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golf2024.10.22

「ツアーV.T.ソール」でダフらないからやさしいプロモデル 【グッと深掘りゴルフギアVol.117】ダンロップ「スリクソンZXi7」アイアン編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第117回目に取り上げるのは、ダンロップの「スリクソンZXi7」のアイアン。

ダンロップは11月9日に「スリクソン」のニューモデル「スリクソンZXi」シリーズを発売する。今回のモデルチェンジではドライバーが従来の3モデル構成から4モデル構成へとラインアップを変更した一方、アイアンは従来の「7」「5」「4」という3モデル構成を踏襲。前モデル「ZX MkⅡ」シリーズからの正統進化という形を取った。

ゴルフ5プレステージでは、以前からスリクソンのアイアンが人気だったこともあり、この路線が歓迎されるとともに、ニューモデルも非常に高く評価し、注目しているという。

ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さんも、「とくに『ZXi7』はシャープな割に打ってみるとやさしく、個人的にもご提案する事例が増えている」と話す。

 

『ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務の腕利きフィッター佐藤圭一郎さん』


「スリクソンのアイアンの評価が高いのは、実はV字型に削られた『ツアーV.T.ソール』に秘密があるんです。バウンス角が非常に大きく設定されていて、『ZXi7』では7番で20度もある。それでいてトレーリングエッジ側が削り落とされているので、突っかかることなくスムーズに抜けるんです。とにかくダフリにくくて、打ってみるとやさしい。カッコいいアイアンを使いたいけど一般的なプロモデルは難しそうという方には、ドンピシャでハマると思います」(佐藤さん)

 

『3モデル中もっとも小ぶりで操作性の高い「ZXi7」』

 

『ソール中央に稜線があり、V字型に削られている「ツアーV.T.ソール」』


ハイバウンスがやさしいというのは、ゴルフ5がウェッジフィッティングで提唱し続けてきたこと。これはウェッジだけでなくアイアンにも当てはまるということは、「ツアーV.T.ソール」のスリクソンのアイアンを打ってみれば実感できるという。

実はこの「ツアーV.T.ソール」、松山英樹選手のアイアンにはあえて非搭載だという。というのも、ダフリ気味にインパクトしてもダフリと気づけないほど抜けがいいため、その微妙なミスに気づくことでさまざまな微調整をしながらプレーしている松山選手にとっては「やさしすぎる」というのだ。

逆説的ではあるが、これぞ「ツアーV.T.ソール」のやさしさの何よりの証拠ではないだろうか。

 

『「ZXi7」は7番でバウンス角が20度もある』


「このソールなら、ヘッドが小さくてシャープもダフらないので、コースで使うとやさしいと感じられる。だからこそあえて『ZXi7』をおすすめしたいですね。アマチュアの方はヘッドサイズやブレードの厚さで『やさしさ』を判断しがちですが、こんなに小さくて薄いヘッドでも普通に使えるんだという驚きがあるはずです。『ZXi』シリーズは『i-FORGED(アイ-フォージド)』という新コンセプトで打感もやわらかくなっているので、まさにプロの求める顔や打感を実感できるアイアンです。きっと新しい世界が開けると思いますよ」(佐藤さん)

 

『「コンデンス鍛造」という技術により素材の強度を確保できたため、「S15C」という炭素含有率の低いやわらかい素材を採用。打点裏の厚みも増し、打感がさらにソフトになった』

 

『小ぶりでシャープな顔だが、打ってみるとダフらないのでやさしい』


ゴルフ5プレステージでは、ライ角をプラスマイナス4度まで調整でき、シャフトの選択肢も豊富。ここまでしっかりフィッティングすれば、プロモデルでもやさしく使えるということを感じられるはずだ。気になった方はぜひご来店の上、チェックしていただきたい。



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