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golf2022.09.04

【ゴルフ5レディス2022レポート】ゴルフシューズをウォッチング!女子プロたちの足元へのこだわりが見えた

パターに続いて、ゴルフシューズの使用状況も大会会場でウォッチング。BOAなどのダイヤル調整機能がついたスパイクレスシューズを好むアマチュアとは対照的に、「シューレース(靴ひも)」の「スパイク」を愛用する選手が多く目につきました。

その中でも、主な選手たちの使用モデルを詳しく紹介していきます。

山下美夢有選手、申ジエ選手らが履いていたのはニューバランスの「UG2500v3」です。

日本人の足に合わせて開発された足型を使用し、甲部のほどよい高さと足の周囲のゆとりはキープしつつ、かかとを締めて前足部を少し上げることでフィット性を向上。足当たりのない一枚構造と高い防水仕様が快適なプレーをサポートしてくれるといいます。


プロから支持される足入れの良さ、履き心地が最大の武器


グリップ力にも優れ、力点となる母指球、子指球、踵骨を囲むように配置し、しっかりと踏ん張りが効くようデザインされたソフトスパイクです。

小祝さくら選手、渡邉彩香選手はECCOの「BIOM HYBRID 4」を着用していました。

ECCOのシューズは、自社タナリー(革なめし工場)で製造された高品質プレミアムレザーと、約2500人のアスリートの足を計測してつくられた、人本来の足の動きをサポートする足型の採用により、快適な履き心地を実現しています。


ゴルフ用に開発されたECCOの最上位レザーが抜群の履き心地を生む


前足部・中足部・かかと部にそれぞれ異なる設計を施した「MTN GRIP OUTSOLE」と、アッパーレザーの裏側に設置された「X-TENZAテクノロジー」が、歩行性と安定性、ホールド性を高めています。

青木瀬令奈選手は、同じくECCOの「BIOM G3」を愛用。こちらはソフトスパイクで、自社製の高品質プレミアムレザーが生んだ履き心地の良さと高い柔軟性とグリップ力、そして足裏全体で地面をつかむような安定性が特徴です。


人間工学に基づいて設計されたラストによって、素足のような感覚で地面を捉えることができる


ゴルフ5所属の穴井詩選手と山本景子選手は、アディダスの「ツアー360 22」を着用しています。

2005年に誕生した「ツアー360」をフルモデルチェンジし、スパイクとスパイクレスの長所を融合した”スパイクモア”アウトソールが搭載されています。適所に配置された6つの“タービンスパイク”は、動きや用途に応じて臨機応変かつオートマチックに性能が変化します。


スパイクレスの快適性とスパイクの安定感・グリップ力を併せ持つ


スイング時はタービンの鋭い凹凸が剥き出しになり、スパイク以上に刺さって抜群のグリップ力を発揮。一方、歩行時にはタービンが足裏のバネのように作用することで、スパイクレスよりも快適な歩行性能を体感できます。

吉田優利選手はナイキの「リアクト インフィニティ プロ」を使用していました。
反発力と耐久性に優れ、柔らかさと軽量さを備えた画期的なクッショニング性が特徴。ピストンスパイクと、データに基づくトラクションパターンは抜群のグリップ力を発揮します。


独自のソール構造は高いグリップ力を誇る。アッパーはメッシュ素材なので、屈曲もしやすい構造になっている


木村彩子選手が履いていたのは、プーマの「イグナイト ブレイズ プロ」です。
プーマ独自のミッドソールフォームは、軽量で安定性を発揮。また、「プレミアムTPUアウトソール」はグリーンのコンディションに関係なく優れたグリップ性能、耐摩耗性を提供します。高性能メッシュは撥水性と通気性に優れ、究極のパフォーマンスを実現したスパイクです。


軽量かつ安定性の高いスパイクレスシューズ。メッシュ素材が使用されており、通気性と撥水性を兼ね備えている


女子プロのこだわりは、足元で彼女たちのプレーを支えるゴルフシューズにも貫かれています。会場にお越しの際は、選手たちの足元にも注目してみてください。きっと皆さんのシューズ選びの参考になるはずです!
 


<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント関連動画>

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