一切ブレない!高精度アイアンシャフト【グッと深掘りゴルフギアVol.28 グラファイトデザイン「ツアーAD AD-105」編】
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの“深~い話”をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第28回目は、グラファイトデザインのアイアン向けカーボンシャフト『ツアーAD AD-105』を取り上げる。
アイアンシャフトは、上級者やハードヒッターほどスチールシャフトで、カーボンシャフトはパワーのない人が使うものという印象を持っている人は多いのではないだろうか。実際、アイアンセットの純正シャフトは、軽いものがカーボンシャフトで、重めのものにスチールシャフトが採用されているケースがほとんどだ。
しかし、カスタム用のシャフトに関しては、必ずしもそのパターンは当てはまらない。各シャフトメーカーからカスタム用に出ているカーボンシャフトには、スチールシャフトよりもハードで高性能なものがめずらしくない。
重量級カーボンシャフトは、スチールシャフトより断然硬くブレない
というのも、カーボン素材でシャフトを重く作ろうとすると、カーボンシートを多量に重ねることになり、どうしても肉厚になってしまう。カーボンは、軽くやわらかいシャフトを作りやすい反面、重いものはハードになりやすいのだ。
しかし、カーボンで作った重く硬いシャフトは、しなりにくく手ごわいと同時に、ブレにくく暴れないため、ハードヒッターにとっては大きなメリットがあるのだ。
とくにグラファイトデザインの『ツアーAD AD-105』は、スチールシャフトには出せない剛性感と安定性から、アイアンに高い精度を求める上級者に高い人気を誇り、ゴルフ5プレステージでもフィッティングの「切り札」にされているという。
上級者向けのカーボンシャフトの中でも、この『ツアーAD AD-105」は群を抜いた硬さを誇り、しなり戻りによって高さを出したり球をつかまえてくれるというような「お助け要素」はほぼない代わりに、強振してもトゥダウンしたり暴れたりせず、ヘッドが意図した挙動を忠実に再現してくれるというのだ。
精度が求められるアイアンには、カーボンの硬さは大きなアドバンテージとなる
定価は1本3万3000円(税込)と、アイアンセットに挿すには高価に感じるかもしれないが、それだけの違いはある。アイアンに絶対的な精度を求める人、重量級スチールシャフトに頼りなさを感じている人、スイングは悪くなかったのになぜかダフるというミスが出がちな人などは、ぜひ『ツアーAD AD-105』のしっかり感を試してみていただきたい。
またカーボンシャフトは衝撃吸収機能が高く、インパクト時にひじや手首に与えるダメージが小さいので、故障を抱える人にとっても大きなメリットがあるはずだ。
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