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golf2022.03.12

プロゴルファー8人がコースで【キャロウェイ ローグST】シリーズを試打。「正統進化」した初速性能にプロも驚愕!

発売されたばかりのニュークラブを、ゴルフ5所属のプロたちが宮古島合宿で試打。第二弾はキャロウェイの最新ドライバー「ローグST」シリーズだ。

6人の女子プロと2人の男子プロが「エメラルドコーストゴルフリンクス」の10番ティーイングエリアからラウンドを想定して試打。4種類のヘッドとそのロフトバリエーションに加え、さまざまなカスタムシャフトを用意し、実際に弾道をチェックしながら打ったインプレッションを、リアルなスペックまで含めてご紹介する。


まず最初に打ったのは金子憲洋プロ。

ハードヒッターの金子プロは、低スピンの強い球が出る「ローグST MAX LS」をチョイス。ロフトは9度、シャフトはフジクラの「ベンタスブラック」6Xだ。


ヘッドスピード50m/s超えの金子プロは「ローグST MAX LS」×「ベンタスブラック」の組み合わせでテスト


1発打つなり「吸いつくようないい感触!」と打感を絶賛した金子プロだが、弾道も高評価。気合を入れてしっかり振ると、300ヤードを超えるショットも出た。強振しても吹き上がらず、しかもミスヒットしても曲がらない。とくにヒール側のスウィートエリアの広さには驚きの声をあげていた。


「ミスヒットでもしっかりと飛んでくれますね!初速もめっちゃ速い!」と金子プロ。オフセンターヒット時の飛距離性能に進化を感じたようだ


2人目は武尾咲希プロ。

まずは軽量モデルの「ローグST MAX FAST」の9.5度をテスト。シャフトは純正のS。フジクラ「スピーダーNX forキャロウェイ」の40g台だ。


ヘッドスピード38m/s前後の武尾プロは、「ローグST MAX FAST」×「スピーダーNX for キャロウェイ」の組み合わせでテスト


軽量モデルだけにシャープに振り抜け、高弾道かつ1849rpmという超低スピン弾道。「すごくつかまって安心感がある」と言うが、少し球が高すぎるかもしれないということでモデルを変更。「ローグST MAX D」の10.5度を、ロフトを1度立てて9.5度にして試打した。シャフトは「スピーダーNX」の40SRをチョイス。

こちらは「FAST」よりも強い中弾道の直線的なボールで「FAST」を上回る飛距離が出た。


「ローグST MAX D」がお気に入りの武尾プロ。「つかまった強い打球が出ます!」


次は小貫麗プロが「ローグST MAX」を純正の「ベンタスforキャロウェイ」SR(50g台)の組み合わせで試打。最初はロフト10.5度を打ったが、高打ち出しのストレート弾道ながら少しバックスピン量が多いことから、ロフト9度のヘッドにチェンジ。


ヘッドスピード40m/s前後の小貫プロは、「ローグST MAX」×「ベンタス for キャロウェイ」の組み合わせでテスト


するとバックスピンが2200~2400rpmで安定。非常に強い球で飛距離もかなり出ていた。
「丸い顔が好みだし、打感もメチャメチャいい。全然曲がらないし、すごくいいです!」と絶賛。これは今年のエースドライバー候補に名乗りを上げたかもしれない。


「顔も打感も全部好きです!」と小貫プロ。スピン量・飛距離ともに安定して良い数字が出ていた


続いては川満陽香理プロ。

川満プロは、小貫プロが打ったものと同じ「ローグST MAX」9度のヘッドを、純正「ベンタスforキャロウェイ」のSフレックスで試打。


ヘッドスピード42m/s前後の川満プロは、「ローグST MAX」×「ベンタス for キャロウェイ」の組み合わせでテスト


川満プロの場合は、小貫プロとは逆にロフト9度では少し球が低く、もう少しキャリーがほしいということで、同じ純正Sシャフトで10.5度にチェンジ。すると途端に弾道が高くなり、230ヤードを超えるショットが出始めた。

