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outdoor2023.05.04

ハイキングシューズを履く利点とは? 種類や選ぶ際のポイントもご紹介

本格的な登山ではなく、ハイキングを楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。ハイキングや軽登山、キャンプといったアウトドアシーンには、ハイキングシューズがあると便利です。アウトドアだけではなく、タウンユースでもおしゃれに使うことができます。
しかし、具体的にハイキングシューズがどのようなものかわからない、種類が多くてどれを選べば良いのか迷っているという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ハイキングシューズの特徴や種類、おすすめの選び方などをご紹介します。

 

【目次】

■ハイキングにはハイキング用のシューズを用意しよう

■ハイキングシューズの種類

■ハイキングシューズの選び方

・ソールの硬さ

・滑りにくさ

・防水性の高さ

・カットはシーンや歩き方で選ぶ

・サイズの確認もポイント

■ハイキングシューズで快適にハイキングを楽しもう

 

■ハイキングにはハイキング用のシューズを用意しよう

ハイキングにはハイキング用のシューズを用意しよう

 

ハイキングシューズとは、トレッキングシューズ(登山靴)とスニーカーの中間くらいの性能を持った靴を指します。トレッキングとハイキングの定義や違いは明確ではありませんが、一般的にはトレッキングは景色を楽しみながら行う簡単な山歩き、ハイキングは場所が山に限定されない気軽な散策を指すことが多いです。
 

ハイキングでは難所や不整地に挑むケースが少ないため、ハイキングシューズは長時間山道を歩くことを想定したトレッキングシューズよりも、靴底(ソール)が柔らかく重量も軽めに作られています。
足場が悪い岩場などを歩く本格的な登山には向きませんが、簡単なハイキングやタウンユースには最適です。
 

また、簡単なハイキングの際は普段履きのスニーカーや運動靴を使っている方も多いかもしれません。スニーカーは市街地のように整備された平坦な道を歩く目的のシューズなので、クッション性に劣ります。ルート次第では問題なく使えるものの、場合によってはねん挫などの怪我につながることもあります。
 

日帰りで低山に登ったりハイキングコースを歩いたりする際は、専用のハイキングシューズを用意しておくのがおすすめです。

 

■ハイキングシューズの種類

ハイキングシューズは、履き口の高さからローカットとミドルカットの2種類に大きく分けられます。それぞれ特徴が異なるので、歩き方やハイキングコースに合わせて選ぶことが大切です。
 

【ローカット】
履き口が低めで、足首周りを自由に動かしやすいタイプのシューズです。ミドルカットに比べて軽量で柔らかく、普段履きのスニーカーに近い感覚で履くことができます。ハイキングやキャンプといったアウトドアシーンだけでなく、タウンユースで普段のファッションに取り入れやすい点も魅力です。
一方で、足首が固定されないため、岩場などの不整地を歩くと怪我につながる恐れがあります。
 

【ミドルカット】
履き口が高く、くるぶし辺りまで覆って足首を固定できるタイプです。安定感があるためねん挫などの怪我を防ぎやすく、日帰り登山などの際に活躍します。
ローカットタイプのシューズに比べて重さがあり、平坦な道は歩きにくさを感じる場合もある点には注意が必要です。

 

■ハイキングシューズの選び方

ハイキングシューズの選び方

 

ハイキングシューズは、使用するシーンに応じて、機能性や形状などを確認しておくことが重要です。ハイキングコースに適したシューズを用意すれば、より快適にハイキングを楽しめるようになります。
ハイキングシューズの選び方のポイントをご紹介します。

 

・ソールの硬さ

最初に、ソールの硬さや厚さを確認しておきましょう。長時間歩き続ける場合は、ソールが硬いシューズがおすすめです。足にかかる負担や着地の衝撃を吸収してくれるので、歩きやすくなります。
平坦な道を短時間歩く場合は、柔らかいソールを選ぶと快適です。

また、薄いソールはクッション性が悪く疲れやすくなります。ソールが薄すぎるシューズは避け、適度に厚みがあるものを選ぶのもポイントです。

 

・滑りにくさ

ハイキングの際は、道が水で濡れているなど、滑りやすい場所を歩くことも考えられます。ハイキングシューズが滑りにくいかどうかも、選び方の大切なポイントのひとつです。
シューズの滑りにくさは、ソールの裏側にある溝の深さやブロックの形状などで確認できます。ソールの溝が深く凹凸が多いタイプはグリップ力が高く、足場が悪い場所でも滑りにくいです。

また、ソールの溝やブロックの配置はシューズごとに異なります。一部分に溝が多いモデルではなく、靴底全体に溝があるタイプがハイキングシーンではおすすめです。

 

・防水性の高さ

山の天気は変わりやすく、晴れていたのにいきなり雨が降ってくることも考えられます。ハイキングの数日前に雨が降っていて、足元がぬかるんでいたり、水たまりができていたりする場合もあるでしょう。シューズが防水性に優れているかどうかも確認しておくと安心です。
防水性が高いシューズなら、靴の中に水が入るのを防ぐことが可能です。靴下や足が濡れる不快感を覚えることなく、快適にハイキングを楽しめます。

 

・カットはシーンや歩き方で選ぶ

前述のように、ハイキングシューズにはローカットとミドルカットの2種類があります。カットの種類は、ハイキングを行う場所や歩き方に応じて選ぶようにしましょう。

平坦な道を短い時間歩いたり、普段使いしたりすることが多い場合は、足首の可動域が広めに取れるローカットが適しています。反面、長時間歩き続けるシーンや岩場などのゴツゴツした道には向きません。

足首を固定できるミドルカットは、足場が悪い不整地や日帰り登山など、ちょっとした山道を歩く用途に最適です。汎用性に優れて幅広いシーンで活躍しますが、平坦な道では歩きにくさを感じる場合もあります。
ローカットとミドルカットの2種類を用意しておき、ハイキングコースに応じて使い分けるのもおすすめです。

 

・サイズの確認もポイント

シューズのサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、歩きにくさを感じるだけでなく、マメや靴擦れを起こす原因になってしまいます。自分の足に適したサイズかどうかの確認も重要です。
サイズを確認する際は、普段履きのスニーカーよりも少し大きめを選ぶようにしましょう。サイズがピッタリすぎると、下り道などで指先に負担がかかり怪我につながる可能性があります。

試着できる場合は、つま先を靴の先端に合わせた状態で、かかとに指1本分くらいの余裕があるものを選ぶようにしてください。ハイキングの際に履く靴下を着用した状態で、サイズを確認するのもポイントです。靴下の厚みによっては、シューズのサイズが上下する可能性があります。

また、つま先からかかとまでのサイズだけでなく、横幅にも余裕があるか、足の甲に締め付け感がないかどうかも確認しておきましょう。

 

■ハイキングシューズで快適にハイキングを楽しもう

歩きながら景色を楽しむハイキングは、アウトドア初心者でも気軽にチャレンジできるアウトドアアクティビティのひとつです。場所によっては普段履きのスニーカーでも問題ありませんが、より安全に楽しみたい方は、専用のハイキングシューズを用意しておきましょう。
適度なクッション性や頑丈さを備えているハイキングシューズなら、さまざまなシーンで使うことができます。普段のファッションに合わせやすく、タウンユースできる点も魅力です。
これまではスニーカーでハイキングを行っていたという方は、この機会にハイキングシューズを用意してみてはいかがでしょうか。

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