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golf2021.02.04

新しい「プロ V1」シリーズがついに登場!多くのツアープロが認めるボールはどう進化したのか

ツアープロの間で圧倒的な使用率を誇るタイトリストの人気ボール「プロV1」シリーズ。これまで2年ごと、奇数年にニューモデルが発売されてきたが、2021年も予想どおり新しい「プロV1」「プロV1x」の発売が発表された。

「プロ V1」シリーズがゴルフボールの頂点に長く君臨し続けている最大の理由は、いい意味で「変わらない」こと。もちろんモデルチェンジが行われる度に前モデルから進化し続けているが、特徴や打感をガラリと変えるようなことはなく、「プロ V1」シリーズユーザーにとって違和感がない範囲で「土台」の部分を守りつつ、それでも確実に進化し続けている点がロングセラーであり続ける理由であり、「プロ V1」シリーズの凄みとも言える。



パッケージも新しくなった「プロ V1」シリーズ。2月4日の発売予定だ


新しい2021年モデルの「プロ V1」「プロ V1x」は、それぞれショートゲームでのスピン性能と、打感のやわらかさを中心に、全体的に進化しているのが特徴。

2017年モデルから2019年モデルへのモデルチェンジの際には、「プロ V1」「プロ V1x」ともにロングゲームの飛距離性能アップが主な改善点だったが、今回はどちらかというとショートゲームにおける機能アップに舵を切った形だ。

「プロ V1」シリーズのユーザーは、さまざまな性能のうち、「打感」と「飛距離とスピン性能のバランス」を重視するというデータがある。その意味でも、前回のモデルチェンジのときに向上した飛距離性能とバランスを取るように、今回はスピン性能の進化が主眼に置かれたというわけだ。

もちろん、ただスピン性能がアップしただけでなく、性能面での進化は飛距離性能や直進性、耐久性など全般に及ぶ。

「プロ V1」を見ると、3ピース構造のカバー層に、前モデルと同じ厚みでありながらさらにソフトな「NEWキャストウレタンエラストマーカバー」を採用し打感とスピン性能を大幅に向上。さらに中間のケース層にも弾力性と剛性がアップした「HFMアイオノマー」を使用し、よりやわらかくなったコアとの相乗効果でボール初速の向上とロングゲームでのスピン減を実現したという。



ナンバリングの文字が黒いのが「プロ V1」。圧倒的にやわらかい打感と非常に高いスピン性能を誇る



3ピース構造のうち、コアを前モデルよりもやわらかく、ケース層を硬めに、カバー層をやわらかくした


また「プロ V1x」は、4ピース構造の1番外側のカバー層と外側から2層目のケース層に「プロ V1」同様「NEWキャストウレタンエラストマーカバー」と「HFMアイオノマー」を採用し、ショートゲームでのスピンコントロール性能とボール初速を向上。さらにやわらかい打感を実現している。一方で4ピースボールの特徴である内側から2番目のアウターコア層を前モデルよりもやわらかくして、剛性・弾力性のアップしたケース層との組み合わせでボール初速のアップとロングゲームでのスピン減を成し遂げた。



「プロ V1x」はナンバリングの文字が赤い。「プロ V1」よりもしっかりとした打感と高めの弾道が売り



前モデルよりも4ピース構造のアウターコアをやわらかくしつつケース層は剛性アップ。カバー層はやわらかくなっている


さらに「プロ V1x」は、6種類のディンプルによる4面体でデザインされた新設計の「348ディンプル」を採用。2011年モデル以来となる大幅なディンプルの進化によって空力性能が向上したことで、最高到達点がより遠く、高い位置に来る強く安定した中高弾道を可能にしている。



「プロ V1x」は、2011年以来となるディンプルの大幅モデルチェンジを実施し、空力性能をアップ


こういった新機能を盛り込んだ新しい「プロ V1」シリーズ。「プロ V1」は、「プロ V1x」よりもやわらかい打感と力強い中弾道を求める人に、「プロ V1x」は「プロ V1」よりも芯のあるしっかりとした打感とやや高めの中高弾道を求める人に最適で、そのイメージは前モデル以来の雰囲気を確実に引き継いでいる。

「プロ V1」シリーズは、飛距離とスピン性能を両立させてスコアアップを目指すゴルファー、やわらかい打感を求めるゴルファーにとっては最高のボール。

以前から「プロ V1」シリーズを使っている人に安心してさらに高い機能を保証するだけでなく、新たに「プロ V1」シリーズを使ってみようという人にも絶対に満足のいく高性能ボールと言えるだろう。

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