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outdoor2023.10.13

スモークチップで燻製を作ろう! 種類ごとの違いや使い方を解説

キャンプ場で食事を楽しんでいる際に、燻製を作っているキャンパーを見かける機会があるはずです。自分でも、燻製作りにチャレンジしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。さまざまな食材を燻して香りづけする燻製が作れるようになれば、アウトドアシーンでの食事の楽しみ方の幅が広がります。
自家製の燻製作りに欠かせないのが、スモークチップやスモークウッドと呼ばれるアイテムです。ここでは、燻製を手軽に作ることができるスモークチップについてご紹介します。

 

【目次】

■スモークチップとは

■スモークウッドとの違い

■スモークチップは食材によって使い分けよう

■スモークチップの使い方

■スモークチップは自作できる?

■燻製器も一緒に用意しよう

■スモークチップでおいしい燻製を作ろう

 

■スモークチップとは

スモークチップとは

 

スモークチップとは、木材を細かくチップ状にした燻製材のことです。チップに直接火をつけて煙を出すのではなく、受け皿やアルミホイルなどに置いたチップを、コンロやバーナーなどの熱源で下から炙って燻製を行います。
燻製器がなくても、深めのフライパンや鍋といった家庭にある調理器具を使って燻製を作れるのがスモークチップの魅力です。スモークチップの量を調整しやすいので、少量の食材を燻製にするのにも向いています。

また、スモークチップを使う際はコンロなどでチップを加熱し続けるので、温度が上がりやすい点も特徴です。基本的には短時間かつ高温で食材を燻す「熱燻」を作る用途に向いていますが、火加減に気をつければ、30~80℃ほどの温度で1時間~1日程度燻し続ける「温燻」と呼ばれる製法も行えます。

 

■スモークウッドとの違い

スモークチップと同じ燻製を作る際に使えるアイテムに、スモークウッドがあります。スモークウッドとは、棒状に成形した木片に直接火をつけて煙を出すアイテムです。
種類にもよりますが、一度火をつければ長い時間燃え続けるため、食材を燻している間、熱源は必要ありません。また、温度が上がりづらいという特徴があるので、15~30℃という低めの温度で数日以上の間食材を燻し続ける「冷燻」の用途に向いています。

 

■スモークチップは食材によって使い分けよう

スモークチップは材料となっている樹種によって、香りが異なるのも特徴です。チップによって仕上がった燻製の香りや相性の良い食材が異なるので、事前に確認しておく必要があります。
燻製の際に使われることが多いスモークチップとしては、サクラやヒッコリー、リンゴ、クルミ、ウイスキーオークなどが挙げられます。それぞれの特徴は以下の通りです。

【サクラ】
香りが強めで、クセがある食材に向いています。マトンや豚肉、青魚をはじめ、チーズや卵など、幅広い食材に合わせやすく、燻製初心者の方にもおすすめのモークチップです。

【ヒッコリー】
欧米ではメジャーなスモークチップがヒッコリーです。色つきが良く香りも強めで、ベーコンやサーモンなど、さまざまな食材に向いています。また、材質が硬めで煙も出やすいので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。

【リンゴ】
リンゴの香りを感じられるスモークチップで、色つきが穏やかでマイルドな燻製を作れます。独特の甘い香りが魅力で、燻製特有の香りを強く感じたくない方におすすめです。白身魚や鶏肉など、淡白な味わいの食材に適しています。

【クルミ】
香りに癖がなく煙も出やすいので、初心者にも適しているスモークチップです。色つきも強くなく、程良い色に仕上がります。肉類や魚介類など、さまざまな食材と合わせやすいので、何を燻製するか決まってない場合にもおすすめです。

【ウイスキーオーク】
ウイスキー作りに使う樽を材料に作られるスモークチップです。味の癖は少なく、甘く深い香りとかすかな渋みが感じられます。洋酒の香りをいかしたいのであれば、白身魚や鶏肉など、淡白な食材と合わせるのがおすすめです。

