golf2023.03.09

フットジョイから「ハイパーフレックスカーボン」が発売！快適性・安定性がさらにアップしてリニューアル

プロを中心に幅広いファン層を持つゴルフシューズメーカー、フットジョイ(以下FJ)が、快適性と安定性を兼ね備えたソフトスパイクの人気モデル「ハイパーフレックス」を「ハイパーフレックスカーボン」としてリファインし、今春発売する。

前作の「ハイパーフレックス」は、しっかり感があるソフトスパイクのアウトソールと防水ニット素材のアッパーを組み合わせたモデル。足の甲を包み込むフィットラップシステムを採用したBOAモデルはとくに人気で、歩きやすく快適性が高いとツアープレーヤーにも使用者が多かった。

モデルチェンジした「ハイパーフレックスカーボン」は、前モデルの高いクッション性と歩行性という長所を踏襲しながらさらに安定性を高めることで、スイング時のブレにくさを大幅にレベルアップさせたのが最大の特徴だ。

前作に比べ安定性が大幅にアップした「ハイパーフレックスカーボン」

安定性の向上は、アウトソールに搭載された新開発の「CONTROL PLATE」構造の効果が大きい。これは独自の形状・パターンで成形された新開発のカーボンプレート。これを中足部に設置することで、ミッドソールのクッション性と快適性を損なわずに、前モデルよりも安定性を約70％も向上させている。

アウトソール部の「CONTROL PLATE」。これにより前作から安定性がさらにアップした

さらに、クッション性の高い上層と剛性が高く安定する下層を組み合わせたミッドソールに、グリップ力と最適屈曲が特徴の「OPTIFLEXアウトソール」を合わせた「STRATFORM in FTF3層構造」を採用している点も、快適性と安定性の両立に大きく貢献している。

クッション性に優れた「STRATFORM in FTF3層構造」はハイパーフレックスに初搭載

アッパー素材は、ニット素材の上に繊維状の極薄PUコーティングを施した「インテリシールドアッパー」を用いることで、防水性・透湿性を両立。ニット特有の高いフィット感を保持しつつ「伸びすぎ」を防止することで、ニットのメリットを生かしつつ、弱点であった頼りなさの解消に成功した。

高いフィット感・ホールド性の実現に関しては、「DUAL WRAPID BOAシステム」をフットジョイのシューズとして初めて搭載したことも大きい。従来1枚のラップで覆われていた甲部分を2枚のラップに増やすことで、足の形に添うようにより細かくホールドすることができ、スイング時にゆるみやすい中足部〜前足部のフィット性が大きく向上した。これがサイドのTPU製コントロールサドルと連動することで、左右方向のブレを防ぎ、スイング時の安定性が大きくアップしている。

防水性、透湿性に貢献するFJ独自の「インテリシールドアッパー」

「DUAL WRAPID BOA ®フィットシステム」はFJのシューズで初搭載

インソールには「Ortholite Impressionインソール」を採用。着用後数分で自らの足型に沈み込んでフィットするため非常に安定感が高く、足の指を使ってスイングをしやすいだけでなく、足元から全身の姿勢を整える効果もある。へたりが少なく耐久性、吸湿性、防臭性にも優れており、「ハイパーフレックスカーボン」の快適性を下支えするポイントとなっている。

また、履き口は立体成型の3Dクッションカラー。足首・くるぶしから甲部分までを包み込むようにサポートし、優れた足入れとフィット感を実現している。

FJのシューズの安定性やフィット感はインソールや履き口などの細かなところまでこだわり抜かれている

アウトソールは、双方向から溝が刻まれ、その溝の延長線上にクリート（鋲）が配された「OPTIFLEXアウトソール」。足裏の溝が足の屈曲を正確に再現しつつ、屈曲した状態でもクリートがしっかりと地面をホールドする。この「OPTIFLEXアウトソール」が生み出す強いグリップ力は、スパイクレスシューズには真似できない次元のもの。大きく向上した安定性と相まって、「ハイパーフレックスカーボン」の大きな強みと言える。