ダフリを解消してくれるカウンターバランスのアイアンシャフト【グッと深掘りゴルフギアVol.48】三菱ケミカル「OTi85」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第48回目は、三菱ケミカルのアイアンシャフト「OTi85」を取り上げる。
当連載ではたびたびアイアン用のカーボンシャフトを取り上げている。カーボンシートの組み合わせにより、スチールでは実現不可能な個性を持ったシャフトが多く、ゴルフ5プレステージの緻密なフィッティングを生かしやすいことがその理由だが、今回取り上げる「OTi85」もそのひとつ。
ゴルフ5プレステージ神戸店でも、アイアンのダフリに困っているお客さまに提案し、劇的な改善が見られたケースがいくつもあると、同店のフィッター濱西剛史さんは話す。
ゴルフ5プレステージ神戸店勤務の腕利きフィッター濱西剛史さん
「『OTi85』は、手元側に重さのあるカウンターバランスのシャフトなんです。普通のシャフトでは、総重量的には問題がないはずなのに、ヘッドを重く感じてしまってリリースが早くなり、ヒール側にミスヒットしたり、ダフるというようなミスが出る方がいるんです。そういった方に『OT』シリーズをご提案すると、急に芯に当たるようになるケースがあります」(濱西さん)
「OT」シリーズは手元側に重さのあるカウンターバランスのアイアンシャフトだ
カウンターバランス系のシャフトは、ダンロップの「XXIO」シリーズなどでも採用されており、振り心地が軽くなるのが特徴。ウッド系では同じ三菱ケミカルの「テンセイ」シリーズなどが有名。これをアイアンでも取り入れたのが「OT」シリーズというわけだ。
「シャフトを上手にしならせられない方でも、『OT』シリーズならスムーズに振り抜けて、ミスが防げるだけでなく距離が伸びたりするケースもあります。アイアンに『NSプロ950GHネオ(S)』や『ゼロス8(S)』などの軽量スチールシャフトを入れている方なら、『OTi85』のSRくらいが合いやすいですね」(濱西さん)
軽量スチールが合う人なら「OTi85」のSRくらいがピッタリだ
純正のカーボンシャフトは軽すぎる・やわらかすぎるので「無難に」軽量スチールを選んでいるという人は多いが、そういう人にこそ「OTi85」を試してほしいと濱西さんは言う。
ダフリやヒールヒットのミスが多い人は、ぜひ一度ゴルフ5プレステージにて試してみてほしいシャフトだ。
「OTi」は、「On the Target iron」の頭文字から名付けられた。i85、i95があり、フレックスも選べる
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