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outdoor2021.06.17

ロースタイルのキャンプは魅力がたくさん! ギア選びのコツをご紹介

キャンプには非常に多くの楽しみ方やスタイルがあります。その中でも近年主流となり注目を集めているのが「ロースタイル」と呼ばれるキャンプスタイルです。具体的に、ロースタイルとはどのようなものを指すのでしょうか。
ここでは、ロースタイルキャンプの概要や魅力、おすすめのギアなどをご紹介します。キャンプスタイルを決めかねている方や、おしゃれなサイトを作りたい方は、ぜひご確認ください。

 

【目次】

■ロースタイルとは?

■ロースタイルの魅力

・ゆったりとリラックスできる

・テントサイトがおしゃれな雰囲気になる

・小さな子ども連れでも安心

・アイテムをコンパクトにまとめられる

・焚き火を楽しむ際にも快適

■ロースタイルのデメリット

・立ち上がりづらくなる

・料理などの作業が難しくなる

■ロースタイルキャンプにおすすめのキャンプギア

・ローチェア

・グランドシート

・ローテーブル

・収納ボックス

・焚き火台

■ロースタイルでおしゃれで快適なキャンプに

 

■ロースタイルとは?

ロースタイルとは?

 

ロースタイルとは、ロー(低い)という名の通り、テーブルやチェアの高さを低めに抑え、目線を地面に近い位置に持ってきて楽しむスタイルのキャンプを指します。座ったまま使いやすい焚き火台を活用するなど、用意するアイテムは背の低いテーブルやチェアの高さに合わせるのが一般的です。

反対に、背の高いテーブルやチェアを使用して、家庭のリビングダイニングのような空間を構築するキャンプスタイルは「ハイスタイル」と呼ばれます。

 

■ロースタイルの魅力

ロースタイルの魅力

 

近年主流になっているロースタイルですが、具体的にどのような魅力から人気を集めているのでしょうか。ロースタイルの持つ魅力を5つご紹介します。

 

・ゆったりとリラックスできる

ロースタイルでは、一般的に座面高が30cm程度の背が低いチェアを活用します。地面との距離が近くなり、足を伸ばして座ることができるので、のんびりとリラックスしやすいです。

また、目線が低くなるので、テントやタープの下にチェアを配置しても天井が高く感じられます。空間にゆとりができ、開放感を覚えやすいサイトレイアウトになる点も魅力です。

 

・テントサイトがおしゃれな雰囲気になる

テントサイトに使用するキャンプギアをロースタイルで統一することで、サイトの雰囲気がぐっと引き締まります。アイテムの配置や色使いを工夫すれば、おしゃれな雰囲気のキャンプを楽しめるでしょう。

 

・小さな子ども連れでも安心

背が高いチェアやテーブルを使っていると、小さな子どもには座りづらかったり、テーブルに置いたアイテムに手が届かなかったりするかもしれません。ふとした拍子に椅子から落ちてしまい、大ケガにつながる恐れもあります。

一方で背が低いギアが多いロースタイルなら、子どもでも自由に座ったり立ったりしやすく快適に過ごせます。子どもがチェアから落下する心配も少ないので、目が離せない小さな子どもを連れたファミリーキャンプのシーンでも安心です。

また、腰をかけるチェアが低くなるため、子どもやペットと同じ視線からキャンプを楽しめます。普段とは異なる感覚を味わえるのも魅力のひとつです。

 

・アイテムをコンパクトにまとめられる

ロースタイルで使用するアイテムは背が低いため、小さくコンパクトにまとめて収納できるものが多いです。パッキング作業が楽になり、荷物の重量も軽くなるので、今までは容量の関係から諦めていたアイテムも持ち運べるようになります。
また、荷物がコンパクトにまとまる分、設営や撤収といった作業にかかる手間も減るでしょう。

 

・焚き火を楽しむ際にも快適

キャンプの醍醐味のひとつである焚き火ですが、近年は焚き火の際に「焚き火台」と呼ばれるアイテムの使用をルールとしているキャンプ場が増えています。焚き火台は背が低めの商品が多いため、ハイスタイルで使用する背が高いチェアだと、座りながら作業したり、のんびりくつろいだりするのが難しいかもしれません。

しかし、ロースタイルのチェアなら焚き火台の高さと合わせやすいため、薪をくべる作業が行いやすく、火が近いため暖かさも感じやすいです。焚き火をのんびりと楽しみたい方は、ロースタイルでキャンプを行ってみてはいかがでしょうか。

 

■ロースタイルのデメリット

魅力がたくさんあるロースタイルですが、いくつかデメリットもあります。しかし、デメリットは慣れやちょっとした工夫で解決できます。あらかじめ、デメリットと解決方法を知っておきましょう。

