フリーワード検索

outdoor2022.09.01

キャンプで活躍するランタンハンガーとは? 魅力や選び方などをご紹介

光源が少ないキャンプ場で夜を過ごすためには、ランタンが欠かせません。しかし、キャンプでランタンを低い位置に置いて蹴飛ばしてしまった、しっかりとキャンプサイトを照らせなかったという経験をお持ちの方もいらっしゃるはずです。そのような方におすすめなのが、「ランタンハンガー」と呼ばれるアイテムです。ランタンハンガーを活用すれば、ランタンを高くに設置できるので、安全で快適なキャンプサイトを構築しやすくなります。
ここでは、キャンプシーンで用意しておきたいランタンハンガーの、魅力や選び方などをご紹介します。

 

【目次】

■ランタンハンガーとは

■ランタンハンガーのメリット

・ランタンを倒すリスクが減る

・ランタン以外のアイテムを吊るせる

■ランタンハンガーの選び方

・ハンガーの素材から選ぶ

・取り付け方を確認する

■対応できるポールの直径に注意

■ランタンハンガーは多くの用途で活躍する万能アイテム

 

■ランタンハンガーとは

ランタンハンガーとは、名前の通りランタンやライトといった光源を引っかけて吊り下げるためのアイテムです。テントやタープのポール、小枝などに取り付けて使用します。
高い位置にランタンを吊るすことで、光がしっかりと広がり周囲を明るく照らせるのがメリットです。

ランタンハンガーと似た使い方をするアイテムに、ランタンスタンド(ランタンポール)があります。ランタンスタンドは自立するので使う場所を選ばない一方、大きくかさばりやすいです。荷物の量によっては持ち運べないこともあるでしょう。
しかし、ランタンハンガーは基本的に軽量かつコンパクトなので、荷物を圧迫しません。荷物の量を減らしたいソロキャンプやバイクツーリングといったシーンでは、ランタンスタンドよりも便利に活用できます。

 

■ランタンハンガーのメリット

ランタンハンガーのメリット

 

ランタンハンガーを活用するメリットは、ランタンを吊り下げて周囲を明るくできるだけではありません。使い方次第で多くのメリットを得られるのも、ランタンハンガーの魅力です。
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・ランタンを倒すリスクが減る

ランタンを机の上や地面などに置いておくと、肘が当たって落としたり、蹴飛ばしたりする可能性があります。LEDランタンの場合は大きな問題になりにくいですが、ガスランタンなどの火を使うタイプの場合、火傷や火事といった事態につながる可能性も捨てきれません。

しかし、ランタンをランタンハンガーに吊り下げておけば、ランタンに触れて倒してしまう可能性を減らせます。吊り下げ位置は調整できるので、細かな作業を行いたい時は低めに、サイト全体を照らしたい時は高めに設置するなど、状況によって細かく位置を変えられる点もメリットです。
ランタンによる怪我や事故のリスクを減らし、安全にキャンプを楽しめるようになるでしょう。

 

・ランタン以外のアイテムを吊るせる

ランタンハンガーは、ランタン以外のアイテムを吊るす用途で使えます。例えば、耐荷重に優れたタイプなら、洗濯物や洗った食器を入れたかごを吊るして乾かすことも可能です。小物を引っかけて、インテリアのように見せることもできます。
空間を上手に活用しやすくなり、キャンプサイトを便利にレイアウトしたりおしゃれに見せたりできる点も、ランタンハンガーを用意するメリットです。

 

■ランタンハンガーの選び方

ランタンハンガーの選び方

ランタンハンガーは、各アウトドアメーカーがさまざまな商品を販売しています。使われている素材や取り付け方が異なるので、自身の用途や使いやすさに応じて商品を選ぶことが大切です。
ランタンハンガーの選び方のポイントを2つご紹介するので、商品を購入する際の参考にしてみてください。

 

