熟成兄弟プレゼンツ『熟成肉×テントサウナ』~アウトドアで最高の贅沢「究極のサウナ飯」を味わう~
「コロナ禍」の影響によりさまざまな娯楽が制限を受けるなか、「サウナ」が空前の大ブームを引き起こしている。「サウナ―」と呼ばれるサウナ愛好家の増加とともに、各地にさまざまなスタイルのサウナが誕生。最近では、都会の喧騒から離れ、自然に囲まれながら楽しむ「テントサウナ」も注目を集めている。
今回は、「熟成肉を使った究極のサウナ飯」を提供している熟成兄弟のお二人に、アウトドア環境でのサウナの楽しみ方や、ととのった状態で味わう究極の熟成肉を体験レポートでお届けします。
(※感染対策を施した上で、撮影時のみマスクを外しています)
「屋外でもサウナを楽しみたい」近年のアウトドアブームとともに、最高のロケーション、自然環境のなかで、心身を整えることができるテントサウナを体験します。
一般的には、耐火素材で作られたテントの内部に、薪ストーブを設置して行われるテントサウナ。非日常的な環境でプライベートな空間を楽しめる贅沢さや、開放感。そして公共のサウナでは禁止されていることが多い「ロウリュウ」を楽しむことができる点などが、その魅力と言えるだろう。
換気環境の整ったテント内に薪ストーブを設置し、その上にサウナストーンを並べる。ストーブの熱を籠らせ、最適なサウナ環境を作るためには、石は欠かせないアイテムだ。
サウナストーンを置き終えたら、ストーブに薪を入れていく。薪の量によって、テント内の温度や湿度を調整することが可能だ。
薪に火をつけ、十分な換気を行いながらテント内が高温になるのを待つ。
サウナストーンにアロマ水をかけ、蒸気を発生させる「ロウリュウ」を楽しむ。サウナ発祥の地、フィンランドで楽しまれているこの手法は、テント内の温度を一気に上昇させ、発汗を促す効果があるという。
今回、熟成兄弟が調理するのは、30日間専用熟成庫でじっくりと熟成させたという熟成身肉のステーキ(真ん中)と、豚ウデ肉の粗挽きと豚脂が主原料の激辛チョリソー。中毒性のある旨味と辛味が堪能できる逸品だ。
サウナの魅力の一つが、サウナ後に食べる「サウナ飯」(通称サ飯)だ。汗をかいた後の身体は、塩味に敏感になる傾向があり、その分食事が美味しく感じられることが背景にあると言われている。
今回は、熟成兄弟のお二人に、「サウナ後の身体に合わせた究極のサウナ飯」と題して、こだわりのメニューを紹介していただいた。
サウナで温まっている間に、調理を始める熟成兄弟のお二人。一番美味しいタイミングで食べてもらうように、焼き上がりまでの時間を緻密に計算しながら調理を進める姿が印象的だった。
チョリソーを調理する様子。カイエンペッパー、チリパウダー、唐辛子などが含まれた「激辛」な味が楽しめるチョリソーは、大きめのサイズで作られ、既に加熱調理済み。フランクフルトサイズで、アウトドア初心者にも調理しやすいような工夫が施されているという。
温度を確認しながら、熟成赤身牛を丹念に調理する。サウナでの交流や気持ちが“無”になる時間を経たタイミングは、「素材の味が楽しめる最も良い瞬間」だとYUTA氏は語る。
サウナで限界まで熱くなった身体は、川に飛び込んで冷やす。自然の中で行うテントサウナの最大の醍醐味といっても良いだろう。
焼き上がった赤身牛をカットし、スペイン産の塩をまぶす。サウナ後に食べてもらうことを想定し、濃い味付けになるように工夫が施されているそうだ。
川から上がると、赤身牛を荒々しく食す至福の瞬間が待っている。
チョリソーはパンに挟み、ホットドックにして食す。
パンに挟んだチョリソーを食す。サウナ後の身体で噛み締める辛さは、「格別」という言葉がピッタリだ。
続けて登場したのは、「端肉によって作られた」というビーフ100%のサラミ。通常はハンバーグに使われることが多いというビーフ端肉を40日間発酵熟成したというサラミは、独特の酸味が特徴的だ。
