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outdoor2024.10.22

キャンプにも災害時にも便利! 水タンクのメリットと選び方のポイント

食器の汚れを流す、料理を作る、顔や手を洗う、飲むなど、日常生活において、水は何かと使う場面が多いものです。キャンプ場にも水場はありますが、テントを張る場所との距離によっては、移動を面倒に感じることも考えられます。
キャンプ場に行く時は、水をためておくことができる「ウォータータンク(水タンク)」を用意するのがおすすめです。
ここでは、ウォータータンクを用意するメリットや選び方、使い方の注意点をご紹介します。

 

【目次】

■キャンプにはウォータータンクがあると便利!

■キャンプで使うウォータータンクの選び方

・タンクの種類

・入れられる水の容量

・蛇口の有無

・持ち運びのしやすさも大事

■タンクの使い方の注意点

■アウトドアや防災用にウォータータンクを用意しよう!

 

■キャンプにはウォータータンクがあると便利!

キャンプにはウォータータンクがあると便利!

 

調理や洗い物、手洗い、火の始末、飲料用など、キャンプ場では水を使う機会が多くあります。
しかし、キャンプ場によっては、テントを張るキャンプサイトと水場の距離が離れていることもあるでしょう。水が必要になるたびに遠くの水場まで移動するのは、面倒に感じやすいものです。

サイトと水場を往復する手間を省きたい方は、水をためておけるウォータータンクを用意するのがおすすめです。ウォータータンクにたくさんの水を入れておけば、何度も水場に行く必要がなくなります。

また、ウォータータンクが活躍するのはキャンプシーンだけではありません。自然災害が発生して水道が使えなくなった時も、ウォータータンクがあれば水をためておけます。
キャンプに行くことが少ない場合でも活用できるため、ひとつ用意しておくと便利です。

 

■キャンプで使うウォータータンクの選び方

キャンプで使うウォータータンクの選び方

 

ウォータータンクには、容量や使い勝手の異なる商品が多くあります。キャンプや災害への備えとして購入したいものの、どれを選べば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
ウォータータンクの選び方のポイントをご紹介するので、購入時の参考にしてみてください。

 

・タンクの種類

ウォータータンクは、形状からソフトタイプとハードタイプの2種類に大きく分けられます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

【ソフトタイプ】
柔らかい材質でできていて、コンパクトに折りたたむことができます。持ち運びや収納を簡単に行えるのがメリットです。
キャンプやバーベキューはもちろん、防災バッグの中に入れて緊急時に使用するのも良いでしょう。

持ち運びしやすさに優れている反面、ハードタイプに比べると強度面で不安が残る点や、水が入っていない状態だと不安定になりやすい点には注意が必要です。
積載容量に余裕がないなど、できるだけ荷物をコンパクトにまとめたい時に適しています。

【ハードタイプ】
本体が硬い素材でできていて、耐久性や安定感に優れているのが魅力です。中身が少なくなっても、ぐらつく心配はありません。
ただし、ソフトタイプのように折りたたむことはできないため、持ち運びしにくさを感じる場合があります。
運搬や収納しやすさよりも、強度を優先したい方におすすめです。

 

・入れられる水の容量

どれくらいの水を入れることができるかも確認しておきましょう。水は、飲料用と調理用で1人1日3Lは必要とされています。食器や食品を洗ったり、湯せんしたりするための水はさらに別途必要です。※
キャンプだけでなく、防災用品としての使用も考慮する場合は、家族の人数×3Lを目安に容量を決めると良いでしょう。

キャンプ場で使用する時は、水場とテントとの距離から容量を決めるのがおすすめです。
例えば、水場に近い場所にテントを張るのであれば、ウォータータンクを持ち運んで水を汲みに行く作業はあまり苦に感じないはずです。そのような場合は、小容量のウォータータンクでも問題ありません。
コンパクトなサイズのウォータータンクを2つ用意して、飲み水と洗い物など、用途別に分けて使用するのも便利です。

一方で、水場が遠いなど、水の確保が難しい場所でキャンプを行う時は、大容量タイプのウォータータンクを用意しておくと、水を汲みに行く手間を省けます。

※出典:農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」

 

・蛇口の有無

ウォータータンクの中には、蛇口(コック)を備えたタイプもあります。蛇口つきのウォータータンクは、蛇口をひねったり、ボタンを押したりするだけで水を出せるのがメリットです。
重たいウォータータンクを傾ける必要がないので、水をこぼしたり、出し過ぎたりするのを防ぐことにもつながります。

具体的な水の出し方は、ボタンを押すタイプや、レバーをひねるタイプなど、商品ごとに異なります。蛇口つきのウォータータンクを用意したい時は、自分が使いやすさを感じるタイプを選びましょう。

 

・持ち運びのしやすさも大事

ウォータータンクは、キャンプ場に持って行ったり、水場からキャンプサイトまで持ち運んだりすることになります。空の状態で簡単に持ち運べたとしても、水を入れた後は重さが増して持ち運びしにくくなることも考えられます。
持ち運びのしやすさも、使い勝手を左右する重要なポイントです。

特に、大容量でたくさんの水を入れられるウォータータンクは、満杯まで水を入れた際に非常に重くなる恐れがあります。
キャンプシーンでの使用を想定している方は、取っ手やキャスターがついていて持ち運びやすいウォータータンクを選んだり、タンクを持ち運ぶためのキャリーカートなどを別途用意したりするのがおすすめです。

 

■タンクの使い方の注意点

使い終わったウォータータンクをそのまま放置すると、カビや雑菌が繁殖する恐れがあります。使用後はしっかりと洗うことが重要です。
口の部分が広いウォータータンクだと、手を入れやすいのでしっかりと中まで洗えます。

洗い終わった後は、カビが生えないように乾かしておきましょう。ソフトタイプは折りたたんだままだと乾きにくいので、広げた状態で乾かしてください。

また、タンクによっては、水以外の飲み物を入れると故障したり、劣化が早まったりする恐れがあります。スポーツドリンクやお茶など、水以外の飲み物を入れたい時は、取扱説明書を確認しておくことが大切です。

容器の破損や誤飲の恐れがあるため、灯油やガソリンをウォータータンクに入れるのも厳禁です。基本的には、水以外のものを入れないようにすることをおすすめします。

 

■アウトドアや防災用にウォータータンクを用意しよう!

ウォータータンクを用意しておけば、水場が遠いキャンプ場でも、その場ですぐに水を使うことができます。何度も水場とキャンプサイトを往復する手間が省けるため、より快適にキャンプを楽しめるようになります。
アウトドアシーンだけでなく、防災用途で日常的に活用できる点もメリットです。

日本は、世界的にも自然災害が多い国のひとつです。キャンプや災害時の備えとして、ウォータータンクを用意してみてはいかがでしょうか。

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