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other2021.02.11

バレーボールをするならサポーターは必須! 種類や選び方を解説

バレーボールは、基本的に体育館のような屋内コートで行われるスポーツです。硬い床の上でプレーするため、選手には擦過傷や打撲などの怪我をしてしまうリスクがつきまといます。そのような怪我を防ぐため、プレーの際に着用しておきたいのがバレーボール用のサポーターです。
ここでは、バレーボールサポーターを着用することによる効果や、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■バレーボールサポーターをつける意味

・筋肉や関節の負担を軽減する

・床との摩擦を抑える

■バレーボールサポーターの選び方

・パッドの有無で選ぶ

・自身に合ったサイズ感で選ぶ

・通気性や伸縮性も確認

■サポーターの種類

・肘用サポーター

・膝用サポーター

■複数のサポーターを使いまわすのがおすすめ

■サポーターで怪我を予防しよう

 

■バレーボールサポーターをつける意味

バレーボールサポーターをつける意味

バレーボール用のサポーターは、大きく2つの役割を持っています。サポーターをつけることによって、どのような効果を得られるのでしょうか。

 

・筋肉や関節の負担を軽減する

バレーボールは、スパイクやサーブなどの際にジャンプをすることが多いスポーツです。ジャンプ後に着地する際は、普通に立っているときと比べて10倍もの負担が体にかかるといわれ、ジャンパーズニーやジャンパー膝などと呼ばれる、膝の酷使によるじん帯炎になる選手もよく見られます。

バレーボール用のサポーターを着用していれば、体にかかる負担を軽減して関節やじん帯、筋肉の怪我を防いだり、怪我をしている場合は悪化しないように保護したりすることができます。

また、サポーターによる適度な圧迫が体の動きをサポートし、筋肉疲労を軽減する効果も期待できるのも、サポーターの着用によるメリットのひとつです。

 

・床との摩擦を抑える

ボールをレシーブする際をはじめ、バレーボールは肘や膝が床と接触する機会も多いです。床に強く体を打ち付け打撲してしまったり、滑り込んだ際の摩擦による傷ができたりすることもあり、初心者の方は怪我による恐怖心から思うようなプレーができなくなる恐れもあります。

肘や膝にサポーターを着用して保護しておけば、床との摩擦を避けられるため、打撲や擦過傷といった怪我を予防することができます。また、「サポーターをつけている」という安心感が生まれるため、思い切ったプレーもできるようになるなど、パフォーマンスの向上も期待できるでしょう。

 

■バレーボールサポーターの選び方

バレーボール用のサポーターは、肘や膝といった部位ごと以外にも、用途などで種類が異なります。サポーターを着用する目的に応じて、自身に適した製品を選ぶことが大切です。

 

・パッドの有無で選ぶ

バレーボール用のサポーターは、パッドが入ったものとパッドなしのものに大きく分けられ、それぞれ特徴や適したポジションが異なります。どのような用途でサポーターをつけるのかを踏まえて、自身に適した製品を選ぶようにしましょう。

 

【パッド入りの特徴】
クッション性の高いパッドが入っているタイプのサポーターは、プレー中に膝をついたり床に滑り込んだりしても体をしっかり保護し、関節部分が冷えないように保温してくれます。打撲のような怪我の予防に効果的です。
初心者の方や、リベロのようにレシーブで床に滑り込む機会が多い方は、パッド入りのサポーターを選ぶと良いでしょう。

ただし、パッドなしのものに比べるとプレー中にズレやすく、プレーの際にわずらわしさを感じることもあります。

【パッドなしの特徴】
パッド入りのサポーターよりも打撲などを予防する効果は落ちますが、サポーター着用時の違和感が少なく動きやすいという点で優れています。適度な圧迫で体の動きをサポートしてくれるため、素早い動きが求められるアタッカーや上級者の方におすすめです。

摩擦や着地時の衝撃を防いだり、関節部を保温したりする効果はあるため、パッド入りのサポーターは動きづらいと感じる方や膝に違和感を覚えている方は、パッドなしタイプを選ぶと良いでしょう。