香りの異なる複数のチップをブレンドして、オリジナルのスモークチップを作るのも良いでしょう。

 

■スモークチップの使い方

スモークチップの使い方

 

スモークチップは、基本的には熱燻と呼ばれる方法の燻製作りに適しています。熱燻とは、80℃前後の高温かつ短時間で燻す方法です。燻す時間が短く済み、しっかりと食材に火を通しやすいので、燻製作り初心者でも簡単に行えます。
スモークチップを使った燻製の作り方の手順は、以下の通りです。

【スモークチップの使い方】
1.燻製器の受け皿にアルミホイルを敷く
2.スモークチップを一握り(10g)程度置く
3.燻製器を中火で火にかける
4.チップから煙が出てきたら火を弱め、食材をセットして燻製する

使用するスモークチップの量は、燻製器の大きさや食材の量によって調整が必要ですが、基本的には一握り程度が目安です。使う量が多すぎると火の通りが悪くなり、煙が出ないこともあります。多く使いすぎないように注意が必要です。
燻製する時間の目安は、そのままでも食べられる食材に香りづけをする場合は5~15分、色良く仕上げたいなら30分、加熱調理が必要な食材は1~2時間程度です。

燻製器を持っていない場合も、深めのフライパンや鍋を使って燻製作りを楽しめます。

【フライパンを使った燻製の作り方】
1.深めの鍋やフライパンにアルミホイルや受け皿を置き、スモークチップを敷く
2.調理器具を火にかけ、煙が出てきたら網をのせて食材を並べる
3.フタをして食材を燻す

また、バーベキューの際は炭火の中にチップを投入して、グリルのフタやアルミなどを被せても燻製を作れます。火が消えてしまうと煙が出なくなるので、火が消えていないか定期的に確認することも大切です。

 

■スモークチップは自作できる?

スモークチップは、購入するのではなく自分で作ることも可能です。作り方は簡単で、木を乾燥させて細かく刻むだけでスモークチップになります。しっかりと木を乾燥させきることがポイントです。自宅の庭に木が生えているという方は、スモークチップの自作にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

ただし、チェーンソーや鉈、のこぎりなどを使って、燻製器や鍋に入る大きさまで細かく刻む必要があるなど、自作には時間と手間がかかります。基本的には、店舗で販売している市販のスモークチップを用意する方が手軽で便利です。

 

■燻製器も一緒に用意しよう

自宅にある深めのフライパンや鍋でも、手軽に燻製を作れるのがスモークチップの魅力です。しかし、より手軽においしい燻製を作りたい方は、専用の燻製器も一緒に用意しておくと良いでしょう。

燻製器はサイズや形状の異なる商品が多く販売されていて、燻製方法や一度に調理したい食材の量ごとに適した種類が異なります。
例えば、室内で利用したい場合は密閉性が高く煙が出づらいものが適しています。アウトドアシーンで使用するのがメインの場合は、丈夫で軽く持ち運びやすいものがおすすめです。使用するシーンや食材などを踏まえて、適した燻製器を選ぶようにしましょう。

⇒燻製器を探す

 

■スモークチップでおいしい燻製を作ろう

スモークチップを用意すれば、誰でも簡単においしい燻製を作ることができます。燻製器がなくても深めのフライパンなどで代用でき、少量の食材を燻すのにも適しているので、煙にさえ気をつければ自宅で燻製作りを楽しめるのも魅力です。
また、スモークチップは種類によって香りや味わい、適している食材が異なります。どんな燻製を作りたいかに応じて使い分けると良いでしょう。複数のスモークチップをブレンドしたり、自宅にある木を自作したりして、オリジナルのスモークチップを用意してみるのもおすすめです。

初心者の方でも使いやすいので、燻製作りに興味がある方は、スモークチップと燻製器を用意してみてはいかがでしょうか。

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