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golf2022.10.21

最新シャフトとベストマッチはどれ?最新モデルを試打するならまずはここから!【フィッティング・ルポ】Vol.25

今年も秋の新商品シーズンがやってきた。今年はクラブだけでなくシャフトも「当たり年」。ゴルフ5プレステージのフィッターたちは、話題の最新シャフトたちにどんなヘッドが合いそうか、発売前から試行錯誤に余念がない。

そんななか、フィッターたちの間で「面白そう」と話題になっているシャフトとヘッドの組み合わせを、ゴルフ5プレステージ新宿店の隠岐和也フィッターにいくつか紹介してもらった。


ゴルフ5プレステージ新宿店勤務の隠岐和也さん。プレステージの立ち上げ当時からフィッティングを担当している腕利きフィッターで、接客スキルも高い


1つめはフジクラの「スピーダーNXグリーン」。10月6日に発売したばかりだが、発売前から女子プロをはじめ、すでにツアーでの使用率急上昇中のシャフト。これにはアベレージゴルファー向けのカーボンフェースドライバー、テーラーメイド「ステルスグローレプラス」を組み合わせたいという。

「『スピーダーNXグリーン』は、全体的なバランスのよさはピカイチです。とくに40~50g台の軽めスペックの完成度が高いので、軽めのヘッドと組み合わせるとシャープに振り抜けそうです。『ステルスグローレプラス』は、ヘッド重量が196gと200gを切るうえ、アジャスタブルホーゼルなのでロフトの調節もできます。少し軽めのグリップなら280g台くらいにできますので、パワーのない人でも振り心地抜群の1本ができると思います」(隠岐さん)


「スピーダーNXグリーン」は、軽めのスペックを比較的軽量な「ステルスグローレ」のヘッドと組み合わせたい


2つめはグラファイトデザインの「ツアーAD CQ」。こちらも10月7日発売の最新シャフトで、先が走って飛ばせるシャフト。これを「ローグST MAX」と組み合わせるのが面白そうだと隠岐さん。

「先調子シャフトは走って飛ばせる反面、インパクトに若干のバラつきが出やすい特徴があります。その点『ローグST MAX』は、飛距離性能の高さもさることながら、ミスヒットへの寛容性の高さが光るヘッドです。とくに上下の打点ミスへの強さは特筆ものなので、先調子シャフトのネガティブな部分を消して高いミート率で飛ばせると思います。50g台のSくらいと組み合わせると、バランスよく仕上がるのではないかと思います」(隠岐さん)


「ローグST MAX」は上下の打点ブレに強いので、先調子のシャフトのデメリットを消してくれる


3つめは三菱ケミカルの「ディアマナGT」。9月に発売されたディアマナシリーズの最新シャフトで、先端と手元側の剛性を高めることで中間部分のしなりを感じ、安定した動きでスムーズに振り抜けるシャフト。隠岐さんはこれを「ステルスプラス」と組み合わせたいと話す。

「『ディアマナGT』は、安定感が高くて暴れないのに、打ってみると低スピンになりすぎず、ほどよくスピンが入ってくれるシャフト。これなら『ステルスプラス』のような超低スピンの手ごわいヘッドでもドロップするのを防ぎつつ、ヘッドの高初速・低スピン性能を生かせるはず。『ステルスプラス』を使いたいけれど少しハードだなと感じている人は、『ディアマナGT』の60g台Sなどと組み合わせてみるといいのではないでしょうか」(隠岐さん)


球が上がりにくい「ステルスプラス」も、「ディアマナGT」なら比較的やさしく打ちこなせそう


これがプレステージのフィッターたちが導き出した、ヘッドとシャフトがお互いの長所を生かす気になるセッティング。気になるシャフトがある人も、気になるヘッドがある人も、まずはこの組み合わせから試打してみてはどうだろうか。
 


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