――次にブーツについて、Burton独自のこだわりなどを教えてください。

ダイヤルを回すだけで完璧なフィット感を得ることができる、BOA®フィットシステムですね。このシステムは各メーカーで採用されていますが、Burtonが使用している紐は一般的に使われているステンレスワイヤーではなく、イングランドロープ社と共同開発したナチュラルファイバーレースという紐を採用しています。

ナチュラルファイバーレースにすることで、ワイヤーにありがちな張り感がなくなり、しっかりとブーツはフィットするけれど、自分がフレックスしたいときにはフレックスしてくれるという、紐の特性を生かしつつも最新機能もミックスさせたようなパフォーマンスを実現してくれます。


――Burtonのために開発された紐となると、故障したときのメンテナンスは心配ありませんか?

むしろBurtonのようなビッグカンパニーになると、パーツの在庫もしっかりありますし、すぐにメンテナンスできる環境が整っていますから心配ありません。海外メーカーだとパーツを心配されるお客様もいらっしゃいますが、驚くほどアフターサービスが充実しているのがBurtonです。パーツリストも圧巻で、昔の商品であっても互換性までしっかり案内されているくらいですから。


――あとは、BurtonといえばSTEP ON®バインディングですね。

ブーツのヒール部分をバインディングのヒールバックルにカチッと踏み込み、あとはつま先側に重心を移動してトウの両サイドを固定するだけで簡単に装着できるのが最大の特徴です。ストラップタイプのバインディングと比べてもデメリットが本当に少ないので、今後はSTEP ON®が主流になっていくと思います。


――続いてウェアについてですが、どんな特徴がありますか?

まずBurtonのウェアというのは、滑走するときの横乗り姿勢=ニュートラルポジションに合わせて裁断・縫製されているので、試着するとスキーウェアとは全く別の着心地を感じると思います。

Burtonの最高峰モデルに位置付けされている[ak]シリーズは、素材にGORE-TEX Proを採用し、プロレベルの耐久性と軽さ、機能を備えたハイエンドウェアとなっておりまして、バックカントリーといった過酷な環境でもライディングを楽しませてくれる、まさに最高の一着です。

ほかにも、BurtonのウェアはLiving Lining®といって、体温の変化に応じて快適性をコントロールするレイヤーシステムが採用されています。ウェアの中の温度が高くなると汗の蒸発をサポートする機能が働いて通気性が増し、逆にウェアの内部の温度が低くなると、繊維の目が閉じて体温を捕えてくれる仕組みです。


――Burtonは小物類も充実していますね。

そうですね。特にグローブは機能性が良いのにお値段が良心的なのも、Burtonのおすすめポイントです。インナー付きGORE-TEXグローブは、他のメーカーの価格に比べて数千円単位で価格が抑えられているだけでなく、素材がいいこともありとにかく長持ちします。小物に限らず、Burtonはあらゆるギアが長持ちする…というよりは、長持ちしすぎるくらいです(笑)


――さまざまなギアを見せていただきましたが、今シーズンモデルならではの特徴はありますか?

今シーズンのBurtonは、創設者であるジェイク・バートンの追悼の意味もありまして、彼が好きだった「ジェイクブルー」と言われる、鮮やかな青色をギアの各部分にさりげなく散りばめているのがポイントです。

バインディングのビスを1つ青色にしていたり、タグ部分を青色にしていたり、そんな遊び心があるウェアやギアを買えるのは今しかないので、ぜひショップでチェックしてみてください。


――では最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

総合的に言うと、スノーボードを生み出したジェイク・バートンがBurtonを立ち上げ、そこからずっとスノーボードを追い続けてきた、いわば先駆者なんですね。新しい機能や新しいプロダクトはBurtonから生まれてきていることが多く、それが現在は他のメーカーでもスタンダードになってきていて、Burtonが時代を創ってきたと言っても過言ではありません。

例えばギアひとつを取ってもそうで、Burtonは毎年マイナーチェンジしていますが、そのたびに上のモデルで使われていた機能をどんどん下のモデルに落としていく、という方法でものづくりが行われています。ユーザー目線の声を拾い、改良して新しいパーツが付いたら、それまでのパーツを下のモデルにグレードダウンしていく。そうすることで、昔ハイエンドだったモデルと同じくらいの機能がエントリーモデルに全部詰まっている、みたいにギア全体をレベルアップしていくわけです。

こういった歴史や物作りに対する姿勢があるからこそ、オリンピック選手やプロライダーたちにすごく好まれているブランドですし、何より信頼できるブランドとして選ばれている、それがBurtonだと思います。

アルペングループのBurton取り扱い店舗では、Burtonを知り尽くしたスノーボードアドバイザーが、商品を見るだけでは分からないこだわりやギアの性能なども含めお客様にアドバイスしていきますので、特にこれから始めたい初心者の方ほど、私たちに声をかけて相談してほしいですね。自分に合ったギアやウェアを身につけて、上達してさらにスノーボードを好きになってほしいですから。
 


■Alpen Group Burton Winter 2023サイト

https://store.alpen-group.jp/disp/CSfWebCatalog.jsp?CTLG_ID=167

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