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outdoor2020.10.06

秋にキャンプを楽しもう! 秋キャンプの魅力と快適に過ごすためのポイント

キャンプというと、夏やGWなどの大型連休の時期をイメージする方は多いかもしれませんが、実は秋もキャンプをするのにおすすめの時期です。しかし、秋キャンプを快適に楽しむためには、いくつか気をつけたいポイントもあります。
ここでは、秋キャンプにはどのような魅力があるのかを始め、快適に過ごすポイントや注意点をご紹介します。

 

【目次】

■秋キャンプの魅力

・涼しく快適に過ごせる

・キャンプ場が空いている

・秋の味覚や紅葉を楽しめる

・焚き火をするにも最適な気候

■秋キャンプを快適にするには寒さ対策が必須

・服装は長袖が基本

・防寒対策アイテムを活用する

・結露対策も必要

■秋キャンプの注意点

・日没が早い

・秋口は虫除け対策が必要

・焚き火をする際は火の粉にも注意

■快適に過ごせる秋キャンプへ出かけよう

 

■秋キャンプの魅力

秋キャンプの魅力

 

秋キャンプは、他の時期に行うキャンプとは違った楽しみ方ができるため、日頃からキャンプを楽しんでいる方はもちろん、キャンプ初心者の方にもおすすめです。秋キャンプが持つ魅力の一例をご紹介します。

 

・涼しく快適に過ごせる

秋は夏と異なり、日差しが強くありません。暑さも和らぎ、熱帯夜で寝苦しく体力を消耗してしまったり、熱中症になったりすることも少なく、快適に過ごすことができます。
適度に涼しい秋キャンプは本格的な暑さ、寒さ対策が不要で、夏や冬のキャンプに比べると必要な荷物も少なく済むため、キャンプ初心者の方でも始めやすいです。

また、気温が下がるため食材の管理が夏に比べて簡単な点も、キャンプの際に嬉しいポイントです。

 

・キャンプ場が空いている

GWや夏など、大型連休に重なる時期はキャンプ場も混雑していることが多いですが、秋は夏に比べると人が少ないので予約が取りやすく、広々とキャンプサイトを活用できます。
また、キャンプ料金をシーズンごとに変えているキャンプ場なら、繁忙期を過ぎた秋は料金が安めに設定されている場合があるため、お得にキャンプを楽しめる可能性もあります。

ゆったりと静かにキャンプを楽しみたい方は、秋を狙ってキャンプ場に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

・秋の味覚や紅葉を楽しめる

キノコ類やサツマイモ、栗など、秋は多くの食材が旬を迎えます。紅葉が美しい季節でもあるため、秋の味覚を使った料理を作ったり紅葉狩りを行ったりといった、秋ならではの楽しみ方が多彩です。

川下りやアスレチックなどのアクティビティを行いながら、秋しか見られない美しい景色を楽しむのも良いでしょう。

 

・焚き火をするにも最適な気候

キャンプの醍醐味といえる焚き火ですが、夏に行うのは暑く、冬だと寒すぎて外に出られないこともあるかもしれません。しかし、暑すぎず寒すぎない秋なら、焚き火も快適に楽しめます。

焚き火を囲んでのんびりとおしゃべりを楽しんだり、サツマイモなどを焚き火で焼いて食べたりするのも、秋キャンプならではの魅力といえるでしょう。

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■秋キャンプを快適にするには寒さ対策が必須

秋キャンプを快適にするには寒さ対策が必須

 

たくさんの魅力がある秋キャンプですが、日が暮れる夕方以降は一気に寒くなり、朝晩の寒暖差も大きいため、快適に過ごすためには寒さ対策が必要です。秋キャンプを快適にするためには、どのような寒さ対策を行えば良いのでしょうか。

 

・服装は長袖が基本

キャンプ場の標高によっては、秋口でも気温が10℃前後になることも考えられるため、暖かい服装をする必要があります。

秋キャンプの際は、シャツの上にジャケットを羽織るなど、気温に応じて簡単に調整できるようにしましょう。朝晩の寒暖差に備えて、重ね着ができる厚手の長袖と、保温性があり暖かいインナーも用意しておくのがおすすめです。
特に上着として羽織るジャケットは、雨が降った場合に備えてレインウェアとしても活用できるアイテムだと便利です。

