golf2023.08.19

タイトリスト「Ｔシリーズ」アイアンのニューモデルが発売！洗練されたデザインのプレイヤーズアイアン

8月25日にタイトリストから新しい「Tシリーズ」アイアンが発売される。

「Tシリーズ」は、「APシリーズ」の後継として開発された熱意のある上昇志向のあるゴルファー向け高機能アイアン。今年発売されるのはその3代目で、「T100」、「T150」、「T200」、「T350」の4モデルとなる。

基本的には数字が小さいものほどシャープでコントロール性が高く、数字が大きいものほど寛容性や飛距離性能が高い流れ。2代目シリーズは「T100」「T100S」「T200」「T300」「T400」というラインアップだったのに対して、３代目では「T100」と「T300」が刷新され、「T100S」が「T150」に、「T300」が「T350」に生まれ変わった形だ。

「T100」はプロの使用率も高いモダンなツアーアイアン。

軟鉄鍛造で非常に心地よい打感・打球音を備えつつ、トウ・ヒールに高密度タングステンウェイトを内蔵したデュアルキャビティ構造で、高い操作性を保持しつつ若干の寛容性も付与されている。

「T100」アイアンはツアーレベルの打感と操作性を重視したモデル

ボーケイウェッジのテクノロジーを流用したバリアブルバウンスソールを採用しており、ニューモデルでは抜けのよさもさらに向上した。

ロフトは7番で34度と多めで、コントロール性とスピン量を求め、グリーンを正確にキャッチできる弾道を求めるゴルファーに適したアイアン。より洗練されマッスルバックのような雰囲気を持つバックフェースと、小ぶりでシャープな顔、心地よい打感など、あらゆる意味でプロや上級者のニーズを満たすモデルといえる。

前作に比べてさらにシンプルなデザインとなった

「T150」は、「T100」の流れを汲んだ軟鉄鍛造モデル。「T100」よりもロフトが2度立っており、「T100S」の後継的な位置づけといえる。

今作から新設された「T150」アイアンは「T100S」アイアンの後継機種

ストロングロフトに加えて、バックフェースの「マッスルチャンネル」という溝がフェース面近くに配されることで打感と反発性能を高めており、「T100」に劣らぬ打感や操作性を備えつつ、飛距離性能を高めたモデル。「T100」よりもトップグレードとソールがわずかに厚くなっており、安心感もプラスしている。

シャープなアスリートモデルを使いたいが飛距離もほしいという欲張りなゴルファーにピッタリなアイアンだ。

キャビティ部の「マッスルチャンネル」がボールスピードと打ち出し角をアップさせる

「T200」は、「T100」や「T150」と同じブレード長とオフセットのシャープな顔つきながら、より高い飛距離性能と寛容性を兼ね備えたモデル。

デザインを変更してよりシンプルなバックフェースになるとともに、シャープさも増した。

高い飛距離性能と許容性を兼ね備えた「T200」アイアン

一方でボディ剛性は増しており、進化したマックスインパクトテクノロジーによって打感も飛躍的に向上し、「T100」同様のバリアブルバウンスソールで抜けもいい。

内蔵された大質量のタングステンウェイトは、航空産業で採用される最新のロウ付け加工で装着されており、溶接点をなくすことでより精密な重心設計と高慣性モーメントを実現したという。また、鍛造デュアルテーパーフェースによって、高い飛距離性能と寛容性を兼ね備えている。

ロフトは「T150」よりもさらにストロングで、7番で30.5度。シャープな顔でやさしく飛ばせる高機能アイアンだ。

前作よりデザインがシンプルになったことに加え、打感のフィーリングが向上している

「T350」はマルチマテリアル中空ボディの飛び系アイアン。

ロフトは７番で29度。「T200」よりも大きなヘッドで前モデルの「T300」と同じサイズではあるが、一般的な飛び系アイアンのなかでは小ぶりでシャープ。今作では「T200」をベースとした構造を採用することで「T300」からパフォーマンスと打感が大きく進化している。ニュー「T200」同様に、マックスインパクトテクノロジーと、鍛造デュアルテーパーフェースによって、打感を損なわずに高い飛距離性能と寛容性を兼ね備えている。

こういった顔や打感、バリアブルバウンスソールによる抜けのよさなどによって、単なる「やさしく飛ぶアイアン」ではなく、アイアンのパフォーマンスにこだわるゴルファーでも違和感なく使える飛び系アイアンとなっている。