自宅で簡単、アウトドアグッズをDIY!
気候も良くなり、自宅でDIYを楽しむ人が増える時期。初心者には難しいイメージがあるかもしれませんが、実は意外と難しくないんです!今回は、初心者でも作りやすい2種類のアウトドアグッズを紹介したいと思います。
【目次】
■すのこを使った便利な調理棚
■木材で作る簡単テーブル
■まとめ
■すのこを使った便利な調理棚
~用意するもの~
・市販のすのこ 2枚半
・カゴ 2つ
・木箱(カゴと同じ横幅のもの)
・水性ウレタンニス
・ヘラ
・鉄網
・サンドペーパー
・くぎ
・電動ドライバー(またはドライバー)
・のこぎり
~作り方~
(1)すのこにニスを塗る
すのこにニスを塗ることで、塗膜がしっかり木部を保護します。色々なニスがありますが、今回使用する水性ウレタンニスは、匂いもきつくなく、すぐ乾き、使った道具は水洗いもできるので、DIY初心者にもおすすめです。
ニスを塗る前に、すのこの表面を木目にそってサンドペーパーで軽く研磨し、すのこに塗っていきます。原液のまま塗装できるタイプのニスを選べば、水で薄める手間を減らすことができますよ。
一度にあまり厚く塗らず、塗ったら都度よく乾かして、2〜3回繰り返し塗ります。上塗りをする前には、軽くサンドペーパーをかけましょう。
今回使用するニスは、仕上がりがオシャレなつや消しタイプ。色付きのニスを使うことで、オシャレな色味になりますよ!
[point]
ニス塗りの作業は、直射日光が当たらない場所を選びましょう!
(2)すのこに木箱を取り付ける
ニスを塗ってよく乾かしたすのこに、木箱を取り付けます。下側部分に木箱を取り付けることで、2枚のすのこが安定して自立するようになります。
木箱の取り付けには、ネジを使用します。電動ドライバーがあれば、簡単に取り付けることができますよ。
(3)半分にカットしたすのこを取り付ける
すのこは、カゴと横幅を合わせて、あらかじめのこぎりでカットしておきましょう。その際、すのこを裏返して、定規と鉛筆を使って切る位置に線を引きます。裏面に印をつけることで、組み立てた時に見えなくなり、また、真っ直ぐきれいに切ることができます。
半分にカットしたすのこにも、忘れずにニスを塗りましょう。
半分にカットしたすのこは、(2)で組み立てた棚の真ん中に挟み入れ、ネジで止めます。
(4)すのこ上部にカゴを設置する
中央部に半分に切ったすのこを取り付けたら、最上部に結束バンドでカゴを取り付けます。
結束バンドはホームセンターや100円ショップなどで買うことができます。透明タイプのものや白色のものが一般的ですが、黒色の結束バンドなら、カゴの色に同化するので目立ちにくく、オシャレな雰囲気も保つことができます。
(5)サイドやカゴをお好みでカスタマイズして完成
組み立てた棚は、自分好みにカスタマイズすることが可能です。写真のように、側面にフックなどを取り付ければ、マグを引っ掛けて収納することができます。
真ん中のカゴに布をかぶせると、カトラリーや細かいアイテムも収納することができます。見た目もオシャレになって、実用性もアップするので一石二鳥です!
上部に鉄網を乗せれば、簡易的な調理台としても使えて、とっても便利です。
鉄網を使わない時は、棚のサイドに取り付けた金具に引っ掛けておけば、収納場所にも困りません。
■木材で作る簡単テーブル
~用意するもの~
・天板用の板 8枚(薄すぎないもの)
・脚用の角材 4本(ネジを2本以上打てる太さのもの)
・補強用の角材 3本
・L字板 4枚
・ストレートの金属プレート 2枚
・ネジ
・電動ドライバー(またはドライバー)
・ボンド
角材はホームセンターで切ってもらえる場合もありますが、自分でカットする場合は、鉛筆と定規を使って印をつけてから、のこぎりで切りましょう。
~作り方~
(1)天板の裏面を金属プレートで固定する
天板を4枚並べ、金属プレートを置いて固定します。最初からネジで固定すると、ネジを留めているうちに、歪んでしまう可能性があるので、まずは強力ボンドで、金属プレートと天板を接着してからネジを打ち込むのがおすすめです。
ネジを打ち込む時は、下に角材を置き、打ち込む部分を床から浮かせた状態にすると作業しやすいです。
(2)天板と脚を4箇所ネジで止める
天板を金属プレートとネジで固定したら、続いて、4本の脚を取り付けます。
(3)補強用の角材で、テーブルの脚を補強する
補強用の角材の両端に、L字板をネジで取り付けます。
L字板を取り付けた角材をネジ留めして、脚同士をつなぎます。こうすることで、テーブルの強度が増します
(4)補強用の木材の上に、板を並べて完成
補強した角材の上に、天板と同じ素材の板を並べます。並べる板は、テーブルの短辺と同じ長さでカットしておきましょう。板を並べることで、強度が増すと共に、ちょっとしたアイテムを収納するのにも便利です。
[point]
木材選びの際にオシャレな材質を選んでおけば、ニスを塗る必要はありません。
■まとめ
今回紹介したアウトドアグッズの作り方は、あくまで基本形。自分の好みにあわせて材木やニスの色を変えたり、パーツをカスタマイズしたりして、世界にひとつだけのアイテムを自宅でDIYしてみましょう!
そして、自作したアイテムは、ぜひキャンプに持参して使ってみてください。いつものキャンプが、普段よりもっと楽しく感じられるはずです!
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