・ハンガーの素材から選ぶ

ランタンハンガーは、さまざまな素材から作られています。使われている素材の一例としては木製や鉄(スチール)、ステンレスなどが挙げられます。それぞれ特徴ごとの違いを知っておくと、商品を選ぶ際に便利です。

【木製】
楓や桜といった天然木素材で作られているランタンハンガーは、ナチュラルなテイストが魅力です。ランタンハンガーを設置するポールも木製で揃えれば、より自然な雰囲気を楽しむことができます。キャンプサイトをおしゃれに仕上げたい方におすすめです。
ただし、耐荷重は他の素材に劣るので、ランタンが重い場合は注意が必要です。また、雨に濡れるとカビやひび割れといった劣化を起こす可能性もあります。天気が悪い日は屋外での使用を避けるといった工夫を行いましょう。

【鉄製(スチール)】
重厚な見た目で、ヴィンテージ調のランタンに似合うタイプです。耐荷重に優れていて曲がりにくいので、比較的重量のあるアイテムも安心して吊るせます。

【ステンレス製】
鉄製のランタンハンガーと同様に、耐荷重に優れているのが特徴です。汚れやサビに強く、お手入れが簡単なので、天気が悪い日の使用にも適しています。
また、鉄製よりも軽量で持ち運びしやすく、リーズナブルな商品が多い点もメリットです。

シチュエーションやランタンの形状、重さなどに合わせて、素材の異なるランタンハンガーを使い分けると良いでしょう。

 

・取り付け方を確認する

ランタンハンガーは、素材だけでなく取り付け方も商品によって異なります。一般的な取り付け方の種類は、巻き付け型とクリップ・挟み込み型の2つです。

【巻き付け型】
ハンガーの片側をポールに巻き付けて固定するタイプです。ランタンなどを引っかけるとハンガーに重さがかかり、てこの原理によって固定されます。ハンガーにかかる重さが増すほど固定力が高まるので、ある程度重量のあるものを吊り下げたいシーンにおすすめです。
ただし、間違った使い方をするとハンガーが落ちてしまうため、ある程度取り付け方法に慣れておく必要があります。

【クリップ・挟み込み型】
ポールを挟んだりポールにフックを通したりして固定するタイプです。巻き付け型よりも設置が簡単で、固定力も強くズレにくいため、ランタンハンガーを使い慣れていない方にもおすすめです。
負荷をかけすぎるとクリップ部分が壊れる場合があります。無理に負荷をかけないように注意しましょう。

 

■対応できるポールの直径に注意

ランタンハンガーは、商品によって取り付けできるポールの直径が決まっています。無理に設置しようとすると、ハンガーが壊れたりランタンが落下したりといったトラブルの原因になるので、購入時にポールの直径を確認しておく必要があります。
太さの異なる複数のポールを持っている場合は、対応できる直径の幅が広いランタンハンガーを選ぶのがおすすめです。

また、用途によっては、ランタンハンガーではなくランタンスタンドを用意しておくのも良いでしょう。ランタンスタンドなら、テントから離して誘蛾灯のように使ったり、ポールがない場所にランタンを設置したりできて便利です。
使用するシーンやアイテムに応じて、ハンガーとスタンドを使い分けると、より便利で快適なキャンプサイトを作ることができます。

 

■ランタンハンガーは多くの用途で活躍する万能アイテム

ランタンハンガーがあれば、ランタンを吊るしてキャンプサイトの明るさを確保しやすくなります。ランタン以外のアイテムをぶら下げておくなど、空間を縦に活用して、足回りをすっきりさせることも可能です。
素材の異なるランタンハンガーを使い分ければ、キャンプサイトをおしゃれな雰囲気に仕上げることもできるでしょう。

ただし、ポールの直径や吊り下げるアイテムの重量によっては、ランタンハンガーを使えない可能性もあります。ランタンスタンドとの併用も検討するなどして、キャンプサイトをおしゃれで便利な空間に仕上げてみてください。

⇒ランタンアクセサリを探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索