 

・自身に合ったサイズ感で選ぶ

サポーターは、きつすぎるとプレーの妨げになってしまい、緩すぎるとそもそもサポーターとしての効果を発揮できないうえ、プレー中にズレてしまいます。
自身の肘や膝にフィットするサイズのものを選ぶようにしましょう。固定力を調整できる、マジックテープ(面ファスナー)のついている製品もおすすめです。

 

・通気性や伸縮性も確認

サポーターによっては、つけることで逆に関節が動かしづらくなったり、汗で蒸れたりすることもあります。快適にバレーボールをプレーするために、伸縮性が高く、通気性・速乾性に優れて蒸れづらい素材を使用しているかどうかを確認しておくと良いでしょう。

 

■サポーターの種類

バレーボールは全身を使うスポーツなので、サポーターも肩や腕、足首、腰用など、部位ごとに多くの種類があります。その中でも使用されることが多いのが、肘と膝のサポーターです。それぞれ、どのような特徴を持っているのかをご紹介します。

 

・肘用サポーター

肘用サポーター

レシーブで飛び込んだ際に強打する恐れがあり、スパイクやサーブなどで曲げる動作も多いのが肘です。肘関節を保護する役割を持つ肘用サポーターは、パッドが入っていて、擦過傷や打撲などの怪我を予防できるタイプの製品が多く販売されています。
肘の動きを妨げないように、自身にフィットするサイズ感のものを選ぶようにしましょう。

 

・膝用サポーター

膝用サポーター

レシーブやジャンプの際など、膝はバレーボールで特に酷使される部分といえます。バレーボールの膝用サポーターは、伸縮性が高く膝を動かしやすいようにできているため、バレーボール用と銘打たれたサポーターを選ぶのがおすすめです。

打撲や擦過傷に加え、膝の使い過ぎによるジャンパーズニーの予防や再発防止などの観点から、膝用サポーターは両膝に着用するようにしましょう。
パッドが入っているものか、パッドなしの場合は適度に厚みのあるサポーターなら、ジャンプ時の衝撃や床との摩擦などから、膝をしっかりと守ることができます。

 

■複数のサポーターを使いまわすのがおすすめ

どれだけ通気性や速乾性に優れたサポーターを使っていても、プレー中に汗をかいて蒸れてしまうのは防ぐことができません。汗を吸ったサポーターをそのまま放置していると、臭いが発生してしまうので、使用後は製品の洗濯表示などを確認したうえで洗うようにしましょう。

洗濯機で洗えない製品の場合は手洗いしてください。サポーターを手洗いする方法は以下の通りです。

 

【サポーターを手洗いする方法】
1.水と洗濯用洗剤を使って押し洗いする
2.絞らないように軽い力で水を切る
3.日陰に吊り干しする

 

洗濯機を使用できる製品の場合も、ほこりの付着や他の衣類に傷がつくことを避けるために、マジックテープ部はつけた状態で、ネットに入れて洗濯するのがポイントです。夏場など、サポーターが汗をたくさん吸っている場合は、押し洗いの前に一度水洗いすることをおすすめします。

まめに洗って清潔な状態を保ちたいサポーターですが、ほぼ毎日練習などで使う場合、乾燥が間に合わないことも考えられます。特にパッド入りのサポーターは乾きづらいため、1セットではなく複数セットを購入して使いまわすようにすると、いつでも清潔なサポーターを着用できて便利です。

 

■サポーターで怪我を予防しよう

バレーボールは、サーブやレシーブの際にジャンプしたり、床に滑り込んだりする機会が多く、肘や膝を怪我しやすいスポーツです。打撲や擦過傷といった突発的な怪我だけでなく、ジャンパーズニーのような慢性的な膝の使い過ぎによる怪我も防止するために、バレーボール用のサポーターを利用することをおすすめします。

怪我の予防や負担軽減、パフォーマンスの向上など、自身の目的に合ったサポーターを活用してバレーボールを安全に楽しみましょう。

 

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