フリーワード検索

outdoor2023.03.13

トレッキングウェアのおすすめの選び方! レイヤリングのポイントもチェックしよう

登山やトレッキングは、キャンプと並んで人気が高いアウトドアアクティビティのひとつです。山という自然の中で行うアクティビティなので、安全に楽しむには専用のウェアを着用する必要があります。
しかし、アウトドア初心者の方だと、どのような服装がトレッキングシーンに適しているのかわからないかもしれません。
ここでは、トレッキングウェアの基本の考え方や、選び方のポイントなどをご紹介します。これから登山やトレッキングにチャレンジしてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■トレッキングに適したウェアとは?

・トップスは重ね着が基本

・パンツは動きやすさがポイント

・小物も用意しておこう

■トップスの選び方のポイント

・アウターレイヤー

・ミドルレイヤー

・ベースレイヤー

■トレッキングウェアのコーディネートのポイント

■トレッキングウェアを上手に着こなそう

 

■トレッキングに適したウェアとは?

トレッキングに適したウェアとは?

 

登山やトレッキングなど、山で行うアウトドアアクティビティには、基本となる服装の考え方があります。まずは、トレッキングウェアの考え方のポイントを、3つご紹介します。

 

・トップスは重ね着が基本

山の天気は変わりやすく、標高が高くなるにつれて気温も下がります。登るほど寒くなるとはいえ、ただ厚着をすれば良いわけではありません。
歩いている最中は汗ばむくらいに体温が上がっても、休憩中は寒さを感じるはずです。トレッキング中に雨が降って、気温が下がることも考えられます。トレッキング中はさまざまな要因で体温や気温が変化するため、それに対応できる服装の用意が重要です。

気温や天候の変化に応じて服を着たり脱いだりできるように、トップスはベースレイヤー(肌着)、ミドルレイヤー(中間着)、アウターレイヤー(上着)の3層を基本に、重ね着(レイヤリング)を行いましょう。
レイヤリングをしておけば、環境の変化に応じて服装を調整しながら、快適にトレッキングを楽しむことができます。

 

・パンツは動きやすさがポイント

登山やトレッキングでは、急な山道を登ったり、岩に足をかけたりするシーンも考えられます。さまざまな動きが要求されるので、伸縮性に優れていて、足を動かしやすいパンツを用意することも大切です。

伸縮性に加えて、水をはじく撥水性や、汗が乾きやすい速乾性、蒸れを軽減する通気性なども備えていると、不快感を抑えることができます。岩や枝などに当たっても破けないように、耐久性も備えていると安心です。
また、先の鋭い枝が伸びていたり、害虫がいたりと、けがや虫刺されに遭うリスクも考えられます。ロングパンツを着用して、肌の露出を抑えるのもポイントです。

 

・小物も用意しておこう

上下の基本的な服装に加えて、小物類も用意しておきましょう。登山における三種の神器といわれることもある、トレッキングシューズ(登山靴)、ザック、レインウェアの3つの用意は必須です。
時期によって違いはありますが、トレッキングの際に用意しておくと便利な小物類としては、以下が挙げられます。

【サングラス】
サングラスを着用すれば、紫外線をカットしたり、ゴミや枝などの異物から目を守ったりすることができます。標高が高い場所は平地より紫外線が強くなるので、必ず用意しておきましょう。

【帽子】
紫外線のカットに加えて、暑さ・寒さ対策や、頭部の保護といった用途で使えます。季節や天気、着用する目的に応じて、帽子の種類を選びましょう。
紐で結んで固定できるタイプだと、風で飛ばされることを防げます。

【グローブ(手袋)】
寒い季節や、岩場を歩く可能性がある場合は、グローブを用意しておくと安心です。寒さや擦傷から手を守ることができます。

他には、タイツや登山用のソックス、ネックウォーマーなども用意しておくと、快適にトレッキングを楽しめます。

⇒登山・トレッキング用品はこちら

 

■トップスの選び方のポイント

トップスの選び方のポイント

 

トレッキングで着用するトップスは、レイヤーごとに求められる役割は異なります。それぞれの役割と、選び方のポイントを覚えておきましょう。

 

・アウターレイヤー

アウターレイヤーは、雨風を防ぐ役割を担うウェアです。防水性に加えて、岩や木の枝に引っかかっても破けにくい耐久性も求められます。湿気は通して水滴を弾く、防水透湿性に優れているかどうかもポイントです。

アウターレイヤーはさらに、防寒性や防風性に優れたハードシェル、軽く動きやすいソフトシェル、防風性に優れたウインドブレーカー、防水性を重視したレインウェアの4種類に大きく分けることができます。
生地の厚みや素材、機能性が異なるため、季節や天候に合わせて種類を選ぶことが大切です。

 

・ミドルレイヤー

ミドルレイヤーは、主に温度調整を目的としているため、透湿性や保温性に優れているウェアを用意する必要があります。暑い時期は温度調整がしやすいボタン付きのシャツ、寒い時期は薄手のダウンジャケットなど、季節に合わせて選ぶことを心がけましょう。
保温性や通気性、伸縮性などに優れた、フリースをミドルレイヤーとして用意するのもおすすめです。薄手のフリースなら、インナーとして着用することもできます。

ミドルレイヤーには保温性が求められる反面、厚すぎるウェアを選ぶと重ね着が難しくなります。コンパクトに収納できるか、重ね着しやすいかなども確認しておくと安心です。

 

・ベースレイヤー

肌に直接触れるベースレイヤーは、汗を吸収する役割を担います。動きやすさに加えて、速乾性や保温性に優れたものを選ぶのがポイントです。
アウターレイヤーやミドルレイヤーと同様に、季節に合わせて使い分けることをおすすめします。

例えば、暑い時期は吸汗速乾性に優れた化学繊維でできたウェアを用意すると、汗をかいても快適に過ごせます。寒い時期は、保温性や吸湿性に優れたウール素材のウェアを選ぶのも良いでしょう。

ただし、コットン(綿)素材だけで作られたウェアの着用は避けてください。コットンは吸水性に優れている反面、乾きにくいです。汗や雨などで濡れてしまうと、体温を奪われたり、動きにくさを感じたりする恐れがあります。

 

■トレッキングウェアのコーディネートのポイント

トレッキングウェアの中には、ファッション性に優れたアイテムも多く展開されています。おしゃれにアウトドアを楽しむために、コーディネートのポイントも確認しておきましょう。

例えば、コーディネートをワントーンで揃えると、スッキリとした印象のコーディネートになります。カラーで季節感を演出するのもおしゃれです。
黒や白といった落ち着いたモノトーンコーデにする場合は、登山靴や帽子に明るめのカラーを取り入れると、全体のバランスが整います。

柄物やビビッドなカラーのアイテムをコーディネートに取り入れてみるのも良いでしょう。
ファッション性の高いものなら、アウトドアシーンはもちろん、普段使いでもおしゃれに使うことができます。

 

■トレッキングウェアを上手に着こなそう

トレッキングを快適に楽しむためには、ウェアの選び方や着用の仕方が大切です。レイヤリングするのが基本ですが、ウェアごとに素材や厚み、機能性は大きく異なります。天候や気温に応じて、使い分けることが大切です。
機能性に加えてデザイン性も確認しておけば、おしゃれなコーディネートを楽しむことができます。トレッキングに興味がある方は、トレッキングウェアを用意してみてはいかがでしょうか。

⇒メンズトレッキングウェアを探す

⇒レディストレッキングウェアを探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索