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golf2022.12.09

フォーティーン【RM-α】シングルを目指すアマチュアのためのウェッジ

12月9日、フォーティーンが新しいウェッジ『RM-α』を発売する。

現在フォーティーンは、中・上級者向けの高精度鍛造ウェッジ『RM-4』、ミスへの寛容性が高いアベレージゴルファー向けのキャビティウェッジ『DJ-5』、そしてハンドファーストにウェッジを使いたい人向けのグースネックウェッジ『TK-40』などのウェッジを販売しているが、そこに新たに加わった『RM-α』は、「シングルを目指すアマチュア向け」という新ジャンル。

「シングルを目指す」層にとっては、トッププロのようなスーパーアプローチは必要ないが、単純なライや状況で確実にパーを拾えることが重要になる。『RM-α』は、そういったゴルファーに最適な適度なコントロール性と適度な寛容性を併せ持った「セミオートマチック」なウェッジだ。


テクニックが必要な場面でのコントロール性とミスショットへの寛容性、その2つを兼ね備える新しい領域のウェッジだ


ウェッジのやさしさのベースとなるソール形状は、その機能どおり『DJ-5』の「ユニバーサルソール」と『RM-4』の「Hソール」の中間的なデザイン。

バウンスのリーディングエッジ側にバンパー部分を持たせザックリを防ぐ一方、トウ・ヒール方向のラウンドによってフェースを開いてもバウンスの効きが変わりにくいようになっており、適度なやさしさを備えつつ、テクニックを使いやすい工夫が施されている。


ザックリのミスを防ぎやすい設計がなされた専用ソール


バックフェースは『RM-4』の逆テーパーブレードを改良し、バックフェース部の連結面を限界まで絞り込んでヘッド重量の上下方向の分配を強化。この「新・逆テーパーブレード」が打点のミスに対する寛容性をアップし、ブレない性能がさらに進化している。


上下の打点ブレでも安定したスピン性能を発揮する「新・逆テーパーブレード」


また『RM-4』で採用しているステップブレードもさらに進化。バック面のトウ側にボリュームを持たせた「D-ステップブレード」とすることで左右の慣性モーメントをアップし、トウ・ヒール方向の打点ミスに対する寛容性もアップしている。


左右の打点ブレにも安定したスピン性能を発揮する「D-ステップブレード」


またフェースは「新ハイスピンミラー鍛造フェース」を採用。ルールギリギリの溝形状を追求し、雨の日やラフからでもスピン性能の低下を抑え、安定したスピン性能を発揮する。軟鉄鍛造ヘッドで打感もソフトで、ボールの食いつきもいい。アマチュア向けといえども、スピン性能に妥協はない。


ラフや雨の状況でもスピン低下を抑える「新ハイスピンミラー鍛造フェース」


ロフトバリエーションは、46~60度までの2度刻みで8種類だが、58度モデルは、同じソール形状でハイバウンス(H・ロフト角14度)、ミッドバウンス(M・同11度)、ローバウンス(L・同8度)の3種類のバウンスをラインアップ。プレーヤーの入射角やバンカー・芝のコンディションなどに応じて最適なものをチョイスできる。


ロフト角58度では3種類のバウンスがラインアップ(写真は左から「ミッドバウンス」「ハイバウンス」「ローバウンス」)


さらに注目したいのがシャフト。このウェッジのターゲットとなる中間層ゴルファーには、「ダイナミックゴールド」では重いが「N.S.PRO 950」では軽いというニーズが多い。そこで「ちょうどいい振りやすさ」「ウェッジとしての使いやすさ」を追求した専用シャフトを日本シャフトと共同で開発し導入。

「N.S.PRO TS-114w Ver2」は125g。46~54度のローロフト用はフルショットしやすく、56~60度のハイロフト用はバンカーやチップショットでフィーリングを出しやすい特性の番手別設計とし、ボールをフェースに乗せやすいフィーリングを追求したシャフト。

「N.S.PRO TS-101w」は111gというそれよりも少し軽いミドル重量帯で、「重すぎず、軽すぎず」の設定。プレーヤーのヘッドスピードやフィーリングに応じて選ぶことができる。


シャフトは適度な重量感の「N.S.PRO TS-101w」(写真上)と、番手別設計が施された「N.S.PRO TS-114w Ver2」(写真下)の2種類


従来のプロモデルウェッジは少し難しいと感じている人、アマモデルからは卒業したいという人、どちらにも最適なこのウェッジ。シングルを目指すゴルファーにとって過不足のない最適な性能を備えたモデルとなっているので、ぜひチェックしてみていただきたい。
 


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