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・防寒対策アイテムを活用する

冬ほどの対策は不要ですが、秋キャンプも防寒対策アイテムを活用しましょう。特に朝晩の冷え込みが激しいため、シュラフや湯たんぽ、カイロ、ブランケットやインナーマットといったアイテムで寝る際の寒さ対策を行うと、寒さで眠れないといったことを防げます。

シュラフには「何℃までなら使用できるか」を示す使用温度が記載されているので、キャンプ場の最低気温よりも少し余裕があるものを用意しておくと眠る際も快適です。秋口の場合は、春~秋までの3シーズンに対応しているシュラフを使って、寒さに応じて他のアイテムも活用するのも良いでしょう。

キャンプサイトによっては、コンセントが設置されていて電化製品が使える場合があるため、そのような場所では、電気カーペットなどの暖房器具で暖まることもできます。

 

・結露対策も必要

寒い時期はテントを閉め切り、テント内はカーペットなどで暖めるといったことも考えられます。しかし、通気性の悪いテントを使っていると、息に含まれる水分や汗が水蒸気となってテント内の湿度が上がります。暖かいテント内と外の温度差が大きくなることで、結露が発生してしまうのです。

結露を防ぐために、ベンチレーションやテントの出入り口を定期的に開けて換気を行うようにしましょう。また、テントよりも一回りほど小さいグランドシートを敷いて、地面からの湿気を防ぐことも、結露対策として有効です。
それでも結露が発生してしまった場合は、テントの生地が水分を吸収しないように、雑巾などでたたくように結露を拭き取るようにしましょう。

 

■秋キャンプの注意点

秋キャンプには、寒さ対策以外にも注意しておきたい点があります。快適にキャンプを行うためにも、季節ならではの注意点も確認しておくことが大切です。

 

・日没が早い

秋は日没時間が早く、日が沈み始めるとすぐに暗くなってしまいます。暗くなってからのテント設営は大変なので、明るいうちに設営や料理、ランタン、焚き火の準備などは済ませておくことをおすすめします。
キャンプ初心者でテントの設営に自信がない場合は、キャンプ場に早めに行き日没までに使える時間を増やすのも有効です。

 

・秋口は虫除け対策が必要

野外で活動することが多いキャンプの悩みの種に虫刺されがありますが、涼しくなり始める秋は、蚊やブヨ(ブユ)、アブといった虫が少なくなるため、虫刺されの心配も減ります。
ただし、虫がまったくいないわけではありません。蚊は気温が20℃前後になると活発に活動を始めるとされているので、キャンプ場の気温も踏まえて、虫除け対策はしておくことをおすすめします。

特にスズメバチは秋に活動することが多く、攻撃性も増していて危険です。スズメバチが反応する黒い服は避けるなどの対策をして、万が一スズメバチを見つけた場合は騒がずにその場を離れるようにしましょう。

 

・焚き火をする際は火の粉にも注意

焚き火を楽しむ際は、火の粉に注意しなければいけません。化学繊維で作られたウェアやチェア、テント、タープなどは、焚き火の火の粉で穴が開いてしまうため、風向きを考えながらテントやタープから離れたところに焚き火台をセットする、難燃素材のブランケットを活用するといった対策が必要です。

またテントやタープは、コットンやポリコットンと呼ばれる素材でできたものを持っていくのもおすすめです。コットンやポリコットンは難燃素材で火の粉に強く、吸湿性が高いため結露対策にもなります。

 

■快適に過ごせる秋キャンプへ出かけよう

秋キャンプは、気温が高くなく人も少ないため快適に過ごせる、多くの楽しみ方ができるなど、たくさんの魅力があります。暑さ対策が必要な夏や、本格的な防寒アイテムが必要な冬に比べると荷物も少なくて済むため、初心者でも比較的行いやすい点も見逃せません。

しかし、キャンプ場によっては朝晩の寒暖差などがあり冷え込むこともあるので、寒さ対策そのものは重要です。寒さ対策を万全に行い、快適な秋キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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