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outdoor2022.12.08

山でおいしいコーヒーを淹れて飲もう! 山コーヒーの魅力と必要なアイテム

登山などのアウトドアシーンで、景色を眺めながらコーヒーを飲みたいと考えている方は多いでしょう。山でコーヒーを飲む「山コーヒー」は、他のアクティビティには代えられない魅力を持っています。
しかし、山でコーヒーを楽しむためには、どのようなアイテムを用意すれば良いのでしょうか。
ここでは、山コーヒーの魅力や必要なアイテム、ドリッパーを使ったコーヒーの基本的な淹れ方などをご紹介します。

 

【目次】

■山で飲むコーヒーの魅力

■コーヒーを淹れるのに必要なアイテム

・バーナー

・コーヒーミル

・ケトル

・ドリッパー

・カップ

■ドリッパーを使ったコーヒーの淹れ方

■山で淹れたてのコーヒーを楽しもう

 

■山で飲むコーヒーの魅力

山で飲むコーヒーの魅力

 

山に登って、雄大な自然や星空といった景色を眺めながら飲むコーヒーは、家や喫茶店などで飲むコーヒーとは異なる味わいや雰囲気を楽しむことができます。きれいな湧き水がある山の場合は、湧き水で淹れたそこでしか味わえないコーヒーを楽しむことも可能です。
コーヒーが好きな方なら、「山頂に着いたらコーヒーを飲もう」と決めておくことで、モチベーションを高められるでしょう。

また、標高が高い山頂は都市部よりも気温が低いです。淹れたての温かいコーヒーを飲むことで体を温めたり、リラックスしたりすることができる点も、山コーヒーの魅力といえます。

 

■コーヒーを淹れるのに必要なアイテム

コーヒーを淹れるのに必要なアイテム

 

インスタントコーヒーも手軽でおいしいですが、せっかくだからハンドドリップで淹れたコーヒーを山で楽しみたいと考えている方も多いはずです。
しかし、ハンドドリップをするにはいくつかアイテムが必要になります。登山では無駄な荷物を減らすのが基本なので、ポイントを押さえてアイテムを揃えることが大切です。
山コーヒーを楽しむために必要なアイテムと、それぞれの選び方のポイントなどをご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・バーナー

基本的に、山には電気が通っていないため、電化製品を使うことはできません。お湯を沸かすためには、ガスバーナーを用意する必要があります。アウトドアシーンで使われるガスバーナーは、火口が1つのシングルバーナーと2つのツーバーナーに分けられます。
山での使用を前提にする場合は、コンパクトで持ち運びに便利なシングルバーナーを選ぶのがおすすめです。
また、シングルバーナーは一体型と分離型の2種類あり、それぞれ特徴が異なります。

【一体型】
バーナー本体にOD缶やCB缶といったガスカートリッジを直接取り付けるタイプです。携帯性に優れています。一方で、ガス缶を下に装着するため五徳が高い位置になりやすく、安定感に欠ける場合があります。

【分離型】
燃料をバーナー本体から離して設置するタイプです。五徳が低く安定感があるので、大きな調理器具を乗せることができます。一体型に比べるとサイズや重量がかさみやすい点に注意が必要です。

それぞれメリット・デメリットがあるので、用途やシーンに適したものを選ぶようにしましょう。

⇒バーナーを探す

 

・コーヒーミル

コーヒー豆を挽くためのコーヒーミルがあれば、山頂でも挽きたてのおいしいコーヒーを飲むことができます。自宅で挽いた豆を持って行くこともできますが、コーヒー粉は豆の状態より表面積が大きくなるため、酸化による風味の劣化が進みやすいです。味にこだわりたい方は、コーヒーミルを用意しておきましょう。

