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outdoor2021.02.18

キャンプでは靴選びも重要! 使える靴の種類や選び方のポイントを解説

キャンプの際に、どのような靴を履けば良いのか悩んだことがあるかもしれません。街中とは異なる環境を楽しむアウトドアシーンにおいて、怪我を防ぎ快適に過ごすためにも、靴選びは重要です。
ここでは、キャンプにおける靴の重要性やキャンプシーンで使用できる靴の種類、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプ用の靴の重要性

■キャンプで使用できる靴の種類

・トレッキングシューズ

・通常のスニーカー

・サンダルも用意しておくと便利

■キャンプ用の靴の選び方のポイント

・カットの高さから選ぶ

・防水性が高いものを選ぶ

・靴の機能性は季節に応じて考えよう

・環境に合わせて使い分けるのもおすすめ

■靴選びにこだわってキャンプを楽しもう

 

■キャンプ用の靴の重要性

日常生活においては、アスファルトのように整備された路面を歩くケースがほとんどですが、アウトドアシーンでアスファルトの路面を歩くことは多くありません。
草が生い茂っている道や砂利道、岩場のある登山道など、整備されていない道を長時間歩く場合、普段使いで履いている靴では足を痛め、怪我をしてしまう恐れがあります。

芝生などがきれいに整備されたキャンプ場やフェスのようなシーンなら、普段から使用している靴でも問題ありませんが、天候によっては地面のぬかるみで靴が汚れてしまうことも考えられます。

怪我やお気に入りの靴が汚れたり傷ついたりするのを防ぐためにも、アウトドアシーンではアウトドア専用の靴を用意しておくのがおすすめです。

 

■キャンプで使用できる靴の種類

キャンプで使用できる靴の種類

 

実際にキャンプではどのような靴を使用すれば良いのでしょうか。キャンプ場で使用することができる靴の種類をいくつかご紹介します。

 

・トレッキングシューズ

トレッキングシューズは、登山やハイキングのような山歩きで使用されることが多いアイテムです。ソールが硬めで不安定な地面でも安心して歩ける、足首を保護し捻挫を防ぐ、防水性が高いなど、アウトドアシーンに必要な機能が揃っています。

キャンプ場に行くまでに登山道を歩かなければいけない、キャンプ場の近くでハイキングも楽しみたいという方は、トレッキングシューズを用意しておくと良いでしょう。

 

・通常のスニーカー

地面がきれいに整備されているキャンプ場でキャンプを楽しむ場合は、通常のスニーカーでも問題ありません。トレッキングシューズよりも軽量で、普段から履き慣れているものなら歩きやすく、靴擦れなどの心配がない点も魅力です。デザイン性が高いものを選べば、キャンプシーンでおしゃれを楽しむこともできます。

アウトドアシーンでスニーカーを使用したい場合は、動きやすいかどうかをはじめ、撥水性や防水性といった機能性、作りがしっかりしていて怪我を防げるかどうかを確認しておきましょう。
また、地面の状況によっては泥などで汚れてしまうことも考えられます。汚したくないお気に入りのスニーカーの使用は避ける、汚れが目立ちづらい色を選ぶといった工夫も必要です。

 

・サンダルも用意しておくと便利

キャンプ場では、トイレに行ったり料理を楽しんだりと、テントから出入りする場面も多いです。トレッキングシューズやアウトドアブーツなど、作りがしっかりしていて履くのに時間がかかる靴しか持っていないと、脱いだり履いたりするのに手間がかかってしまいます。
ちょっとテントの外に出る際のために、着脱が簡単なサンダルも用意しておくと便利です。季節によっては、水辺のアクティビティを楽しむ際にも活用できます。

ビーチサンダルをはじめ、脱げやすいものやソールが薄いものは、石や木の枝を踏みつけた際に怪我をする恐れもあるので避けましょう。かかとを固定できるタイプの、作りがしっかりしたサンダルを用意するのがおすすめです。

 

■キャンプ用の靴の選び方のポイント

キャンプ用の靴の選び方のポイント

 

キャンプ場で使用する靴は、動きやすさが大切です。その他の機能や具体的な靴の形状などは、どのように選べば良いのでしょうか。キャンプ用の靴を選ぶ際に確認しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

