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golf2023.11.02

ロフトの違いでモデルを選べば「狙った距離を打てるからやさしい」【グッと深掘りゴルフギアVol.69】タイトリスト「Tシリーズ」編Part2

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第69回目は、第66回のPart1に続きタイトリストのアイアン「Tシリーズ」を取り上げる。

> Part1はこちら


ライ角が標準で63度とアップライトで、そこからさらにプラスマイナス2度の調整が可能だというタイトリストの最新アイアン「Tシリーズ」。

アスリートゴルファー向けアイアンとして「APシリーズ」の跡を継いで登場し、今年3代目が発売となった「Tシリーズ」。今回は「T100」「T150」「T200」「T350」の4モデルがラインアップされ、幅広いゴルファーに対応している。「CB」や「MB」といった単一素材のアイアンとは異なり、全モデルにタングステンウェイトなどが内蔵され、シャープな見た目と高機能を併せ持っているのが特徴だ。

アイアンは自分に合ったライ角であることが絶対条件だと考えるゴルフ5のフィッティングにおいては、実際にライ角違いを試打できることから、幅広いお客さまに提案しやすく、ベストマッチな1本を組みやすいのだ。

そしてそれと同時に、4種類のヘッドがラインアップされている点もフィッティングにおいては大きな意味を持つと、ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務のフィッターの木村悠野さんは話す。


ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の木村悠野さん


「4種類のヘッドは、『T350』のように数字が大きいモデルほどヘッドが大きめでやさしく、『T100』のように数字が小さいほどシャープでコントロール性が高くなっています。しかし実際にフィッティングする際は、そういったヘッド性能の差以上に、私たちはロフトの違いを重視しているんです。4つのモデルは、機能に多少の差はあってもどれもある程度以上のコントロール性は備えているし、寛容性も低くありません。ですので『T350なら打てるけれどT100は扱えない』ということにはなりにくいんです。だからこそ、ロフトの差が大きな意味を持ってくるんです」(木村さん)


4モデルは数字が大きいほど「やさしい」が、フィッティングではそれよりもロフトが大事だという


4つのモデルの7番アイアンのロフトを比べると、「T100」が34度、「T150」が32度、「T200」が30.5度、「T350」が29度となっており、モデルごとに1.5~2度の差がある。

フィッティングの際には、このロフトの違いを利用して「打ちたい距離が打てるモデルを選ぶ」ことを重視するのだそうだ。


ロフト選びによって、イメージした距離をイメージした番手で打てるアイアンが作れる


「何番で何ヤード打ちたいのか、いまのアイアンと比べて飛距離をどうしたいのかといったところから、モデルを選んでいくんです。たとえば、『いま30度の7番アイアンで155ヤードだから、もう少し飛ぶとラク』というのであれば、『T350』にして7番で160ヤード位打てるようにするか、もしくは『T200』にして6番で160ヤード打つというような考え方です。こうすることによって、セッティングの各番手でどの距離を打つのかというビジョンがハッキリするので、実戦で使いやすいアイアンができ上りますし、上のユーティリティや下のウェッジとのつながりもスムーズになるんです」(木村さん)


ライ角が自分に合っているのは前提条件。ズレていると方向性が損なわれる


アイアン選びというとどうしても「ヘッドのやさしさ」をベースに選びがちだが、4モデルとも高機能でバランスよく仕上がっている「Tシリーズ」なら、別の視点でアイアン選びができるというわけだ。

イメージした距離をしっかり打ち分けられるということは、アイアンをちゃんと打ちこなせているということであり、コースではなにより「やさしい」と感じられる要因だ。

ライ角はもちろん、そういった痒い所に手が届くフィッティングができるのが、新しい「Tシリーズ」なのだ。

このように、ゴルフ5プレステージではまず「ライ角」を重視し方向性が安定するようなフィッティングを行っている。

気になった方やゴルフでお困りの方はぜひ一度ゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。
 


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