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golf2022.09.04

【ゴルフ5レディス2022レポート】首位が目まぐるしく入れ替わる大激戦!セキ・ユウティンが吉田優利とのプレーオフを制して初優勝!

JLPGA第6戦「ゴルフ5レディス」最終日後半戦、サンデーバックナインはまれにみる大混戦で白熱の試合展開となりました。

午前中、堀琴音選手や尾関彩美悠選手らがバーディーラッシュで追い上げる一方で、単独首位でスタートした勝みなみ選手も連続バーディースタート。吉田優利選手も3番でバーディーを奪うなど、最終組も負けじと好プレーを見せます。

しかし、勝みなみ選手が4、5番で、吉田優利選手も6番でボギーを打つのと連動するように、後続の選手がどんどんスコアを伸ばしていき、6番ホールで勝みなみ選手が再びバーディーを奪った段階で、勝みなみ選手、小祝さくら選手、堀琴音選手の3人が11アンダーで首位に並ぶ展開となりました。

ここからはまさに大混戦。一時は10アンダーで瞬間的に8人が首位に並ぶほどで、先の展開がまったくわからなくなりました。


堀琴音選手は24位タイからスタートし、最終日ベストスコアの「65」で回りトータル11アンダーでホールアウト


そんな中、勝みなみ選手が9番ホールでボギーを打ってついに首位の座から陥落すると、セキ・ユウティン選手が12番でバーディー、13番パー5でイーグルを奪い、13アンダーまでスコアを伸ばして、2位グループに2打差をつけて抜け出します。

ところがセキ・ユウティン選手はその後14番でボギーの後、15番ホールでOBを打ち、無念のダブルボギー。勝みなみ選手も11番ホールでフェアウェイバンカーからうまく脱出できずダブルボギーで後退。優勝戦線はさらに混迷を深めます。

ここで、今日31-34の7アンダーで廻り11アンダーまでスコアを伸ばしていた堀琴音選手がホールアウトしてスコアを確定。この11アンダーが優勝争いの1つの目安になります。


勝みなみ選手は連続バーディーでスタートするも、3つのボギーのほか11番のダブルボギーで優勝戦線から脱落


次に優勝争いをリードしたのは、小祝さくら選手。ここまで上位陣では唯一ノーボギーで順調にスコアを伸ばしていた小祝さくら選手は、13番ホールでバーディーを奪って単独首位に躍り出ます。しかしそれもつかの間、続く14番パー3でティショットを池に落としたうえ3パットしてのトリプルボギーを叩いてしまいます。

すると今度は、優勝争いから脱落したかと思われていたセキ・ユウティン選手が16、17番を連続バーディーとしてバウンスバック。トータル12アンダーでホールアウトし、クラブハウスリーダーとなります。


小祝さくら選手は一時単独首位に立つも、14番パー3で池ポチャし、無念のトリプルボギー


セキ・ユウティン選手はジェットコースターのような出入りの激しいプレーだが12アンダー単独トップでホールアウト


この段階でプレーしている上位選手でセキ・ユウティン選手に追いつく可能性が十分と言えるのは、15番ホールを終えて1打差の11アンダーにつけている吉田優利選手のみという状況でした。

その吉田優利選手は、17番ホールでグリーン奥から13mという長いバーディーパットをねじ込み、セキ・ユウティン選手に並びます。そして18番をパーで終えたことで、優勝はセキ・ユウティン選手と吉田優利選手とのプレーオフで争われることになりました。

吉田優利選手は昨年の「ゴルフ5レディス」でもプレーオフに進出。岡山絵里選手を破って優勝を遂げています。一方のセキ・ユウティン選手は日本ツアー初のプレーオフでレギュラーツアー初優勝を狙います。


吉田優利選手は17番パー3で13mのバーディーパットを沈め12アンダーとし、セキ・ユウティン選手に追いつく


プレーオフは、18番ホールを繰り返し使用するレギュレーション。

先にティショットを打った吉田優利選手は、フェアウェイ左サイドへ。18ホール目のショットとほとんど同じ位置です。一方、セキ・ユウティン選手は大きくスライスして右サイドのラフに入れてしまいました。

吉田優利選手は、2打目をグリーンに乗せてきますが、ピンが切ってある最上段にはわずかに届かず、3段グリーンの2段目。

2打目が出すだけになってしまったセキ・ユウティン選手は、3打目をグリーン最上段まで突っ込み、3mの好位置に付けました。

結局、吉田優利選手が3パット、セキ・ユウティン選手が2パットでともにボギーとなり、プレーオフは2ホール目へ。

ピン位置を3段グリーンの最奥から手前11m右7mの2段目へと変更されました。


プレーオフ1ホール目、吉田優利選手は2オンに成功するも3パットのボギー


セキ・ユウティン選手はティショットを曲げて2打目を刻み、3オン2パットのボギー


プレーオフ2ホール目は、吉田優利選手がフェアウェイ右サイドの好位置につけ、セキ・ユウティン選手は左サイド、1ホール目で吉田優利選手が打った付近のファーストカット。

そして2打目は、吉田優利選手は左奥10m、セキ・ユウティン選手は右横4mの位置。

ここから吉田優利選手はファーストパットを外してしまいましたが、セキ・ユウティン選手はしっかり沈め、念願の日本ツアー初優勝を遂げました。

セキ・ユウティン選手は日本ツアーに挑戦して6年目。レギュラーツアーへの本格参戦は初めてのシーズンでしたが、見事大激戦を制して優勝勝ち取りました。


吉田優利選手はプレーオフ2ホール目、10mほどのバーディーパットを決められなかった


セキ・ユウティン選手は、8バーディーと1つのイーグル、そして2つのボギーと1つのダブルボギーを打つ出入りの激しいゴルフでしたが、最終日33-33の66。4打差からの逆転優勝でした。

吉田優利選手も3つのボギーを打ち、勝みなみ選手は3ボギー1ダブルボギーなど、ノーボギーで回る選手が出ず多くの選手が難コースに苦しむ中、イーグルや8つのバーディーなど、ミスを帳消しにする攻めのゴルフを見せたセキ・ユウティン選手に勝利の女神は微笑みました。


2打目、165ヤードを6番アイアンでピン横4mにつけ、バーディーパットを沈めて決着


「日本ツアーに挑戦して6年目で、これで夢だった初優勝と初シードを手に入れられて本当にうれしいです。本当に緊張して、とくにプレーオフ1ホール目は頭が真っ白になりましたが、メンタルコーチのアドバイスを思い出してプレッシャーに負けずにプレーできたのがよかったと思います。私を助けてくれているチームのみんなやファンの方々、スポンサーさんや試合を支えてくれているボランティアの方々、みんなに感謝したいです。」(セキ選手)


日本ツアー6年目にしてうれしいレギュラーツアー初勝利だった
 


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