 

・カットの高さから選ぶ

アウトドアシーンで使用する靴は、履き口の高さによってローカット・ミドルカット・ハイカットの3種類に分けることができます。高さによって機能性が変わるので、どのような性能が必要なのかを考えながら選ぶことが大切です。

【ローカット】
履き口がくるぶしの下辺りにくるのがローカットシューズです。通常のスニーカーに近い感覚で、足首が固定されず重量も軽めと、履き心地や動きやすさに優れています。他のカットに比べると脱ぎ履きもしやすいため、フェスや整備されたキャンプ場、BBQなどでの使用におすすめです。
ただし、地面がぬかるんでいたりするようなシーンでの使用にはあまり向きません。

【ミドルカット】
ローカットシューズよりも足首を固定できるように作られています。ハイカットほどしっかりと足首が固定されるわけではないので、アウトドア初心者の方でも使いやすく、キャンプやハイキングなど、幅広いアウトドアシーンに対応できるのが魅力です。

【ハイカット】
くるぶしまでカットがあり、しっかりと足首を固定できるタイプです。長時間歩いても疲れづらく、重い荷物を持っていても歩行が安定します。履き口が高いため、水や小石などの異物が靴の中に入りづらいのも魅力です。
着脱に時間がかかるというデメリットがありますが、登山を伴うキャンプや長時間のハイキングを楽しみたい方は、ハイカットを選ぶと良いでしょう。

 

・防水性が高いものを選ぶ

キャンプをはじめとしたアウトドアシーンでは、急な雨に降られることも多いです。また、水辺などを散策して水しぶきがかかることもあるでしょう。そのようなシーンで靴が濡れて中に水が染み込んでしまうと、不快なだけでなく体温も奪われてしまいます。

アウトドア用の靴は使用する場所や季節を問わず、できるだけ防水性能に優れたものを選ぶのがおすすめです。

 

・靴の機能性は季節に応じて考えよう

防水性をはじめ、通気性や軽さ、ソールの硬さなど、靴にはさまざまな機能性が搭載されています。使用する季節に応じて、どのような機能性を持った靴が必要か考えるようにしましょう。

たとえば、気温が下がる秋冬キャンプにおいては、スノーブーツのような保温性に優れたものを用意しておけば、足元の冷えを防ぐことができます。
水辺でのアクティビティや雨の日が増えることが考えられる夏は、防水性に加えて、通気性や速乾性に優れているものがおすすめです。多少水に濡れてもすぐに乾くものなら、安心して使用することができるでしょう。

 

・環境に合わせて使い分けるのもおすすめ

キャンプ場によって環境は異なります。事前にキャンプ場の環境を確認したうえで、最適な靴を選ぶようにするのもおすすめです。

【芝生面の場合】
整地されている芝生面のサイトがあるキャンプ場の場合は、防水性があるものなら比較的どのような靴でも対応できるでしょう。泥で汚れてしまう恐れがあるので、汚したくないお気に入りの靴は履くのを避けるか、汚れが目立ちづらい色のものを選ぶことをおすすめします。

【地面が土の場合】
森林サイトなど地面が土の場合は、芝生面のキャンプ場よりも靴が汚れやすく、整地されていないことも多いです。ミドルカットやハイカットなど、足をしっかり保護できるタイプを選び、怪我を防ぐ必要があります。

【水辺の場合】
川や海、湖など水辺の場合は、近くの地面がぬかるんでいたり、地面が濡れて滑りやすくなったりしています。防水性に加えて、グリップ力が高く滑りづらいソールを搭載した靴が必要です。

 

■靴選びにこだわってキャンプを楽しもう

キャンプ場の環境やキャンプを楽しむ季節によって、用意しておきたい靴の種類は異なります。動きやすさや防水性、怪我を防げる作りになっているかなどに加えて、必要に応じて保温性やソールのグリップ力なども確認しておく必要があるでしょう。
自然の中で楽しむキャンプだからこそ、怪我などのリスクを少しでも減らすために、靴選びにこだわってみてはいかがでしょうか。

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