「ソールに重さを感じて、低重心なのがわかります。初速が出ているし、本当に曲がらない。すごくいい飛び姿のボールが出ています」と驚きの声をあげた。


曲がりのない力強い打球を連発。「ソールの重みがヘッドを押し出してくれます。本当に曲がらないです!」と直進性の高さに驚く川満プロ


5人目、飛ばし屋の山本景子プロは、「ローグST MAX LS」の10.5度。シャフトは純正「テンセイ55 forキャロウェイ」のSを手にした。


ヘッドスピード44m/s前後の山本プロは、「ローグST MAX LS」×「テンセイ55 for キャロウェイ」の組み合わせでテスト


現在のエースドライバーもキャロウェイだという山本プロは、それを上回る初速の速さと球のつかまりのよさにかなりの好感触を示した。「球がつかまるんですが、ねじれない素直な弾道。ちょっとプッシュしたかなと思う球が、右に抜けずにすごく飛ぶんです」

トータル250ヤードを超えるショットが出ていたが、スペックを煮詰めていけばさらに飛距離が伸びる予感を抱かせた。


「ローグST MAX LS」がお気に入りの山本プロ。「初速も早いし、スピン量も安定してます!いい感じです!」


6人目は山田成美プロ。

まずは「ローグST MAX D」の10.5度に、「ベンタスブラック」5Sと、やさしいヘッドにしっかり系のシャフトを組み合わせた。


ヘッドスピード42m/s前後の山田プロは、「ローグST MAX D」×「ベンタスブラック」の組み合わせでテスト


つかまりのいいヘッドの特性から、強めのドローで飛距離も出ていたが、ドローヒッターの山田プロにとっては少し引っかかる感じがするとのこと。しかし、ここで「ローグST MAX」ではなく、あえて軽量モデルの「ローグST MAX FAST」にチェンジ。ロフトは9度、シャフトとは純正モデルのS(40g台)だ。

すると振り抜きのよさが奏功し、いきなり飛距離がアップ。軽量モデルのメリットが存分に発揮された形だ。

「振りやすいし、意外に引っかかる感じもない。すごくいい弾道が出ていてびっくりしました」


以外にも軽量モデルの「ローグST MAX FAST」がマッチした山田プロ。「軽いので振り切れるし、タイミングが合う感じです!」


女子プロ勢の最後には、穴井詩プロが登場。

「ローグST MAX LS」の10.5度に、トルク少な目でハリのある三菱ケミカル「ディアマナPD」60Sを装着。しっかり振れるスペックだ。


国内女子ツアーでトップレベルの飛距離を誇る、飛ばし屋の穴井プロは「ローグST MAX LS」×「ディアマナPD」でテスト


しかしそれほど悪い弾道ではないのに意外にも飛距離が伸びないことから、ロフト9度のヘッドにチェンジしたところ、なんと一気に20ヤードもアップ。270ヤード超えのショットが出始めた。

「ロフトを変えただけでこんなに伸びて驚きましたが、本当に強い球で曲がらない。飛距離が出るぶんだけ曲がりも大きい私にとっては、飛距離性能だけでなくこの曲がりにくさもすごくうれしいです!」


270ヤードを超える打球を放った穴井プロ。「飛ぶし曲がらない!」と絶賛


大トリは、「ゴルフ5チャンネル」ではおなじみ伊藤元気プロ。

伊藤プロは「ローグST MAX LS」の9度に、「ベンタスブラック」7Xというハードスペックでテスト。しっかり「振れる」スペックを用意しただけあり、300ヤード超えのショットを連発する。

「低重心で低スピンですし、オフセンターヒットにも強い。もちろん初速も出ていて、前モデルから明らかに進化しています。これは本当に完成度が高いですね!」と絶賛だった。


「芯を外しても飛距離が落ちないですね!」と300ヤード越えを連発した伊藤プロ


「ローグST」シリーズは、驚くような新技術が投入されているわけではないが、前モデルをさらにブラッシュアップさせたテクノロジーをふんだんに盛り込み、確実に「正統進化」している。

ヘッドが4モデルあって幅広いゴルファーに対応しているが、小貫プロや川満プロ、穴井プロのようにロフト選びで劇的に結果が変わることもあるし、山田プロのように意外なスペックがハマることもある。先入観にとらわれずにぜひ入念に試打をして選んでいただきたい。ベストマッチのスペックを見つければ必ず心強い武器になること請け合いだ!
 


<キャロウェイ ローグSTの詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/2022callaway/


<キャロウェイ ローグST プロ合宿動画はこちら>

https://youtu.be/i6aJQfb6A38

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