 

・立ち上がりづらくなる

背が低いチェアに深く腰をかけて足を伸ばすことが多いため、ロースタイルキャンプの際は椅子から立ち上がるのが面倒になりやすいです。特に体が大きな方ほど、立ち上がりづらさを感じます。

チェア周りに収納ラックやテーブルなどを配置して、頻繁に立ち上がる必要がないサイト作りを心がけるのが、より快適にロースタイルキャンプを楽しむためのコツです。

 

・料理などの作業が難しくなる

背が低いローテーブルとローチェアを組み合わせるため、料理などの立ったまま行う作業が行いづらくなります。焼くだけで簡単にできる料理や食事を事前に準備しておく、調理台として背が高いテーブルを用意して使い分けるなどの対策を行うと良いでしょう。

上背がある方の場合は、前傾姿勢で食事をするケースも考えられます。テーブルとチェアの位置によっては食べづらさを感じたり、腰が痛くなったりすることもあるので、使い勝手の良さを踏まえてレイアウトを考えるのがポイントです。

 

■ロースタイルキャンプにおすすめのキャンプギア

ロースタイルキャンプにおすすめのキャンプギア

 

ロースタイルキャンプをより快適に楽しむためには、使用するキャンプギアの選び方が重要です。ロースタイルキャンプにおすすめのキャンプギアと、その選び方のポイントをご紹介します。

 

・ローチェア

ロースタイルキャンプを楽しむために、最初に考えたいのがローチェアです。大まかな目安としては座面高が30cm程度のチェアを選ぶと良いでしょう。
焚き火を楽しむことをメインにしている方は、燃えづらい生地で作られているかどうか、くつろぎやすさを重視する方は背面が高くリクライニング機能がついているかどうかなど、用途に合わせた機能性を備えているかの確認もおすすめします。

また、ローチェアは立ち上がりづらいのがデメリットですが、肘掛けがあれば立ち上がりづらさを軽減できます。気になる方は、肘掛け搭載のものを選ぶと良いでしょう。

⇒ローチェアを探す

 

・グランドシート

ローチェアではなく、地面にシートを敷いて座る「お座敷スタイル」もおすすめです。チェアを活用するよりもさらに地面を近くに感じられます。
お座敷スタイルはグランドシートの上にカーペットなどを敷くだけで完成するので、設営や撤収作業の手間を省けるのも魅力です。

⇒グランドシートを探す

 

・ローテーブル

ローチェアやグランドシートを決めたら、ローテーブルを選んでいきます。ローチェアを使用する場合は40cm程度、シートに直接座る場合は30cm程度の高さを目安に選ぶと使いやすいです。

食器などを置く天板のサイズは、使用する人数に適したものを選びましょう。ソロキャンプでも大人数のキャンプシーンでも使いたい場合は、天板が小さなテーブルをいくつか用意しておくのもおすすめです。
また、大人数でのキャンプや、焚き火と食事を同時に楽しみたい場合は、口の字のように真ん中にスペースがあり、そこに焚き火台を設置できる囲炉裏型のテーブルも適しています。

⇒ローテーブルを探す

 

・収納ボックス

ロースタイルキャンプを楽しむ際は、アウトドア用の収納ボックスも用意しておくと便利です。アイテムを収納しておけばキャンプサイトをおしゃれに見せられますし、チェアの近くに配置すれば立ち上がる手間を省けます。

また、ハードタイプで耐荷重に優れたフタつきの収納ボックスなら、テーブルやチェアとして活用することもできます。テーブルをいくつも持ち運びたくない方は、サブテーブルとして使えるハードタイプの収納ボックスを用意しておくのがおすすめです。

⇒収納ボックスを探す

 

・焚き火台

近年は焚き火を行う際に焚き火台の使用をルールとしているキャンプ場が多いです。焚き火を楽しみたい方は、必ず用意しておくことをおすすめします。
焚き火台さえ用意しておけば、焚き火台を囲むようにローチェアやテーブルを配置するだけで、のんびりとくつろげるキャンプサイトをレイアウトできます。
調理にも活用したい方は、焼き網や五徳がついていて、耐荷重に優れたタイプの商品を選ぶと良いでしょう。

⇒焚き火台を探す

 

■ロースタイルでおしゃれで快適なキャンプに

ロースタイルは、普段よりも低い視線から自然を楽しめるキャンプスタイルです。特に、焚き火を囲みながらのんびりとくつろぎたい方や、子どもと一緒にキャンプを楽しみたい方に適しています。
のんびり快適にくつろげて、空間を有効活用しておしゃれに見せられるロースタイルキャンプを一度試してみてはいかがでしょうか。

⇒アウトドア用品を探す

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