山に持って行くためのコーヒーミルは、コンパクトで持ち運びしやすい手動タイプがおすすめです。ハンドル部分を折りたためたり外せたりするかどうかも確認しておくと、よりコンパクトに持ち運びやすくなります。
ただし、コーヒーミルの大きさは挽けるコーヒー豆の量にも関わります。複数人分のコーヒー豆を一度に挽きたい場合は、少し大きめのサイズを選ぶのも良いでしょう。

⇒コーヒーミルを探す

 

・ケトル

お湯を沸かしたり注いだりするためのケトルも必要です。コッヘルなどのクッカーで代用することもできますが、注ぎ口のないものだと注ぐお湯の量を調整することができません。
注ぎ口のあるケトルなら、お湯の量を調整できるので、おいしいコーヒーを淹れやすくなります。

ただし、調理も行う場合はコッヘルだけを持って行く方が荷物を少なくできます。荷物の量などに応じて、使い分けるのがおすすめです。

⇒ケトルを探す

 

・ドリッパー

ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合は、ドリッパーやコーヒーフィルターの用意も欠かせません。山用のドリッパーは、コンパクトに収納できるタイプや、手入れが簡単に行えるタイプを選びましょう。フレーム状になっている軽量なドリッパーを用意するのもおすすめです。

また、フィルターも忘れずに用意しておきましょう。フィルターには紙製や布製、金属製などの種類があり、それぞれコーヒーの味が変わります。一般的には、紙製だとすっきりした味わい、布製は甘みを感じられる味わい、金属製はコーヒー本来の風味が楽しめるとされています。
山のシーンではコンパクトに持ち運びできるうえに、使い捨てできて後片付けの手間がかからない、紙製のペーパーフィルターを用意するのがおすすめです。

⇒ドリッパーを探す

 

・カップ

コーヒーを淹れるためのカップも忘れずに用意しておきましょう。保温性に優れたチタン製や、軽さに優れるプラスチック製、風景に溶け込みやすい木製のカップなどがおすすめです。
自宅にあるカップを使用することもできますが、ガラス製のカップは持ち運ぶ際に割れてしまう恐れがあるので避けましょう。

また、飲み口が大きいカップだとドリッパーが置けない可能性もあります。ドリッパーのサイズと合うかどうかを確認しておくことも大切です。

⇒カップ を探す

 

■ドリッパーを使ったコーヒーの淹れ方

ハンドドリップでおいしいコーヒーを淹れるためには、いくつかコツや手順を知っておく必要があります。よりおいしいコーヒーを楽しむために、基本的な手順を覚えておきましょう。
ドリッパーを使ってコーヒーを淹れる基本的な手順は、以下の通りです。

【ハンドドリップでコーヒーを淹れる手順】
1.ケトルでお湯を沸かす
2.お湯を沸かしている間に、コーヒーミルで豆を挽く
3.カップの上にコーヒードリッパーと、ドリッパーの形に合わせて折ったペーパーフィルターをセットする
4.セットしたドリッパーに、表面が平らになるように挽いた粉を入れる
5.コーヒー粉の真ん中あたりに少量のお湯を注いだら、少し置いて蒸らす
6.何回かに分けて、平仮名の「の」を書くように残ったお湯を少しずつ注ぐ

粉の中心から、ゆっくりとまんべんなくお湯を注ぐのがポイントです。フィルターにお湯がかからないように注意しましょう。
また、コーヒーの味や香りは、お湯の注ぎ方や温度、豆の挽き方、使うフィルターの種類などで変化します。淹れ方による味の違いを楽しむのもおすすめです。

 

■山で淹れたてのコーヒーを楽しもう

山で自然を感じながら飲むコーヒーは、普段とは異なる味を楽しむことができます。コーヒーを飲むためにはさまざまなアイテムを用意する必要があるため、他の荷物を圧迫しないように、コンパクトに持ち運びやすいかどうかを確認しておくことがポイントです。
一見難しく思える山コーヒーですが、アイテムさえ用意してしまえば簡単に楽しめます。コーヒーが好きな方は、試してみてはいかがでしょうか。

⇒コーヒーを淹れるアイテムを探す

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