アマチュアの強い味方!多ロフトFW&UTに注目【探検!Alpen TOKYO】Vol.37
昨年4月、新宿にオープンした「Alpen TOKYO」。アルペングループの旗艦店として同グループのスポーツショップが一堂に会するなか、6、7階には「ゴルフ5フラッグシップストア新宿店」がある。ここをアルペングループマガジン取材班が店内を探検し紹介していくこの連載。第37回目は、同店のショートウッドやショートUTについて、クラフトマンの市毛徹さんに紹介してもらう。
「当店の大きな武器が充実した試打クラブのラインナップだという点は、みなさんもすでにご存じかと思いますが、なかでもとくに注目していただきたいのが、FWやUTのロフトが多い番手なんです。一般的なゴルフショップではFWやUTの試打クラブはあっても、番手が下までそろっていることは少ないのですが、当店では7Wや9Wなどのショートウッドや、ロフト30度前後のハイロフトUTの試打クラブも置いているんです」(市毛さん)
近年、アマチュア向けのFWやUTは番手の下方向への拡大が進んでおり、ロフト23~24度のショートウッドや、7、8番アイアンの代わりとなるようなUTもめずらしくない。
機能的に見れば、ショートUTはアイアンよりも圧倒的に球が上がりやすく、ショートウッドはUTよりもさらに飛距離が出しやすいだけでなく、球のつかまりもいいなど、アマチュアにとって非常に有効なクラブなのだ。
しかし実際には試打できる環境が少なく、その恩恵を体感する機会があまりないため、その便利さの割には普及しない側面もあった。しかし「Alpen TOKYO」では、それらを実際に試打できる環境があると市毛さんは話す。
圧倒的な高弾道でグリーンを狙えるショートウッドは、アマチュアの強い味方
ショートUTも重心が深いぶんアイアンよりもやさしく球が上がる
「当店では、たとえばダンロップの『ゼクシオ12』は、一般的には5Wまでの場合が多いところを、7W(ロフト角20度)、9W(同23度)まで試打クラブを用意していますし、UTもH5(同23度)やH6(同26度)が打てます。ピンの『G430』 も、FWは9W(同24度)まで、UTも7番(同34度)までそろっています。レディスも『ゼクシオ12』が9W(同26度)とH7(同31度)の試打用をご用意しているので、いままで打ったことがないようなハイロフトモデルを実際に打って、その弾道を確かめていただくことができます」(市毛さん)
ダンロップ「ゼクシオ12」は9WやH6まで試打クラブがそろっている
ピン「G430」なら、9番アイアンより上を全部UTとFWで組むことも可能
このほかにも、マジェスティゴルフの「マルマンシャトル」は、試打クラブはないものの9Wや11Wを在庫しており、ショートウッドを買うなら「Alpen TOKYO」の右に出る店はないと言っても過言ではない。アイアン以上、FW未満の距離に悩んでいるアマチュアは、チェックしてみる価値はあるだろう。
「ゼクシオ12」はレディスの試打クラブもそろっている
マジェスティゴルフの「マルマンシャトル」は11Wも在庫している
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