ノンアルドリンクとして発酵ジンジャーエールがサウナ後の渇きを潤す。万能食材の生姜をベースに、ルイボスやカモミールなどハーブを配合。そこに、「ゆこう」でさわやかな酸味をプラス。仕上げの醗酵黒はちみつでこっくりとした味わい深さを追求。熟成と発酵のハーモニー。こちらは柴沼醤油醸造(茨城県)さんから販売されています。
続いて、テキーラベースにライムを絞ってアガベシロップと合わせた熟成兄弟のシグネチャーカクテル「マルガリータ」が登場。生のライムを丁寧に絞った濃厚な味が魅力のカクテルを、スノースタイルという縁に塩をまぶしたグラスに注ぐ(サウナ後、十分に水分補給したのち、体調に考慮した上で美味しく乾杯しました)。
塩味のある濃厚なカクテルと、サラミとの相性も抜群だ。
都会の喧騒を離れ、グラス片手に交流を深めるひとときは、かけがえのない瞬間に他ならない。
(※感染対策を施した上で、撮影時のみマスクを外しています)
自然の中でのリラックスした時間を締め括るホットコーヒー。研ぎ澄まされた味覚によって、コクの深みや香りを感じられることだろう。
結成当初から、「人が集まる肉をつくる」をテーマに活動していたという熟成兄弟。
現在は、長期乾燥熟成肉(ドライエイジングビーフ)作りや販売事業のほか、熟成体験を通じて大切な時間を共有できる「出張サービス」にも力を入れている。
アウトドアやサウナブームの到来も追い風に、活躍の場を広げている熟成兄弟のお二人は、「心と身体の状態を整えるサウナと、『究極のサウナ飯』でもある熟成肉を掛け合わせることで、勇気や元気の出る場所を提供し、明日を生きる活力を生み出していきたい」と、今後の抱負を語った。
熟成兄弟プロフィール:
YUTA 1985年生まれ。奈良県北葛城郡王寺町出身。
一浪を経て大阪大学へ入学するも、理系は向いていないことを悟り中退。英語力ゼロ状態でアメリカ留学を決意。UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)を卒業。
2011年太陽工業(株)に営業として入社。定温資材(小口配達用の保冷ボックス、氷温熟成、雪室)の部署で仕入れから営業(新規開拓と既存ルート営業)までの業務を学ぶ。バンコクに3年駐在し、海外新規開拓営業を行う。TAKASHIと出会う。
TAKASHI 1984年生まれ。神奈川県横浜市出身
尚美大学卒業後、雑誌編集者を志すもエントリーシートの時点で全て撃沈。バイト先メンターの「ITバブルに乗っかれ」とのアドバイスを真に受けて、IT系上場企業へ入社。プログラマーと営業を3年経験し、中国大連へブリッジSEとして3年駐在。その後、現地営業責任者としてバンコクで6年駐在し、事業所の立ち上げを経験。また立ち上げ3年で単年度黒字化を達成。YUTAと出会う。
熟成兄弟のインスタグラム
URL: https://www.instagram.com/jukuseikyodai/
熟成兄弟ホームページ:
URL: https://jukuseikyodai.com
SOCIAL GOOD ROASTERS千代田
◆撮影に協力いただいた、メンバー
サウナ歴35年/プロサウナー
熱波師B資格・ウェルネスアドバイザー
トウキョウサウナ番長
(経営者) ※名前非公開
サウナスパ管理士
プロフェッショナルマネージャー
tomo (フードディレクター) ※トモさん
surfトライアスロンサウナー
サウナギアバイヤー
ヤッサん(元商社マン) 安田さん
スケートボードデザイナー
カブcamp&サウナ
wada君
サウナ初心者
クリエイティブDR
コバさん
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